美学生インタビューInterview
アナウンサーを目指してミスコンに出場!
ミスコンに出場しようと思ったきっかけは何ですか?
友達に出場を勧めてもらったことと、アナウンサーという夢を持つ私を応援してくれる人たちに、ミスコンに出場することで夢を追いかける姿を見せたいと思ったことがきっかけです。
1年生の時はコロナの影響で授業がすべてオンラインになって福岡の実家で暮らしていたのでミスコンに出る機会がありませんでした。2年生の時はアナウンサーになるために経験を積みたいと考え、アナウンススクールや着物の着付けなど、スキルを磨くことを頑張っていました。
3年生の今年は就活もあるので出場を悩みましたが、アナウンサーになるときに自分を発信する力が無ければ見てもらえないと思ったので、その力を付けるためにもミスコンへのエントリーを決めました。
アナウンサーはいつから目指しているんですか?
中学生の頃から表舞台に立つ仕事がしたいと考えていて、色々な仕事がある中でもアナウンサーは番組の支えになったり、柱になったり、表舞台に立つ仕事だけど裏方のような立ち位置であるところに魅力を感じました。
憧れのアナウンサーを目指すステップとしてミスコン出場を決めたんですね。出場にあたって誰かに相談はしましたか?
家族にすら相談しませんでした。ミスコンの出場前に、学生アナウンス大賞というコンテストに出場したのですが、最終選考まで行ったものの落ちてしまったんです。そんな悔しい経験をしていたこともあって、もしもミスコンに出場できなかった時にお母さんたちに慰めてもらうのも申し訳ないと思い、最後まで言えませんでした。
ファイナリストに選ばれたときはどんな気持ちでしたか?
出場のメールが届いた瞬間に嬉しくて飛び跳ねたのを覚えています!でも、それと同時にやっていけるのかなっていう不安が出てきて、すぐにお母さんに電話しました。
お母さんにはそれまで何も話していなかったので、「なんで言わんかったと?」ってちょっと怒られました。九州と東京ではミスコンのイメージが違って、東京ではミスコンに出場することはすごいと思われますが、九州ではあまり大きな大会がないので自己満だという風に思われて終わっちゃうんです。私も昔はそうでしたが、九州の人にとってはミスコンは未知の世界なんです。でも、お母さんは私がアナウンサーを目指すということでミスコンについても調べてくれていて1年生の時から出場を勧めてくれていたので喜んでくれました。
実際にミスコンの活動が始まって、想像とのギャップはありましたか?
キラキラしているというイメージはまったく変わっていないですが、こんなにも忙しいとは思わなかったです。学校の夏休み期間中もミスコンの企画や撮影で忙しくて、あれ、夏休み?みたいな感じでした。
でも、普段経験できないようなこともたくさん経験することができるのですごく楽しいです!特に、私は福岡県から上京してきているので、撮影で関東の様々な県を訪れるのは小旅行のような感じでワクワクします。
これまでの活動で大変だったことはありますか?
Entry No.1のペアの飛向晴日くん(ミスター中央ファイナリスト)と一緒に撮影する機会があるのですが、晴日くんは撮られ慣れている方なので、撮影未経験の私はついていけるかなと心配になりました。最初の撮影の時にこういう表情を作ってって言われたんですけど、私はそれが初めての撮影だったので「出来ないよ〜」と戸惑いながら頑張った記憶があります。
最近は晴日くんに合わせることと、自分の意見を伝えることを覚えました。晴日くんとは一緒にいない時でもLINEや電話で連絡を取りながら互いに信頼関係を築いて、話し合って決めていけるようになりました。
ペアの撮影ならではの難しさもあったんですね。ミスコンの中で、野口さん個人としての目標はありますか?
私は、ミスコンに出場した経験を自分の成長に繋げたいと思っています。発信する能力を身につけたり、色々な方と出会うことでマナーを学べたりすると思うので、自分に自信を持って就活に望めるようにミスコン期間で多くのことを学びたいです。
ミス中央ファイナリストは皆さん個性的ですが、その中で野口さんならではの強みはどこにあると思いますか?
アナウンサーになりたいという思いの強さは誰にも負けないと思っています。あとは、着物の着付けです。着付けをできるのはミスの中では私だけで、浅草での撮影でも全員分の着付けを任せてもらいました。
着物を着ることで振る舞い方も気を付けるようになるので、見た目だけではなく中身もしっかりとした素敵な女性になれるんじゃないかと思います。私の憧れる、才色兼備な女性像に近づいている気がします。
着付けの稽古を頑張っています!
いつから着付け教室に通い始めたんですか?
去年の10月です。始めた理由は色々とありますが、一つは2年生の時に上京してサークルに入ることを考えた時に、上京したばかりで友達も少なかったし、これ!って思えるサークルがなくてなかなか入れないでいたことです。そこで、サークルじゃなくても自分が楽しく学べることがしたいと考えて、着物の着付けを習い始めることにしました。私が通っている教室では着付けだけでなく礼儀作法なども教えてもらえるので一石二鳥だなと思って入りました。
もう一つの理由は、祖母がお茶の先生だったので昔から着物に親しむ機会が多かったことです。今は家族の中で自分で着物を着ることができるのは祖母しかいないのですが、着付けを習えば祖母の着物も貰えるし、自分で着ることができるようになりたいと思ったのがきっかけです。
昔から着物が身近にあったんですね。着付けはどんなところが楽しいですか?
帯の色々な結び方を自分で試行錯誤しながら考えることが楽しいです。この前の浴衣撮影の時は、ミスのみんなの帯の結び方を一人ひとり変えてみました。その人やその着物の柄に合った結び方を考えるのはとても楽しいです。
それぞれのファイナリストの帯はどのようなイメージで作りましたか?
No.2の橋本香音ちゃんは可愛い笑顔が印象的なので、花びらを重ねて可愛く咲く花のような帯を作りました。No.3の鈴木彩恵ちゃんの帯はおしとやかに笑う彩恵ちゃんのイメージに合わせて控えめでシンプルな花のイメージ、No.4の石渡花菜ちゃんは綺麗系なので花よりもリボンの方が似合うと思って二重のリボンにしてみました。No.5の加藤愛梨ちゃんは天真爛漫で元気なイメージに合わせて、花びらをたくさん作ってひまわりのような花になるようにしました!
それぞれのイメージに合わせて帯を創作するなんてすごいですね!着付けを習うことで得られた経験も多いのでは?
着付けの教室が王朝皇族の着物などをテーマに色々講座をやっていて、平安時代の十二単や男性の着物を着させてもらうという経験もしました。普通じゃ体験できないことですし、着付けを習っていて良かったなと思います。
着物の着付けという特技を今後どんな風に活かしていきたいですか?
人を支えたり、喜ばせたりすることに活かしていきたいです。いとこやはとこが成人式に出る時は、私が着付けをしてあげて門出を祝ってあげたいと思います。