【ミス青山2022特集】五百住有希（青山学院大学）

意外と好評？「粘土配信」

ミス青山に出場したきっかけを教えてください。

話す力をつけたい、と思って応募しました。将来アナウンサーになりたいと考えていてアナウンサースクールに通っているのですが、フリートークや実況が苦手なんです。ミスコンはライブ配信があるので、自分で話題を作って話す力が身につくかなと思いました。

ミス青山にはどんなイメージがありましたか？

明るい性格の人ばかりの、キラキラした感じですね。私はあまりそういう雰囲気ではないので、どうせ落ちるだろうと思ってむしろ気楽に応募できました。審査が進む中で「なんで落ちていないんだ？何が起こっているんだ？」と困惑しましたね（笑）

ファイナリストに決まった時の心境はどうでしたか？

嬉しかったのと同時にすごく驚いて、「明日には訂正の連絡が来るだろう」と思っていました（笑）

最終審査で「アンチの人が来たらどうしますか？」という質問があったんですよ。他の人は「無視します。」って言っていたんですけど、周りの人と同じことを言いたくなかったので「私を見てくれた、ということなので感謝を伝えます。」って答えたんです。今思うと「何言ってんだこの人」って感じですけど、キャラ被りしない感じが良かったのかもしれないです。

実際の活動はどうですか？

持っているイメージと、実際おこなわれていることってやっぱり違うんだなと実感しています。ミスコンってキラキラしていて、ファイナリストはサラダばっかり食べてるものだと思っていたのですが、みんな普通にラーメンとかおにぎりを食べていてびっくりしました（笑）

ファイナリストのみんながカバンが小さいのにも驚きましたね。私は心配性で色々入れてしまうので、荷物がとても多いんですよね。リュックサックが大好きなんです！

私は今まで美容やファッションに興味がなかったのですが、ミスコン活動を始めてからは日々発見がありますね。いつも綺麗にしているファイナリストたちに影響されて、きちんとファンデーションやマスカラをしてから外に出るようになりました。

五百住さんのアピールポイントはどこですか？

とにかく真面目なところだと思います。昔空手を習っていた影響なのか、今でも信号を渡るときに左足から入って右足で渡りきるっていうマイルールがあるんです。自分の中のルールをきちんと守ることを大事にしていますね。リハーサルのときもよく準備や片付けを手伝うようにしています。ファンの皆さんときちんと向き合って、私らしく頑張ろうと思います。

ファンの人と接するとき、意識することはありますか？

SNSもライブ配信も、「見ていて楽しいな」と思ってもらえるようにしています。その中のひとつに「粘土配信」っていうのがあって（笑）

「粘土配信」って聞いたことないですね。

昔から美術系が好きで、ライブ配信で何気なく高校で作った粘土の作品を見せたんです。ちょっと気持ち悪い感じの作品だったのですが、ファンの方が「その粘土作品に兄弟を作ってよ。」とコメントしてきて。ライブ配信のテーマにもなるし、粘土作品を作る配信って面白いかもと思ってやってみました。

他の大学ミスコンのファイナリストの人に会った時、「五百住さんの粘土配信、見ましたよ！」って言われたのがちょっと恥ずかしかったです。

本選に向けての意気込みをお願いします！

ファイナリストになれるとも思っていなくて、決まってからも応援してくれる人がいるなんて思っていなかったんです。だからライブ配信に来てくれたり、SNSを見て応援してくださる皆さんにすごく感謝しています。「五百住を応援して良かった」と思ってもらえるように最後まで全力でやり切ります！

地元を守れるアナウンサーになりたい

将来はアナウンサーになりたいと話していましたね。

大学1年生の秋から目指し始めて、アナウンサースクールにも通っています。最近はアナウンサーの練習をするときにスイッチが入るようになりました。しっかりお腹から声を出すというアナウンサーの話し方が身についてきたのが嬉しいです！

目指そうと思った理由を教えてください。

去年表に出る活動をさせてもらっていた時に広報番組やラジオに出る中で、人前で話すのって楽しいなと思ったのがきっかけです。

私はとにかく地元が大好きなんです！小さい頃に自転車で坂を上れずにいた時に、たまたま居合わせた老夫婦の方が応援してくれたのが忘れられません（笑）ミスコンに出ることが発表された時も「中学の誇り！」「有希は自慢の友達！」と友人がインスタグラムのストーリーにあげてくれて、そういう人の温かさが大好きなんです。その地元をニュースなどを通して自分の声で守れたら素敵だなと思います。

憧れのアナウンサーはいますか？

テレビ朝日の松尾由美子アナウンサーです。松尾さんは『スーパーJチャンネル』のメインキャスターをしていて、災害報道やリポーターとしても活躍している方なんです。とにかくニュースを綺麗に読まれる方で、ただ原稿を読んでいるのではなくて意味をしっかり考えて読んでいる感じがするんですよね。

私もアナウンサーになったら報道番組で活躍したいと思うようになりました。災害などの非常事態があったときに、「この報道は五百住さんに任せよう」と信頼してもらえるアナウンサーになりたいです。

アナウンサースクールではどんなことを学んでいるんですか？

原稿読みやフリートークの練習とかですね。原稿読みは好きなのですが、咄嗟に考えないといけない実況やフリートークがとにかく苦手で……。周りの人もレベルが高くて、自分だけ出来ていないように感じてスクールの帰りに泣いたこともあります。でも、みんな同じ夢に向かって努力しているので、自分も頑張ろうと思えます。

周りの環境は大事ですよね。

2年生の時に大学のアナウンス研究会に入部して、またアナウンサースクールとは違う刺激があります。ミスター青山コンテストに出場しているファイナリストの中にもアナウンス研究会の人がいて、その人が元演劇部でアナウンスも上手なんですよ。身近な友達の上手なのを聞いたり、コンテストで頑張ったりしているのを見ると本当に刺激を受けますね。

今後アナウンサーを目指すにあたって課題だと感じることはありますか？

ボソボソ喋ってしまう癖があるので、しっかりハキハキと話せるようにならないといけないなと思います。ミスコンのライブ配信を通してこれからも話し方やアドリブ力を成長させられるように頑張ります！