美学生インタビューInterview
表舞台への大きな挑戦
龍谷コンテスト2023に出場したきっかけを教えてください。
高校生の頃から大学のミスコンを見るのが好きだったのと、何か目標に向けて挑戦できることはないかなと探していた時に、龍谷コンテストの運営の方や過去の出場者の方から応募を勧めていただきました。
出場に対して不安はありませんでしたか?
最初はすごく迷いました。私、周りの目が気になる性格なんですよね。大学のミスコンはグランプリが決まるまで数か月間、ずっと審査過程が表に出るじゃないですか。ファイナリストに選ばれた時もこれからどんな感じになるんかなってとても不安でした。
龍谷コンテストは“ミスコン”とは少し違うんですよね?
一昨年まではミスとミスターに分かれていたそうなのですが、2023年から男女の区別が無くなり、自分の個性を表現したい人や今取り組んでいる活動を広めたい人が出場するコンテストに生まれ変わりました。
お披露目用の宣材写真も今まで女性は白ワンピでしたが、今回からそれぞれ自分の個性が出る服装で撮りましょうということで、中にはアイドル衣装やユニフォーム姿で撮影に臨む人もいました。私は大学のオープンキャンパスを企画・運営する団体に所属しているので、オープンキャンパスの時に使っている旗を持って撮影しました(笑)
コンテストの活動で大変だったことはありますか?
ライブ配信はやったことがなかったので難しかったです。視聴者の方からコメントが来たら返すことができるんですけど、自分から話すのは苦手で……。どういうことをしたら数字が伸びるか、他の大学の方の配信を参考にしながら試行錯誤を重ねました。
普通の配信ばかりだと味気ないかなと思ったので、お菓子(ティラミスとスコーン)を作りながら配信をしたり、ポイントを投げてくれた方の名前を紙に書いて壁に貼ったり色々と工夫しました。少しずつ視聴してくださる方が増えていって嬉しかったです。
ミスコン本番はどんなことをしましたか?
3分間の自己PRタイムがあって、最初はカフェでアルバイトをしているのでドリンクを作れないかと考えたんですけど、会場が飲食禁止だったので書道パフォーマンスをすることにしました。高校時代、書道部だったので字を書くことが好きなんです。今回の龍谷コンテストのテーマが「new my shine」だったので、それに合わせて「輝く未来」という字をちょっと大きめの半紙に書いて披露しました。
グランプリに選ばれた時の気持ちを教えてください。
中間発表では1位だったのですが順位が入れ替わりやすいとも聞いていたので、グランプリを獲ることができて良かった〜って安心感で胸がいっぱいになりました。出るからにはグランプリに選ばれたいと思って活動していたのですごく嬉しかったです。
コンテストを通して得られたものはありますか?
人前に出るのが得意じゃない自分にとってこのコンテストは大きな挑戦でした。慣れないことばかりだったけれど、この活動を乗り越えられたことは自信と成長に繋がったと思います。今まで出来ひんかな、無理かなって思ってたことにも挑戦してみようと思えるようにもなりました。
龍谷コンテスト(ミス龍谷)のOGにはフリーモデルやインフルエンサー、アイドルとして活躍されている方などがたくさんいらっしゃって、どうしようと戸惑う気持ちもあるのですが、私もコンテストを機に新しい活動にチャレンジしてみたいなと考えています。今はブライダルモデルに興味があるので大学生の間に経験してみたいです。
学生が作り上げるオープンキャンパス
先ほど、オープンキャンパスを企画・運営する団体に所属しているというお話がありましたね。
オープンキャンパスで高校生たちに龍谷大学の魅力を伝える「アドミッションサポーター」という団体で活動しています。
この団体に入った理由は?
私自身、高校生の時に色々な大学のオープンキャンパスに参加したんですけど、学生がオープンキャンパスを作り上げている感じが龍谷は特に強くて惹かれたんです。キャンパスツアーをしてくれた先輩が丁寧に案内してくれて、私も受験生にとってそういう存在になりたいと思いました。あと、アドミッションサポーターは大学の入試部とも繋がっている団体なので安心感がありました。
具体的にどのような活動をしているんですか?
いくつかの班があるのですが、私が所属している企画班では5、6人で1チームになり、学部についてPowerPointを用いて学生目線で紹介をします。
例えば私は経営学部に所属しているのですが、「経営学部」といっても大学公式の説明だと実際にどんなことが学べるかいまいちわからないじゃないですか。経営と経済の違いとか疑問を持っている高校生も多いと思うんです。学部のリアルな話や、受験対策、勉強以外の学生生活のことなども交えて話して理解を深めてもらいます。
龍谷大学の経営学部の魅力について教えてください。
他の学部と迷っているという人によくお話するのですが、ゼミが1回生の時からあって、且つ20人くらいの少人数で勉強できるところが魅力だと思います。さらに、ゼミを決めるタイミングが1回生の後半と2回生の後半の2回あるので、もし途中で学びたいことが変わっても対応できるのがいいところですね。
アドミッションサポーターの活動でやり甲斐を感じた瞬間はありますか?
学部について全体へプレゼンをおこなったあとに個別で質問に来てくれる高校生もいて、一人ひとりと話す機会があるのですが、「龍谷大学は行けないかなと思ってたけれど、経営学部について楽しそうに話す姿を見て頑張って目指そうと思いました。」と言ってもらえた時はすごく嬉しかったです。