中村玲太（龍谷大学）「認知症の祖父のためにミスターコン出場！」

舞台裏で男泣きしました

ミスター龍谷に出場したきっかけを教えてください！

きっかけは運営の方からInstagramでお誘いが来たことですね。チャレンジしてみよう！っていう気持ちと、もう一つの理由として、個人的なことなんですが祖父が認知症を患っているんですよ。だからこそ今の僕の姿を記憶に残したくて、思い出作りとしても頑張ってみようと思いました。

おじいさんとは仲が良いんですか？

そうですね！中学から大学まで毎年一緒に天神祭に行くくらい仲良しです！小さい頃は、幼稚園の送迎バスを嫌がる僕を毎日祖父が送り迎えしてくれていました。

そんな祖父が認知症になって、物事があまり覚えられなくなってしまって。僕がミスターコンに出ると知ってめちゃめちゃ喜んではくれたのですが、「ミスターコンテスト」っていう名前もなかなか覚えてもらえませんでした。でも、どんなコンテストに出るかは理解してくれたみたいで、家族と一緒に応援してくれました！

ミスターコン参加で生活に変化はありましたか？

今までバイトと学校の日々でしたが、そこにミスターコンのことが入ってきて忙しくなりました（笑）主に頑張ったのはSNS投稿ですね。自分はアパレルで働いていて服が好きなので主に服の投稿をしていました。

 

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中村 玲太Mr.ryukoku No.4さん(@mr04_rf96)がシェアした投稿 – 2018年10月月3日午前1時54分PDT

慣れない中、アカウントを作成してすぐにいいねが100を越えた時は嬉しかったです。色々な人が見てくれているんだなと励みになりました。

ミスターコンを終えての感想を聞かせてください。

グランプリを取れなかった時は悔しかったです。終わってから舞台裏で男泣きしました（笑）
でも、この経験で自分が意外と負けず嫌いだったことに気づいたし、サークルや友達の応援もあったので、自分は今すごく良い環境にいるんだなということを改めて認識しました。

祖父もミスターコンを見に来てくれて、「ヨォ頑張ったなぁ」って慰めるんじゃなく温かく褒めてくれて、それがとても嬉しかったですね。

親子二代で服が好き！

アパレルで働いているとのことですが具体的に聞いてもいいですか？

今は三条の河原町通りにあるブランド古着屋さんで働いています。オープニングスタッフで入って、約1年ほど。その前のアルバイトもアパレルだったので、2年間ほどアパレルスタッフをしてることになりますね。

2年間も働いているっていうことは相当服が好きなんですね。

服が好きなので楽しさしかないですね（笑）
商品を見るのもそうですし、服好きなお客さんと話すのも楽しくて。あと場所柄、海外からの来客も多くて英語の勉強にもなりますね。楽しさ、プラス勉強もできるみたいな。

実は父親も服が好きで、僕の「玲太」っていう名前もコム・デ・ギャルソンのファッションデザイナーの川久保玲という方から取ってくれたんです。

将来はアパレル業界に？

漠然と考えています。とりあえず服に関わりたいという気持ちがあって、今は素人ですが、自分でアレンジしてみたりとか、モデルをしてみたいっていう思いはありますね。
夢ですが、東京にあるドーバストリートマーケットというセレクトショップで働けたらなって思ってます。扱っている服やアクセサリーがとてもカッコ良くて、そんなものに囲まれて働いてみたい！って憧れています。