美学生インタビューInterview
グランプリは通過点!この経験を未来に繋げたい!
現在、フレッシュキャンパスコンテスト2019(全国の新入生を対象としたミスコンテスト。以下、フレキャン)に参加中の中川さん。出場のきっかけは?
将来の夢のために、自分のことをたくさんの人に知ってもらう機会になると思ったからです!
私はいつかファッションと音楽の仕事がしたいと思っています。そのときに何も経歴がない状態よりも、少しでも自分のことを知っている人が多い方が良いと思いました。それで、一つのステップとしてフレキャンに挑戦したんです。
もともとはミスコンなんて全く意識してなかったんですよ。でも、入学式でミス青山への出場を誘われたことで少し興味が湧いてきて、その後、友達に後押しもあってチャレンジしてみるのもアリかなと思うようになったんです。
まだ1年生なので大学のミスコンはとりあえず様子を見て、今年はフレキャンにエントリーしました。
フレキャンのファイナリストとしてどんな活動をしてるんですか?
SNSでの発信やSHOWROOMでのライブ配信が主な活動です。高校の時からSNSはよく利用していたし、インスタライブも友達としていたので割とスムーズに活動できているのかなと思います。
ただ、審査項目の一つである「mysta(マイスタ)」というアプリでの活動が難しいですね。自分で動画を撮影・編集して配信するんですが、編集は本当に初めてで……。内容も自由だし、どんな動画にするのかも自分次第なので手探りでやっています。2分間の動画なので、単調にならないように試行錯誤しているところです。
こんなことを発信したい!と思うことはありますか?
ファッションについて発信したいです!高校生の時からファッション誌の読者モデルをやりたいと思っていたし、自分のファッションについて発信するのが好きなんです。
フレキャンを始めてからも、Instagramで自分の私服を載せたときにかなり反響があって!高校生の子たちが「マネしたい!」って言ってくれました。そういう声を聞くと、より一層ファッションの仕事がしたいなと思います。
他の候補者さんに比べると、私のフォロワーさんは年齢層が低めなんです。高校生もたくさん見てくれているので、後輩世代に向けても発信していきたいですね!
活動を始める前後で、中川さん自身に変化はありましたか?
将来について、もっと視野を広げて考えるようになりました。
というのも、フレキャンで想像以上にたくさんのことにチャレンジできたんです。普段のSNSの発信も新鮮ですが、雑誌の撮影に参加したりテレビ局でのイベントに参加したり……。フレキャンを通してしかできない経験をたくさんさせてもらってます。
それだけではなくて、私のことを知ってくれた人から素敵なお誘いをいただくこともありました。有名な美容師さんからサロンモデルの依頼を受けたり、青学の大学祭で開催されるファッションショーのモデルをやらないかと声をかけていただいたり。とっても刺激的で世界がグンと広がりました。
正直、エントリーした当初は「すぐ脱落しちゃうだろうな~」くらいの意識でした。でも、セミファイナルまで進出できて、やるからには1位を目指したいと思っています。
意気込みを聞かせてください!
グランプリももちろん獲りたいですが、それも私にとっては通過点だと思っています。だからコンテスト終了後にも良い影響を与えるようなことをしていきたいです。
そのために、まずはSNSのフォロワーを増やして、私を知ってもらう機会をもっと作りたいですね。ミスコンを毎年応援している人だけではなくて、高校生や幅広い年代の人の目に触れるようにしたいです。少しでも私のことをいいなと思ってくれる人を増やせるように頑張ります!
「自分の好きなファッションに自信を持って!」
「いつかファッションと音楽の仕事がしたい」と言っていましたが、どんな仕事をしたいんですか?
具体的には決まっていませんが、憧れのイメージはガールズバンド・SILENT SIREN(サイレントサイレン)です!
バンドとしても人気がありながら、それぞれのメンバーがモデルなどの活動をしているんです。年齢問わずファンが多くて、みんなの憧れの的で。バンド好きにもファッション好きにとっても目が離せません!私もあんな風に幅広く音楽やファッションについて発信したいです。
ファッションの分野だと、こんなことをしたいと考えていることはありますか?
