【海辺の美女特集2023】有賀怜香（明治大学）

オーロラのツアーガイドになります！

今回は『海辺の美女特集』ということで、最近の夏の思い出を教えてください。

去年の夏に1か月間イギリスに留学したことが印象に残っています。自分自身を見つめ直して、次の目標を決めるきっかけになりました。

昨年の浴衣特集のインタビューでは「ハリーポッターが好きでイギリスを留学先に選んだ」と話していましたよね。観光には行けましたか？

実は、都合が合わなくて叶わなかったんです……。その代わりに、最近東京にオープンしたスタジオツアーには一番に予約を取って行きました！

留学中は、週末を使ってロンドンを観光しました。風景を楽しみたくて地下鉄を使わずに自転車で移動したんですけど、美しい街並みを見られたことだけでもイギリスに行って良かったと思いました。役所がお城みたいなんですよ！ずっと感動しっぱなしでしたね。

自転車での移動、すごくアクティブですね！勉強面はどうでしたか？

語学研修として留学に行ったんですが、正直英語の実力が上がった実感はありませんでした（笑）現地の大学の講義は、日本の大学と同じように教授の話を一方的に聞いて内容を自分の中でかみ砕いていくっていうスタイルだったんですよね。それであれば、日本でも出来るんじゃないかなと思ったんです。

せっかく海外に行くなら実践的に学びたいですよね。

そうなんです。だから、次に海外に行くときは、コミュニケーションを取りながら他言語を学べる環境に身を置きたいと、この1年間ずっと考えていました。

それで実は、今年の10月から半年間、カナダでオーロラのツアーガイドとして働くことにしたんです！

オーロラのツアーガイド？！

はい（笑）もともとは家族旅行でオーロラを見に行きたいという話になって、日本語で案内してくれる現地のツアー会社を探していたんですけど、調べていくうちに自分もそこで働きたい！と思うようになったんです。私は一度やりたいと思ったらそれを突き通すタイプなので、自分でその会社に連絡して面接を取り付けて、採用していただけることになりました。

来年の3月に家族を現地に呼ぶ予定なので、その時に自分のガイドを褒めてもらうことを一つの目標として半年間頑張りたいです！

素晴らしい行動力ですね！迷いはなかったんですか？

就活の時期と重なるので、この時期に休学してカナダに行くことが自分の将来にとってベストなのか、かなり迷いましたね。でも、自由に時間を使えるのは大学生の今しかないと思って決断しました。

ちなみに、会社が住む所を用意してくれるのと、お給料もしっかり出るので経済面での心配はありませんでした。現地でも自分で生活していける目途が立っていますし、ビザも取得したので、自分で人生を決めているな〜！という実感があります。

カッコいいですね！周りの反応はどうでしたか？

実は、ツアー会社での採用が決まるまでは両親に相談していなくて、完全な事後報告だったんです。初めて話した時はひっくり返りそうになっていましたね（笑）でも、両親は私の性格を理解してくれているので、驚きながらも背中を押してくれました。

友達には「え？今？」って言われました（笑）それと同時に、「怜香らしいね。他の人とは別の角度で物事が見えているんだね。」とも言ってもらえました。

確かに有賀さんは冒険心に溢れていますね！どのようなときにやりたいことが浮かんでくるんですか？

私の場合は、暇なときよりも、むしろ忙しくてパンクしそうなときに考えが浮かんできますね。やらなきゃいけないことが山積みの状態のときに一個一個それを整理していくと同時に自分のやりたいことが見えてくる感じです。

アナウンサー以外の道も？冒険は続く……

昨年のインタビューでは、アナウンサーになることも含めて、将来のことについて決めかねているということでしたが、今はどのように考えていますか？

将来のことについて迷っているのは、今もあまり変わってないかもしれません（笑）でも、アナウンススクールに通ったことや学生キャスターとして実際に活動したことで、自分が何を目指すべきなのか考える機会が増えました。

テレビ朝日の学生キャスターに就任して、初めて研修に入った日の深夜に韓国・梨泰院で雑踏事故が起きて、先輩のキャスターが朝まで寝ずに事故の状況を速報で伝えていくのを間近で見ました。ただ、とても勉強になった一方で、このような大きな事故が起きた際に、スタジオで原稿を読み上げることが自分に出来る最大限のことなのか？と疑問に感じたんです。例えばジャーナリストのように、様々な場所に出向いて現地の状況を伝える職業にも関心が湧きました。

イギリスに留学していた時にテレビでニュースを見ることが多かったんですけど、イギリスのアナウンサーは、日本のアナウンサーと比べると、報道に重きを置いていて、ジャーナリストのような仕事だなと感じました。アナウンサーになることと、私が考える社会貢献の手段とが一致しているのかは、引き続き見極めていきたい点です。もしアナウンサーを目指す場合であっても、自分がアナウンサーとしてどのような役割を果たしたいかについてはしっかりと考えていこうと思います。

有賀さんならアナウンサーを目指せる肩書きと実力を備えていると思うのですが、現状に満足せずに常に自分のやりたいことを模索していて素晴らしいですね！

一昨年のフレッシュキャンパスコンテストでグランプリをいただいたことで、アナウンサーや芸能などの道へ進むことを周りに期待されることも多くて、一時期はプレッシャーを感じていたこともありました。でも、今はそれ以外の道であっても自分のやりたいことに真っすぐに突き進んでいこうと思っています。

有賀さんがこれからどんな道を選んで切り拓いていくのか、楽しみです！

正直、大学の卒業がいつになるのかわからないですし、まだ現地で達成できてないなと思うことがあればビザは1年間はもつので、半年以上カナダに滞在する可能性もあります。もしかしたら、そのままずっとカナダで暮らそうって気持ちになるかもしれません（笑）

私はちょっと破天荒すぎる部分があると思うのですが、とりあえず自分のやりたいと思うことは全部実行したいんです！周りの信頼できる人たちと話し合いながらも、これからも自分の正直な気持ちに向き合って生きていきたいです！