美学生インタビューInterview
楽しむことを忘れずに感謝の気持ちを届けたい
ミスキャンパス同志社に応募した理由を教えてください。
新しいことに挑戦してみたいと思ったからです。
去年も運営の方に声をかけてもらっていたんですが勇気が出なくて応募しなかったんです。それまで全然ミスキャンを見ることもなかったので、どういう活動をするのかもよくわかってなかったからっていうのもありました。でも、それをきっかけにミスキャンに興味を持つようになりました。
あと、被写体活動を2回生の時からやらせていただいていて、そこで七原月乃さん(ミスキャンパス同志社2018準グランプリ)や福井萌子さん(ミス近大2019ファイナリスト)など過去のミスキャン出場者の方と会う機会があったんです。その方たちは皆さんキラキラしているし自分を持っていて一緒にいるだけでこちらまで楽しい気分になるような印象を受けました。自分もこういう風になりたいなって思ったのが応募のきっかけになりましたね。
それに、被写体もそうですし1回生の時にやらせていただいた今宮戎神社の福娘の経験でも新しいことに挑戦することの楽しさを感じたんです。ミスキャンに挑戦することに対する不安もあったけれど、挑戦してみたらきっと楽しめるんじゃないかって思って応募することに決めました。
応募写真はどんなものにしましたか?
2枚とも被写体活動をする中で撮ってもらったものです。透明感があって柔らかい仕上がりの写真で、まるで自分じゃないみたいだなって感じる写真です。
2枚目の写真は何かを訴えるように見つめているみたいに見えませんか?写真を見てくれる審査員の方々に私の想いが伝わればいいなと思って選びました!
ファイナリストに決まった時はどんな気持ちでしたか?
書類出してから1か月くらいで決まったんですよね。だから、「こんな結構すぐに決まるんや!?」って驚きました。結果が出るまでに、去年の活動どんなやったっけってSNSとか見返していたんですけど、楽しそうな企画とかが多くて本当にやりたいなって思っていたので受かって嬉しかったです!
お披露目まではずっとふわふわとした気持ちでいました。もともと楽観的な性格で不安とかもほとんどなくて、早く始まらないかなぁ?今年はどんな企画があるのかなぁ?って楽しみにしていました!
実際に活動が始まってどうですか?
不安がほとんどないとは言っていましたが、ファイナリスト同士ライバルなので喧嘩とかあったらどうしようって思っていたんです。でも、全然そんなことなくてみんなともすぐに仲良くなれたし、企画もたくさんあって楽しめています!特に二条城でのPR活動など全員で集まっておこなう活動はとても楽しかったです。
ライブ配信とかもやったことがなかったので、1人で部屋で話すって言っても話すことあるのかなって最初は不安だったんですけど、今は楽しくできています。
SNSや配信で気を付けていることはありますか?
感謝の気持ちをしっかりと伝えることです。応援してくださっている方と対面で会う機会がないので直接感謝の気持ちを伝えることができないんです。だから、文章とか話す内容とかを考えて、見てくださる方に自分の想いが伝わるようにすることは意識しています!
ファイナルイベントに向けての意気込みをお願いします!
昔は言われてから何かをやるってことが多かったんですけど、ミスキャンに応募したのもそうですし、自分から積極的に活動して最後に良いパフォーマンスをできるようにしていきたいと思っています!
あとは、楽しむことを大切にしつつ、応援してくださる方々に感謝の気持ちを伝えたいです!
何も知らないまま福娘に応募!でも、やってみて本当に良かった
先ほど福娘をしたとおっしゃっていましたね!
1回生の時に経験させていただきました!お母さんに勧められて応募したんです。よくわかってなくて、「これに選ばれたらすごいんやろうな」くらいの感覚で審査会場に行きました。
審査はどうでしたか?
周りの子が綺麗な子ばっかりでキョロキョロしていました(笑)面接とかオーディションとかを受けるのも初めての経験ですごく緊張したのを覚えてます。周りの子がハキハキ喋っているのを見て、絶対に落ちたと思ったので選ばれた時は驚きました。番号を呼ばれるんですけど、間違いじゃないよね?って自分がつけている番号を確認してしまいました。
もともとお母さんが学生の時に福娘をやりたかったみたいなんですよね。でも、結局応募せずに終わってしまったらしく、娘の私にはやってほしいって思っていたみたいなんです。お母さんも喜んでくれて本当に嬉しかったです!
福娘の活動はどんなことをするんですか?
