美学生インタビューInterview
姉もミスコンファイナリストの美人姉妹
お姉さんも美学生図鑑に登場したことがあるとか……?
そうなんです!昨年、ミス中央コンテスト出場していた有賀香蓮が私の姉です。今日の撮影取材のことも「どうしよう、緊張する!話すことないよ!」と姉に言ってから来ました(笑)
仲が良いんですね!お姉さんはミスコン特集のインタビューで「家族に説得されてミスコンに出場した。」と話していました。
そうなんです!姉とは同じ部屋で寝ているのですが、ある日、姉に「ミスコンに誘われたんだけど、断っていいよね?」と聞かれたので、私が「え?!ミスコン?!お母さーん!お姉ちゃんがミスコンに誘われたって!」とすぐに親に報告して(笑)
私は結構人前に立つのが得意なのですが、姉は苦手なタイプだったので、「一度は人前に立つ経験をした方がいい!」と説得しました。そして、「まだファイナリストに決まったわけじゃないから……!」と渋々エントリーをさせた結果、まさかのファイナリストに選ばれてしまって(笑)
ファイナリストに決まったとZoomで発表された時、パソコンの前で動けずに固まっていた姉の姿を今でも覚えています。
お姉さんのミスコン活動を近くで見ていてどうでしたか?
ライブ配信を夜までやっていたのが本当に大変そうでした。もともと私が「やってみなよ!」と後押ししたことなので少し責任も感じましたね。私なりに励まそうと思って、疲れていそうなときには「頑張れ。」と言いながらマッサージしたりしていました。
でも、途中から楽しそうにミスコンに向き合うようになっていたと思うので、やっぱり背中を押したのは正解だったと思います!「人と喋るのが苦にならなくなった。」と姉はミスコンの後に話していましたし、上手くいって本当に良かったです。
お姉さんの尊敬しているところはありますか?
物事を重く考えすぎないところですね。
最初はとても積極的とは言えない形でスタートしたミスコンだったんですけど、だんだん好きなことをひたすら喋る配信をしたり、最終的には前向きになっていったように見えました。「なんで選ばれちゃったんだろう……」と悲観的にならないで、自分なりの楽しみ方を見つけて頑張っていたのがすごかったです。
怜香さん自身はミスコンに出場したい気持ちはありますか?
新入生向けのミスコンとかお話はいただくのですが、悩みっぱなしです(笑)
姉のように新しい自分を見つけるきっかけになるかもしれないですし、興味はもちろんあるのですが、まず私の通う明治大学にはミスコンが存在しないんですよ。出るとしたら大学を問わずに出場できるミスコンですが、うーん……出るかな……?
大学の勉強、資格の勉強……その先の将来像
ミスコン出場は悩み中ということで……。今は明治大学に通っているんですよね。
はい!今年の4月に入学して、法学部の法律学科で勉強しています。
どうして法律学科に進んだんですか?
将来は情報やIT系の業界に興味があるので、そういう方面の法律を学んでみたいと思ったからです。あとは姉も法律学科で学んでいて、ずっと身近に見ていて惹かれた部分もあると思います。
情報やITって難しそうですね。どんなところが魅力ですか?
小さい頃からスマホ・テレビ・パソコンで情報社会に触れてきて、これからもこの分野はどんどん成長していくはずです。そうなったときに詳しく情報やITについて理解し、リードできるような人になれたらカッコいいんじゃないかなと思います。
最近はエクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できるMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の資格の勉強をしていて、なんとか身に着けようと頑張っています。ファイナンシャルプランナーの資格や秘書検定にも興味がありますね。
資格の勉強も忙しそうですが、大学の授業はどうですか?
新型コロナウイルスの影響で週に2回体育などで通学する以外はオンライン授業中心です。
これまで受けた中で印象に残っている授業はありますか?
憲法の授業である決まった場面でどの法律が適用されるか考えるということをやるのですが、たまに納得いかないときがあります。
納得いかないとは?
例えば妊婦の人を殺してお腹の中にいる赤ちゃんも死んでしまったとしても、赤ちゃんは殺されたことにはならず、1人殺しただけの殺人罪になってしまうんです。私は赤ちゃんも含めて2人分の殺人罪になると思うのですが、法律はそうではないみたいで……。
法律って難しいですね。
そうなんです。町中のポスターで見るようなこれはダメ、みたいなことを学ぶと思っていたのですが、入学してみると六法全書を広げてあれこれ調べて……というのが本当に大変です。六法全書って日本語のはずなのに、専門用語や独特の言い回しが多くてなんて書いてあるのかイマイチわからないんですよね。
これからも勉強頑張ってください!ところで、サークルなどにはもう入りましたか?
まだです。新歓も無いのであまり知る機会がないんですよね。でも、SNSでお誘いのDMが来ることはあります。
どこか興味のあるサークルはありましたか?
