美学生インタビューInterview
今年の夏は留学へ!中身を磨く一年に
今回の浴衣のポイントを教えてください!
青色が好きなので、今回の浴衣も青が入っている物にしました。帯締めも青にしようか迷いましたが、合わせたときに黄色の方が差し色になって可愛かったです。帯もトレンド感のあるくしゅくしゅした素材で、下駄も黒じゃなくて淡い色にしてみました。個性を強めにして、私らしくしてみたつもりです。
確かに有賀さんは青色のイメージがありますね。浴衣はプライベートで着ることありますか?
最近は全然ないですね……。今年の夏も、この特集が無ければ着ていなかったと思います。また近くで夏祭りとかが開催されたら着たいですが、まだ厳しそうな気がします。小さい頃は姉のお下がりの浴衣を着てましたね、懐かしい(笑)
そういえば去年の夏はFRESH CAMPUS CONTEST(以下、フレキャン)に出場中で、SHOWROOMの夏祭りイベントで浴衣を着てました!Whiteberryさんの『夏祭り』やYOASOBIさんの『あの夢をなぞって』を歌いました。
THE夏ソングですね。
最近、YOASOBIさんや幾田りらさんにハマっていて、特に『レンズ』という曲を鬼リピしています!夜の学校終わりによく聴いていて、今日も聴きながら帰ると思います(笑)カメラのレンズを題材にした歌詞で、少し切ない雰囲気が共感できるんですよね。
今年の夏はどう過ごしますか?
イギリスに1か月間、留学に行きます!昨年はフレキャンをきっかけに表に出させていただくことが多かったのですが、今年は自分の中身を深める年にしたいんです。留学に行くことはフレキャンのプロフィールにも書いていたくらい、以前から興味がありました。
カッコいいです!なぜイギリスにしたんですか?
ハリー・ポッターが大好きで、「映画に登場した食堂に行けるよ!」と聞いてイギリスに決めました(笑)あ、でもちゃんと勉強しに行くんですよ!ホームステイしながらイギリスの大学に通うんです。隙間時間を使って、色々な場所に行きたいですね。
今はそれに向けて英語の勉強をしていて、洋画の字幕を日本語と英語の両方を流しながら観ています。
効果はありそうですか?
うーん……。実際に行ってみないと分からないですね(笑)この留学が自分の人生にとって良い経験になるように頑張ってきます!
たくさんのファンではなく、一人の相手として向き合う
前回、美学生図鑑で取材させてもらったのは昨年の5月頃で、まだフレキャンに出場するか悩んでいましたよね。出場を決心したのはなぜですか?
2019年にフレキャンでグランプリを受賞された中川紅葉さんのその後の活躍を見て、「今、挑戦しないとずっと後悔するかも」と思ったんです。とにかく挑戦してみて、無理ならそれまでだと思って決心しました。もちろん周りの意見も参考にしましたが、最後は自分で決めたから頑張れた気がします。
私はCブロックから参加したので、Aブロックの人達とはスタートが2か月違ったんです。そこからどうやって私を応援してもらえばいいのかと最初の頃は悩みましたね。
良い打開策はありましたか?
とにかく「人と話しているんだ」という意識を持つようにしました。
有り難いことにたくさんの方に応援していただいて感じたことは、皆さんそれぞれ私に対する見方や話の内容が違うんですよね。SNSの投稿一つをとっても、写真に写った私の髪型や服装を見る人もいれば、キャプションの内容を見る人もいるわけです。「この方は私の何を見てくれているのかな?」というのを考えながら、一つ一つのコメントやリプライを返すようにしていました。
ファンの方も「ちゃんと自分のコメントを読んでくれたんだ」と思うと嬉しいですよね。
出場者は時間通りに配信をしたりSNS投稿をしているだけで、それらをすることはまず当たり前ですよね。その中でどれだけファンの方にお礼・自分のフレキャンへの気持ちを伝えられるかというのが重要なんです。
ファイナルを迎えた時はどうでしたか?
