美学生インタビューInterview
念願のミスコンに出場!自身の辛い経験から同じ状況の人を救いたい
ミス東大コンテストに出場しようと思った理由を教えてください。
ミスコン活動を通して知名度を高め、発信力をつけることで、私自身が長年抱いていた「より多くの人の身体的・精神的な健康に救いの手を差し伸べ、健康のために不条理に搾取されることがない未来に貢献する」という夢を実現したいと考えたからです。
その夢についてもう少し詳しく教えてください。
私は発育が他の人より早く、小学5年の時から身長が変わっていなくて、中学生の頃には周りと比較して自分は太っているなと感じていたんです。その当時は周りの声やBMIなどの美的基準にとらわれていて、「痩せなければ!」とダイエットに励んだ結果、拒食症になってしまったり、その反動でリバウンドして逆に太ってしまったりと身体的にも精神的にもかなり不健康な状態でした。
このような状況に陥る原因の一つとして、SNSの影響も大きいのではないかと感じています。過剰な投稿や広告、誹謗中傷など、「SNSは恐ろしい」と痛感しています。他人を傷つけるコメントはしない、他人と比べない、キラキラして見えるものに安易に手を出そうとしない……これらは当たり前のようで意外と難しいことだと思います。私自身も好奇心がとても強いので、ついついSNSを見すぎて影響を受けてしまうことがありました。
大学生になって周りの人にこの話をすると、私以外にも同じような経験をしている子が何人もいると知りました。自分磨きで辛い経験をした私だからこそ、同じ状況で悩んでいる人の手助けになるようなことを発信できるんじゃないかと思ったんです。
ミスコンには以前から興味があったんですか?
とてもありました!中学生の頃から可愛くなりたいという思いが強くて、女子高生ミスコンや大学ミスコンなど、自分にとって比較的身近に感じられる方たちを目標にさせてもらっていました。ミス東大でいうと、2018年度グランプリの西村若奈さん、2018年準グランプリの佐野来実さん、2020年度グランプリの神谷明采さんなどに憧れていて、SNSは常にチェックしています!
同じアイドルコピーダンスサークルに所属している憧れの先輩である月島かなさんが昨年ミス東大に出場されている姿を見たのが、自分も挑戦しようと思う一番きっかけになりました。
ファイナリストに選ばれた時どんな気持ちでしたか?
出場するかかなり悩みました。というのも、就職活動に向けた腕試し的な気持ちもあって応募したんです。まさかファイナリストに選んでもらえるなんて思っていなかったので最初は戸惑いましたが、今年ファイナリストに選んでいただけたのも何かの縁かなと思い、出場することに決めました!
実際に活動してみてどうですか?
ミスコンに対してすごく憧れがあったので、ファイナリストのみんなとの撮影など楽しいことも多いのですが、想像していた以上に辛いことが多いなと感じています。誹謗中傷もある程度想定はしていたのですが、いざ送られてくるとすごく悲観的になってしまい、改めてSNSは恐ろしいなと思いました。
あと、ミスコン活動を通して、私は表舞台には向いてないんだろうなというのを薄々感じるようになりました。表舞台で活躍している方は、関わる人や他人からどう見られるかなど多くのことに気を遣っているのに対して、私はまだまだなので見習わないといけないなと反省しています。
ミスコン活動の中で一番力を入れていることは何ですか?
インスタグラムでの写真の投稿や発信の仕方に力を入れています!ただ単に可愛い写真を投稿するのではなく、自分の思いを伝えることを大切にしています。「昔、美容や勉強に関してすごく悩んでいたけれど、努力し続けた」という発信をした時に、同じような悩みを抱えている高校生のフォロワーさんから「勇気をもらいました!」というメッセージをいただいた時はとても嬉しかったです!
また、より魅力的な発信ができるように、インフルエンサーの方や他大学のミスコンファイナリストの方のアカウントを見て、写真の撮られ方や投稿の工夫を研究しています!
写真を撮影してもらうとき、どんなことを工夫していますか?