今はファッション誌の読者モデルに挑戦したいです。将来的にはたくさんの人が自分の好きなファッションを楽しめるきっかけを作ることがしたいと思っています。
何故、そう思うようになったんですか?
高校生の時、SNSに自分の私服を載せて良い反応がたくさんもらえたことがあったんです。
私自身、バンドをやっていたこともあってボーイッシュなファッションが好きなんです。ダボっとした服やスタッズ付きの小物など、決して女の子らしくない格好をよくしていました。
でも、自分にとってはそれが少しコンプレックスでもあって……。同性からも異性からもウケが悪いんだろうなと思ってたんです。「この格好どうなんだろう……」と自分のファッションに全く自信がありませんでした。
そんな時に、クラスメイトが「紅葉のファッション好き!」と言ってくれたことがあって。思い切ってInstagramに私服の写真を投稿したら、「似合ってる!」「可愛い!」って反響があったんです。ビックリしたし、「私、このままでいいんだ」と思えるようになりましたね。
自分のファッションを肯定できるようになったんですね。
発信したからこそ、自分に自信を付けることができるようになりました。
私みたいに、自分のファッションについて迷子になっている人は多いと思うんです。女の子だから女の子っぽくしなきゃと思い込んでいたり、自分のキャラと合わせた格好をしなきゃと決めつけてしまっていたり。そういった人たちに、「そんなことしなくて大丈夫だよ」って発信したいです。
将来的には自分のファッションに自信が持てない人たちのロールモデルになれたらいいですね。今日は女の子っぽい格好で来てしまいましたが(笑)、普段のファッションもぜひSNSでチェックしてみてください。
力強くバチバチ叩くのが快感!
バンドをやっていたんですね?
今も大学の軽音楽部でドラムを叩いています!
実を言うと、青学に入ろうと思ったのはバンドを真面目にやりたかったからなんです。青学は、サザンオールスターズや[ALEXANDROS](アレキサンドロス)の出身校でもあって、軽音楽部の活動が盛んなんです。
私はアレキサンドロスを見てバンドに本気で打ち込もうと思ったので、そこでも興味が湧いて。大学卒業後も絶対に音楽活動をしたいので、何かきっかけができるかも知れないと思って青学に決めました。
いつからバンドをやっているんですか?
中学生の時に軽音楽部に入って、高校・大学と続けています。もともと小学生の時からドラムを習っていて、音楽が大好きになりました。テレビでドラムを叩いている人にただ憧れて始めましたが、こんなにハマってしまって自分でも驚きです(笑)
ドラムをやっていて、どんな時に楽しいと感じますか?
ライブでドラムのソロパートをやっていると、すごく爽快なんですよね!
というのも、ドラムってバンドの中でたぶん一番体力を使うのに、一番目立たないんですよ(笑)ライブ中に撮ってもらった写真に写っていないこともあって、普段は陰で支えることが多いんです。だからドラムの見せ場があると、「今すごく叩いてるな……!」って実感します。
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あと、ハードロックが好きなので激しい曲を演奏している時は楽しいですね。この前のライブでは、見に来てくれた人が私のドラムを「男の子が叩いてると思った!」と言ってくれて!嬉しかったし、やっぱり力強くバチバチ叩くのが好きだなと再確認しました(笑)
これからのバンド活動でやりたいことはありますか?
オリジナルの曲を作りたいです!高校の時はみんなで作詞作曲をすることもあったんですが、今は有名な曲をコピーすることが多いので。自分の伝えたいことを歌詞に書いて、どんどん出していきたいです。
伝えたいことがたくさんあるんですね。
私自身、音楽に救われたことが何度もあるんです。中学・高校時代に人間関係や色々な悩みがあって苦しかった時に、アレキサンドロスなどの曲を聴いて元気づけられてきました。
気持ちを明るくすることができるなんて、音楽って最高じゃないですか。今度は私がみんなにパワーを与えられる立場になりたいです。