美学生インタビューInterview
批判や賛成、自分の軸をしっかり持った人でありたいです!
ミス東大コンテストに出場しようと思ったきっかけを教えてください。
知り合いの先輩がミス東大に出ていて、その後メディアで活躍していているのを見て自分もこうなりたいと思いました。将来的に社会問題とかをメディアで語れるような人になりたいので、ミス東大はそのきっかけとしてすごく魅力的だなと思いました。
出場が決まった時、周りの人の反応はどうでしたか?
実は、初めは家族に反対されていたんですよ。というのも、もし思うような結果が出なくて自分の自信を無くすくらいなら、そんなしんどいことしなくていいんじゃないの?って応募する段階で言われたんです。でも、結局応募して、受かった報告をした時はすごく嬉しそうにしてたので良かったです。
実際にミスコンの活動に取り組んでみてどうですか?
これがミスコンか!って思いながら毎日頑張っています(笑)自分の中では、Twitterでの発言をこだわっていて、わりと素を出して話しつつ、ちょっとした知恵とか自分の考えとかを投票のお願いと共に発言するようにしています。
東大入学式の写真🌸
高校、大学ともに推薦入試で進学し、大学院で、私には雲の上だった東大に合格。一度も偏差値で勝負したことはないし、偏差値やセンターの得点は見てないです😥学歴ロンダやし、東大では学力底辺だろうけど、関心ある分野で日本最高学府に通えるのは嬉しい!継続は力なり🔥 pic.twitter.com/vhvmyyelVD— ミス東大No.2 安藤令奈 (@misstodai_22_02) July 22, 2022
毎日考えるのは大変じゃないですか?
すごく考えていますね(笑)電車の中で今日は何を投稿しようって考えていたらいつの間にか駅に着いて、結局何も思いつかなかったということもよくあります。でも、パっと思いつくこともあるので、結局そこまで深くは考えてないかもしれないです(笑)
発信することの難しさや不安を感じたりはしないですか?
あんまり感じないです。よく友達から「自分の名前や顔を出している状態で、これはいい・これは悪いって発言できるのはすごい。」って言われるんです。でも、私からしたらむしろ野球で「私は巨人ファンです!」っていう方が、阪神ファンから叩かれないかなって不安になります(笑)私はこう考えてるんだからいいじゃんくらいのテンションです。
2年前にミス東大に出場していた根本朱里さんが、「何もしないで他の人たちと同じようなことをして終わるよりは、違うことをやって批判されてアンチが来たとしても爪痕残せた方が良くない?」と言っていて、それに共感したので私も気にせず発信していますね。
近年、ミスコンに対するルッキズムの問題が話題になっていますが、それについてどう思いますか?
考えれば考えるほど難しい問題だとは思うんですけど、結局見ている側がどういう風に見て、出ている側がどういう風に出ているのかが重要かなと思います。
見ている人が「美しい人は良くて、美しくない人はダメ」っていう見方をしているのであれば、それは良くないと思うしルッキズムだと思います。でも、見ている人が、「美しい人も美しくない人もいいよね。でも、自分はこの人の美しさが好きだから見るよ。」っていう考えだったら全然いいんじゃないかなと思います。何を美しいと感じるかも人それぞれな部分はありますしね。
出ている側もミスコンという限られた人しか立てない土俵に立って、それをやり切って、また今度はそれを糧にして、アナウンサーとか芸能界とか新たな道を切り拓く。その過程に意味があると思っています。
では、安藤さん自身はどういうファイナリストでありたいと思いますか?
批判とか賛成とか、自分の軸をしっかり持った人でありたいなと思います。それに加えて最近、ユーモアとか可愛さとかあざとさとかってすごく大事なんだなっていうのを思うようになりました。もともとそういうのって別に必要じゃないんじゃないかって思っていたんですけど、やっぱりただ正論を述べてるだけじゃ誰も聞いてくれない。それに加えて、可愛さとか、言い方が面白いとか、そういうことが大事なんだなって思って取り入れるようになりました。
フィナーレに向けて意気込みを聞かせてください!
最後まで明るく元気にやり抜くので、応援よろしくお願いします!
高校時代、空手のインターハイに出場しました
現在、大学院に通っているということですが、毎日どのような生活を送っているんですか?
1年生ということもあって、授業は週に11コマくらいあります。なので、午前中から学校に行って、夕方からは趣味である合気道をしてっていう毎日です。大学院では臨床心理士の資格を取るために心理学の勉強をしています。修士論文では、労働者をテーマにうつ病とその予防について書けたらと思っています。
合気道をやっているんですね!
大学に入ってから始めたので今、6年目です。それまでは小学1年生から空手をやっていました。
空手を始めたきっかけは何だったんですか?
自分の身は自分で守れる人になりなさい、っておじいちゃんに地元の道場に連れていかれたのがきっかけです(笑) 練習は毎日、一日2時間やっていて、大変だったんですけど結果的に高校3年生の時にインターハイに出場することができました!
インターハイに出場するなんてすごいです!
高校に入った時に辞める気満々だったんですけど、友達が一緒に頑張ろうよって言ってくれたんです。それに、空手が好きで生活の一部みたいになっていたので続けることにしました。
空手の醍醐味は何ですか?
私は型の選手だったのですが、完成がなく、終わりがないところが好きです。型って正解はあるんですけど、それになかなか到達できないんですよ。技のスピードだったり、キレの良さだったり、力強さだったり。ゴールに到達したと思っても次のゴールがまたできるみたいな感覚で、「己に勝つ」って毎日自分に唱えて、ひたすら練習していました。
大学に入って合気道を始めたのはどうしてですか?
単純にインターハイで燃え尽きたんです。大学に入ってからも何か武道はやりたいなと思っていた中で、偶然出会ったのが合気道でした。合気道は動き自体は組手みたいな激しい動きをするんですけど、私の流派は競技をしないので他人と競わずに自分で突き詰めていくみたいなところに惹かれました。
合気道ならではの魅力はありますか?
合気道はヨガみたいに自然と一体になるみたいなイメージを持っているんです。例えば、合気道は2人でやるんですけど、投げる型があったときにもっと滑らかに投げれる練習や、受け身を綺麗に受ける練習をします。
空手をやっていた頃はひたすら自分に克って感じでしたけど、合気道は勝負みたいなのがなくて新鮮味を持って楽しめています。一生続けたいですし、将来的には教える側にもなれたらいいなと思いますね