新年にテレビ局などに挨拶回りに行くのと、十日戎でお客様に縁起物の笹をお渡しするのが主な活動です。
十日戎は朝4時とかに起きて準備しないといけないし、ほぼ休憩なしで夜までずっとやっているんです。寒さと疲れで脚がガクガクになるくらいで体力的にはすごくしんどいんです。でも、毎年福娘に会うのを楽しみにしているって言ってくださる方や、今年もお参りできて良い年になりそうって言ってくださる方がいらっしゃって、自分自身はなんでもないけど、福娘として縁起物をお渡しする役目を担うことができてたくさんの方に感謝をされて嬉しかったです。
十日戎の3日間が終わった時はどう感じましたか?
達成感と寂しさとありました。これ以上過酷なことはないんじゃないかってくらい大変だったんですけど、新年周りも含めてもう二度と体験できない1週間が終わってしまったんだなって気持ちでした。
着物を着て福娘として活動している間はまるで自分が自分じゃないみたいな感覚で夢を見ている感じでした。来てくださった方が喜んでくださったのももちろんなんですけど、同期の子たちとも仲良くなれたので、本当に参加して良かったと思っています。特に関学の神田妃菜ちゃんは今ミスキャンにも出ていて境遇が似ているので、お互い頑張ろうねって励まし合ったりしています!
体力面や、福娘としての言葉遣いや縁起物の渡し方など覚えないといけなかった点は大変だったんですが、貴重な経験ができたので本当に応募して良かったです。福娘がきっかけで何かに挑戦することが楽しいことだって気づくことができました!
福娘の縁で始めた被写体活動 撮られることの楽しさを知った
被写体活動はどうして始めたんですか?
福娘を通じて私のことを知ってくださった方がいて、インスタグラムのDMで声をかけていただいて始めました。
活動はどうですか?
最初はすぐ辞めようと思っていたんです。でも、何回か活動をしてみて、出来上がった写真を見て「自分ってこんな風に写るんや!こんな綺麗な写真ができるんや!」って思うことが増えてきてだんだん楽しくなっていきました。
最初は本当にひどくて、棒立ちだし、顔も笑顔と真顔の間みたいな中途半端な表情だったんです。何をすればいいか全然わからなくて、ただカメラマンの指示に従うだけって感じでした。
3か月くらいたったころから徐々に表情も柔らかくなってきて楽しくなってきました。写真に撮られることで自分自身をどう表現するのか、この角度で撮ったら自分の顔はどう写るのかなどカメラの奥深さを知っていったんです。ただ撮られるだけじゃなくてカメラマンさんが撮りたいイメージで撮れるように自分はどうしたらいいのかっていうのを考えられるようになってきてどんどん面白くなっていきました。
あと、被写体をやっていくうちにプロの人に撮ってもらったら自分はどう写るんだろうって興味が湧いてきて、日本きものシステム協同組合の専属モデルを始めました。
それは選考などはあったんですか?
カメラテストと面接と動画選考がありました。カメラテストは被写体をやっていたおかげで緊張とかは特にしなかったです。面接も福娘と比べたら全然緊張しませんでした。
ただ、動画選考は当日お題を言われてカメラの前で喋ってねって感じだったんです。お題は両親への感謝だったんですけど、前の子が演技で泣きだしたんですよね。話す内容は自分の番まで時間があったから考えていたんですが、泣くなんて全く考えが及ばなかったのでびっくりしてしまいました。結局、私は普通に喋っただけでしたけど、合格することができました。
これまでどんな撮影をしましたか?
パンフレットに載せる振袖の撮影が主で、1年弱くらいの間で数回撮影をしました。プロのメイクさんにメイクしてもらってプロのカメラマンさんに撮ってもらう機会なんてそうそうないのですごく楽しかったです。色々な振袖を着させてもらえたのも思い出深いです。
全部スタイリングをしてもらって綺麗な写真を撮ってもらえて幸せでした。芸能界ではないけど、キラキラした憧れの世界を一瞬でも体験させてもらえて、新鮮だったし楽しかったです。被写体とはまた違って商品のパンフレットのモデルなので自分が写るっていうよりもその振袖のアピールポイントが綺麗に写るようにしないといけないっていう難しい部分もあったんですけど、とても楽しく撮影できました!
着物モデルの活動期間はもう終わってしまったのですが、被写体もこのお仕事も結果とても楽しくできたので、自分から挑戦してみて良かったし、これからもチャンスがあれば色々なことに挑戦してみようと思います!