2024.01.13

高橋優乃(青山学院大学)「踊ることが大好き!バレエ歴16年の学生キャスター」

竹田 聖彩名古屋大学3年生

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リボン

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美学生インタビューInterview

“白鳥”を演じる難しさ

これまでの人生で力を入れて取り組んできたことを教えてください。

3歳の時から続けているバレエです。ちょうど昨日も発表会があったばかりです。

3歳から!すごく長く続けているんですね。辞めたいと思ったことはないんですか?

小学校高学年くらいからコンクールに出るようになって、そうするとどうしても順位を意識してしまうので純粋にバレエを楽しめなくなった時期もありました。

 

でも、何故か他の習い事と違ってバレエに関しては続けようっていう気持ちがどこかに必ずありましたね。 やっぱり単純に踊ることが好きなんだと思います。特に発表会に向けてみんなで力を合わせて一つの作品を作り上げるのが大好きなんです。

発表会はどれくらい前から練習をするんですか?

半年くらいです。先生から役を頂いて、振り付けを渡されて、そこからはもうひたすら練習あるのみです。

 

レッスンは毎回約2時間、そのあとに発表会の練習があって、長いときで一日4、5時間くらい踊ります。

レッスンと練習は別なんですか?

そうです。急に身体を動かすと痛めてしまうので最初に必ず準備運動をします。バーを使ったストレッチや、プリエと呼ばれる膝の曲げ伸ばしなどゆっくりとした動作から始まって、だんだんとジャンプや回転など激しい動きをやっていきます。

 

そうしてレッスンが終わった頃には身体が温まってきて、良いパフォーマンスを発揮できる状態で練習に入るのが基本です。

念入りな準備があるんですね。これまでで特に思い出に残っている発表会や作品はありますか?

たくさんあるんですけど、やっぱり小さい頃よりも年齢を重ねてからの発表会の方が思い出深いです。それこそ昨日の発表会でやった『白鳥の湖』は印象に残っています。私は白鳥を演じました。

『白鳥の湖』、題名は知っているのですがどんなストーリーなんでしょうか?

王子が湖のほとりで一人の娘オデットに恋をします。でも、その娘は悪魔の仕業によって、昼間は白鳥になり、夜だけ人間の姿に戻る呪いをかけられていたんです。呪いを解く方法はただ一つ、王子と永遠の愛を誓うこと。

 

ところが、悪魔がオデットに瓜二つのオディールを王子に差し向け、騙された王子はオディールとの結婚を誓ってしまいます。作品の結末はいくつかのパターンがあるのですが、私が発表会で踊った『白鳥の湖』では悲しみに暮れたオデットが死んでしまうというラストでした……。

バッドエンドなんですね。演じる上で難しかったことはありますか?

人間ではなく白鳥の役なので手の使い方や複雑な恋心の表現に苦労しました。他のバレエダンサーの方の踊りを見て勉強させてもらったり、羽の動きを習得するために本物の白鳥が動いている様子を動画で見て真似たりもしました。

 

難しいのが、バレエってスポーツと違って点数や勝ち負けがない、芸術的な要素の強いものなので、どんなに練習をやり込んでも自分の中で満足できないんです。100点満点がないので一番上まで達することができないというか……舞台で表現できたものがすべてなんですよね。そこが魅力でもあると思います。

これまで何度も舞台に立ってきたかと思いますが、本番は今でも緊張しますか?

舞台袖では毎回緊張します。でも、何故か舞台に立つと楽しさが勝って、踊っている間は本当に気持ちが良くて、緊張してたことを忘れてしまうくらいなんです!

 

自分自身が楽しむことが何よりも大切だなって思うし、楽しく踊るからこそお客様に届けられるものがあるなと感じます。

バレエを通して得られたものはありますか?

“2つの姿勢”を身につけることができたなと思います。一つは、身体の姿勢の良さ。例えば学校で授業を受けているときも「いつも姿勢がいいよね。」ってよく周りから褒められるんです。姿勢が良いと好印象に見られるので得ですよね。

 

もう一つは、物事に向き合う姿勢。小さい頃から一つのことに集中して取り組むことをバレエを通して学んできて、それが自分の中に染み付いています。これは人生のどんな場面でも活きる、バレエが私に与えてくれた宝物です!

きっかけは街頭インタビューでした

高橋さんは現在、学生キャスターとして活動しているそうですね。

はい。大学1年の9月からセント・フォースsproutに所属して活動しています。事務所には自分から応募しました。

きっかけは何だったのでしょうか?

小学4年生の12月に長崎の商店街でNBC長崎放送のアナウンサーの方から声をかけられてインタビューを受けたことがあったんです。アナウンサーという仕事を初めて間近で見た出来事でした。「今年一年はどんな年だったか」というテーマの取材だったのですが、まだ幼くて緊張で顔が真っ赤になっている私が答えやすいように、アナウンサーの方がさまざまな方面から質問してくださったのを今でも覚えています。

 

将来を考え始めた高校3年生の時、小さい頃から憧れであったアナウンサーを自分の目標として考えるようになりました。そこで学生の内から自分が成長できるような経験をしたいと思い、今の事務所に所属することに決めました。

これまで出演した番組で印象に残っているものはありますか?

『めざましテレビ』の 「まいにちランキング」というお役立ち情報を紹介するコーナーに出演したことです。

 

私はホットサンドメーカーとトラベルグッズについてリポートしたのですが、こういった経験は初めてだったので、カメラに向かって喋ることも最初は慣れませんでした。目の前にいる友達に向かって「これ美味しいね!」って話すのとはまったく違うじゃないですか。相手の表情が見えない中で語りかける難しさを感じました。

 

また、こういったコメントをしてくださいという台本が用意されているんですけど、そのセリフのまま話すと緊張も相まって棒読みっぽく聞こえてしまうんですよね。だから、“大体こういうことを言う”ということだけは頭の中に入れておきながら、なるべく自分の言葉に置き換えて柔らかい表現になるように意識しました。

スタッフさんから何かアドバイスはありましたか?

「朝の番組だし、緊張しないで笑顔で行こう!」というのはよく言っていただきました。大勢のスタッフさんに囲まれながらの収録は本当にプレッシャーが大きかったのですが、スタッフさんが明るく声をかけてくださったおかげで最後の方はリラックスして撮影に挑めるようになったかなと思います。

将来、なりたいアナウンサー像はありますか?

どのような状況でも臨機応変に対応することができるアナウンサーになることが目標です。もちろん失敗しないことが一番ですが、もし失敗してしまったとしてもカバーできる対応力を身につけることがとても大事だと思います。



美学生プロフィールProfile

プロフィールphotos

高橋 優乃 (たかはしゆの) 青山学院大学 総合文化政策学部総合文化政策学科2年生

>お仕事を依頼する
生年月日
2004年2月20日
出身地
東京都
憧れの人
永島優美さん(フジテレビアナウンサー)
チャームポイント
笑顔
性格を一言で表すと?
人懐っこい
異性を落とすコツは?
分からないです(笑)
主な活動
セント・フォースsprout所属

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