涙袋のメイクは絶対に欠かせません!私は目が小さいことがコンプレックスだったので、涙袋の影のつけ方や涙袋全体をピンク色にするなど、目を大きく見せるためのメイク方法にはとてもこだわっています。
YouTuberのRちゃんや五彩緋夏ちゃんをずっと推していて、鼻にたくさんコンシーラーを塗って影消す方法や地雷ラインなどのメイク方法もその方々のYouTube動画を見て習得しました。
フィナーレに向けて意気込みを聞かせてください。
「やるからには最後まできちんとやり遂げたい!」「正々堂々とやっていきたい!」という気持ちが強いです。最後まで自分にできる最大限の力で頑張るので、応援よろしくお願いします!
東大娘に所属したくて東大を受験!ダンス初心者ながら練習に励んでいます
アイドルコピーダンスサークルに所属しているんですね!
「東大娘。」というサークルに大学1年生の時から所属しています!
東大娘は1学年6人ぐらいで人数の多いサークルではないのですが、同じ高校の先輩が何人か所属していたんです。私が高校生の時に、当時東大娘に所属していた4つ上の先輩が母校訪問に来てくださったことがきっかけで興味を持つようになりました。
そこから、「東大娘に入りたいから東大に入学したい!」と強く思うようになり、先輩がインスタグラムで投稿していた東大娘の動画をモチベーションに受験勉強を頑張っていました(笑)
もともとアイドルは好きだったんですか?
大好きです!色々なグループの曲を聴くのですが、特に=LOVEが好きで実際に踊ったこともあります!ダンスがとても難しくて苦労しましたね。あとは、CYNHNやモノクローンなど、メジャーではないアイドルも好きで推しています!来年はCYNHNの曲も踊れたらなと思っています!
東大娘で活動してきた中で、特に印象に残っていることは何ですか?
2年生の駒場祭で披露したモノクローンの『最終最高最大音量』という曲で初めて責任者を務めたことです。私自身ダンス初心者できちんと踊れていない中、みんなに振り付けを教えるのは本当に大変でした(笑)教え方も分からないし、練習に行くのがすごく嫌な時もあったんですけど、今となっては責任者をして良かったと思っています。
初心者でダンスを踊るのはすごいですね!上達させるためにどのような練習をしているんですか?
自分が踊っている動画を分析をしながら練習しています。私はもともと恥ずかしがり屋で、動きが小さくなってしまったり、目線が下がってしまっていたんです。それに気づいてからは、思い切って動きを大きくしてみたり、前を見ることを意識することで、自信を持って踊っているように見えるようになりました!
難しくて辞めたいなと思ったことはありませんか?
絶対に辞めたくないという強い気持ちがあります!毎年駒場祭で、引退する4年生に向けた下級生からのサプライズステージのようなものがあるんです。サプライズステージでは、花束渡したり、4年生へメッセージを送ったりするのですが、このステージにすごく憧れがあって自分も絶対に出演したいんです!(笑)
あと、4年生全員が五月祭で、新入生に対して自分達が1年生の時に4年生の先輩方から教わった曲を教えるという伝統があるのですが、これをするまでは辞められません!(笑)
最後に、東大娘の魅力を教えてください!
何よりも東大娘というコミュニティがとても素晴らしいと思っています!アイドルが好きな女の子が、アイドルの真似事にはなるけれど、全力でステージを作ったり、4年生が1年生に曲を教える伝統があったりと温かいコミュニティで、本当に入って良かったなと感じています。
あと、東大娘は今年の10月に初めてUNIDOLという全国の女子大生のアイドルコピーダンスサークルの大会に出場して、「ベストドレッサー賞」をいただくことができたんです!
この大会で他大学のサークルのレベルや熱量を実感することができたので、次回の12月の大会では前回よりも一つでも上の順位を取れるように、ダンスの練習や衣装の制作にさらに力を入れたいと気合いが入っています!(笑)
美学生プロフィールProfile
石垣 心 (いしがきこころ) 東京大学 工学部都市工学科3年生
>お仕事を依頼する- 生年月日
- 2003年6月11日
- 出身地
- 大阪府
- 憧れの人
- ジャンヌ・ダルク
- チャームポイント
- 丸顔
- 性格を一言で表すと?
- 好奇心旺盛
- 異性を落とすコツは?
- 徹底的に相手の分析(?)
- 主な活動
- ミス東大コンテスト2024ファイナリスト(Entry No.2) / アイドルコピーダンスサーク東大娘。
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