最後の方はファンの方たちとはチームのような感覚でした。グランプリを取ることが一番の恩返しになると思っていたので、受賞できて本当に良かったです。
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LINEニュースやYahoo!ニュースにも掲載されて、「とんでもないことになった」と思いました(笑)2次審査突破の副賞のモデルプレス掲載を目指していた私が、まさかこんなたくさんのメディアに取り上げていただけるとは想像していなかったです。
周りの反応はどうでしたか?
友達がたくさん「おめでとう!」と連絡をくれました!ニュースに載ったこともあって、大学で声をかけてもらうことも増えましたね。
家族も自分の娘や妹がグランプリを獲るとは思っていなかったでしょうね。「あ、日本一じゃん!」としばらくイジられていました(笑)フレキャン出場中に一番支えてくれた家族なので、これからきちんと恩返ししていきたいです。
アナウンススクールで学んだ、“伝える”ということ
フレキャンも終わり、最近はどう過ごしていますか?
週に1回ほどアナウンススクールに通っています。フレキャンで「テレビ朝日アスク賞」をいただいたのがきっかけです。
アナウンサーへの興味は前回もお話ししてくれましたね。実際に通ってみてどうですか?
最初の3週間は発声練習をして、最近は毎週、アナウンサーとして実績のある方のお話を聞くという貴重な体験をさせていただいています。
「噛まないで滑舌良く喋る!」ということばかり考えていましたが、アナウンサーとして大切なことはそこじゃないんだなって気付かされました。
というと?
アナウンサーは「伝える仕事」なんですよ。もちろん上手く喋ることも大事ですが、それだけじゃダメですよね。
アナウンサーはニュースを読むことで人の人生や資産を守るんだ、とスクールで教えていただいて、自分の感情を声や表情に乗せて誰かの耳に届けることが重要なんだと思うようになりました。冬に「第2回学生アナウンス大賞」に応募してファイナリストに選ばれたのですが、それが分かっていなくてグランプリを逃したんだと思います。
少しづつアナウンサーのことが分かるようになったんですね。
そうですね。少なくとも、前回のインタビューで「アナウンサーに憧れてます!」と言っていた頃よりは成長したのではないでしょうか(笑)あれから色々経験させていただいて、アナウンサーも楽しいだけじゃないよなって実感するようになりました。
何かそう感じる出来事があったんですか?
今年の5月に「AGESTOCK in 座・高円寺」というイベントのMCをさせていただいたのですが、MCである私が尺を伸ばしてはいけないというプレッシャーが強かったです。
リハーサルでは私に付きっきりで教えてくださるスタッフの方がいたので準備は万全でしたが、本番では目の前に何百人と人がいたこともあり、「私が回さないと誰も回さないんだ」という仕切る側の緊張感でいっぱいでした。大きな役割を任せていただいて嬉しかったのですが、アナウンサーの大変さを感じましたね。
昨日でAGESTOCKが無事終演致しました〜!
オフラインイベントでのMCは初めてで
大緊張でしたが
芸人の皆さん最高に面白かったです🔅
ず〜っと爆笑しておりました!笑
#AGESTOCK の学生の皆さん、そしてお越し下さった方も本当にありがとうございました🤍🙇⬇️モデルプレスさんの記事はこちらから! https://t.co/uDU3xsprv0 pic.twitter.com/RvAcZdy2br
— 有賀怜香 (ありがれいか) フレキャン2021 (@reika_ariga) May 24, 2022
そうだったんですね。
アナウンサーはずっと憧れているし、なりたいけれど、「絶対に自分に向いている!」とも言いきれないなって。最近は制作側の仕事に進んで、自分の好きな芸能人を呼んで番組やイベントを作るのも楽しそうだと思っています。
興味のある道がたくさんあるんですね。
そうなんです(笑)それもあって、2年生は自分を深める一年にしたいんです。
最初にお話した留学に行くこともそうですが、パソコン関連の資格も取りたいなって。MOS(マイクロソフトオフィス スペシャリスト)など、興味のある資格はありましたが、1年生の間はとにかくフレキャンが忙しくて……。夏までは留学に専念して、後期からは資格の勉強にも力を入れたいです。
何が好きで、何が得意で、何が足りないのかという、自分の事を深く知れる年になると嬉しいです。