軽音部とアナウンス研究会かな……。軽音部は中学高校と吹奏楽部でドラムを担当していて、その経験を活かしたいからで、アナウンス研究会はアナウンサーに興味があるからです。
アナウンサーにも関心があるんですね。
もともと人前で話すことが好きで、高校1年生の頃に授業で将来の職業を考えた時から本格的に興味を持つようになりました。アナウンススクールの体験に行ったこともあります!
高校生でスクールに行ったんですか?!
そうなんです。周りは大学生の方ばかりで私は浮いていましたが(笑)
その時にテレビ朝日の弘中綾香アナウンサーからもレッスンを受けたんです!テレビで見ていた通り、ハキハキとしていてきちんと自分の意見を持っている方でした。
弘中アナから教わることができるなんて羨ましいです!実際にスクールに通ってみてどうでしたか?
ただ話すだけがアナウンサーの仕事ではないとわかりました。正しいイントネーションで話すこと、フリートーク、咄嗟の対応……全部が求められていて思っていた以上に大変でした。
高校生の頃に企業主催の講演会があったのですが、知り合いの方に声をかけていただいて司会をしたことがあるんです。その時にアナウンサーの大変さを実感しましたね。
どんな講演会だったんですか?
企業の代表の方、ボランティア活動をされている方、アスリートの方などにお話をしてもらうという講演会でした。原稿ももちろんあったのですが、その場でお話を聞いて自分で考えて発言する場面があり、それが本当に難しかったです。失礼があってはいけないし、でも自分なりの意見を発表しないといけなくて……。
一流の方の話を聞いて本人の前で発言するのは難易度が高いですね。
本当にそう思います。その講演会での経験をきっかけにアナウンサー以外にも目を向けるようになって、資格や検定の勉強を始めたんです。留学にも興味がありますし、色々と経験する中で突き詰めていけるものを見つけたいですね。
ドラム、ピアノ、ギター……音楽の魅力は?
先ほど中学高校と吹奏楽部でドラムを担当していたと話していました。ドラムって難しいイメージがあります。
そうなんです!一曲の間に色々な拍があるし、周りと波長が合わせるよう練習するのが大変でした。
入部した頃は練習で注意されて泣いて、家に帰って、寝て……の繰り返しでした。上下関係が強いので先輩も厳しかったです。そのおかげで今ではきちんとした言葉で話せるようになったので良い経験になりました(笑)
やっぱり大変な世界なんですね。それでも6年間続けられた理由は何でしょう?
作者がその曲を書いた時、どういう気持ちだったのかだったのか考えながら、自分なりに喜怒哀楽を表現して演奏するのが好きだからだと思います。1曲の練習が演奏会などで区切りを迎えて終わりになると、すぐに次の曲のことを考えてワクワクしていました!
一番の思い出は何ですか?
演奏会で私たちの学校の演奏の後に「ブラボー!」と客席から聞こえてきたことがあったんです。ドラマみたいじゃないですか?「うわ!言われた!」と思って本当に感動しました。ステージから下りた後に友達と「言われたよね?!」って言い合ったのを覚えています。
それ以降、練習にもより一層熱が入ったのですが、「ブラボー!」と言われたのはその時1回きりでしたね(笑)
そんなこと本当にあるんですね!ドラム以外も楽器の演奏経験はありますか?
ピアノを幼稚園から高校入学くらいまで習っていました。姉が先に習い始めていたのを見て始めたのがきっかけだったと思います。
ピアノもやってたんですね!長い間習っていて記憶に残っていることはありますか?
高校3年生の時に吹奏楽部で『千と千尋の神隠し』の曲をやって、その時はピアノで参加しました。自分の卒業にも重なっていたのでグッと来ましたね。
素敵ですね。練習はどうでしたか?
ピアノのレッスンをやめてからブランクがあったので勘を取り戻すのが大変でした。部活と家で2時間くらい練習していました。そのおかげでいいステージになったと思います!
最近は何か弾いてますか?
コロナ禍のステイホームをきっかけにギターを買って始めました。ギターで弾いたのを録音して、それに合わせてドラムを叩くという1人セッションに最近ハマっています!とは言っても人に見せられるレベルではないですが……。
練習曲を何回もやるというよりも難しい曲を日々頑張る方が私には合っているので、椎名林檎さんの『遭難』という曲を少しずつ練習しています。
ギターもやっているんですね!有賀さんは音楽のどんなところが好きですか?
色々な楽器をやってきましたが、とにかく好きな曲を弾くのが楽しいです。たまに嫌なことがあって感情的になってしまったときでも、自分で弾くのはもちろんクラシックを聴いたりすると気持ちが落ち着くんですよ。ストレスの発散にもなりますし。
誰かに「これ弾いて!」と言われたり、街を歩いて「この曲弾いてみたい!」と思った時にサッと弾けるくらいのレベルを目指してこれからも練習していきたいと思います!