美学生インタビューInterview
きっかけは亡くなった祖父の言葉!笑顔を武器にグランプリを目指します
ミスコンに出場しようと思ったきっかけは?
自分の可能性を少しでも広げたいと思ったからです。
1年生の頃から、家族や友達に「ミスコン出なよ~」とは言われていました。その時は茶化されてる感じで私も全く本気にしていなくて。
でも、3年生になって就活とか自分の将来について見つめ直した時に、1月に亡くなった祖父の言葉を思い出しました。祖父はずっと「えりがアナウンサーになったら嬉しいな」と言っていたんです。アナウンサーは自分自身もともと興味があったし、ちゃんと目指そうと思いました。それなら夢に近づくために青学のミスコンに出ようと思い、エントリーしたんです。
出場が決まった時の心境は?
連絡をもらった瞬間に泣きました!もう信じられなくて!高校生の時、同級生たちが「青学のミスコンすごいよ!」と噂してたあのミスコンに自分が出るなんて実感が湧きませんでした。
それと同時に、自分の見た目への意識を変えなくちゃと焦りましたね。私はファッションやメイクにあまりこだわっていなかったんです。だから急いでダイエットしたり服を買ったり、メイクにも気を使うようになりました(笑)
実際に活動を始めて、いかがですか?
自分が思っていた私の印象と、みんなが抱く私の印象が想像以上に違うことに気付きました!
もともと私はカッコいい雰囲気の女性を目指していたんです。でも、いざ活動を始めてみると、SNSのコメントで「えりんこちゃんは笑顔が可愛いね!」と褒めていただくことが多くて!私って、元気で可愛らしいイメージの方が合ってるんだなと思いました。
それからは笑顔が一番の武器だと考えて、SNSなどで笑顔を前面に出すことを意識しています。ライブ配信やTikTokで、みなさんに少しでも明るさが伝われば嬉しいです!
活動中、大変だと感じることはありますか?
最初の頃は撮影に苦戦していました。全く初めての経験ですし、もともとカメラを向けられると、ふざけて変顔してしまうタイプなんです(笑)表情もポーズもどうしていいか分かりませんでした。他のファイナリストのみんなを見よう見まねでやってみて自分に合ったものが何か研究していった感じです。今ではレパートリーも増えましたよ!
母からは「二十歳の、若くて綺麗な時期にちゃんとしたカメラで撮ってもらえるなんて貴重なことだよ」と言われました。確かにミスコンに出ていなかったら撮影の機会はなかったですし、そう考えるとすごく嬉しいことだと実感しました。一つ一つの撮影を大切にして、自分の良さを表現できるようにしたいですね。
ミスコンを通して、小室さん自身の成長させたいことはありますか?
何でも挑戦する姿勢を身に付けたいです。今までは新しいことを始めることが苦手でした。「私はこういうタイプじゃないし……」「自分には無理だ」と自分で自分を決めつけて、挑戦することを諦めていたんです。
でも、ミスコンで色々な経験をさせてもらって、他人から見ないと気付けない自分の良さがあると感じています。自分には合わないと思っていたことも、みんなから「いいね!」と言われることが多くありました。これからは、そういう自分の新しい一面やそれに繋がるヒントを見つけていきたいですね。
本選への意気込みをお願いします!
もちろんグランプリを獲りたいです!
ミスコンに出てからたくさんの人に注目されるようになって、自分の生活も意識も全く変わりました。中でも、家族や友達、SNSで応援してくださるみなさんの”支え”を感じています。私もみなさんを喜ばせたいし、恩返ししたいです。期待に応えられるように、日々の活動に真剣に向き合ってグランプリを目指します!
これほど一致団結して頑張れる仲間は、ここでしか出会えません!
サークル活動はしていますか?
国際ボランティアサークルに入っています!全体で300人くらいいるサークルで、チームを編成し、海外各地へボランティアに行くんです。私は1年生の夏にカンボジアに行って家を建てました。
活動を始めたきっかけは?
海外に行きたかったことと、兄に「サークルは真面目系に入っとくといいよ!」と言われたことがきっかけです。最初は就活にも役立ちそうだし、割と軽い気持ちで入りました。他にも運動が好きだったのでフットサルサークルにも入りましたし……。でも、1年生のカンボジアでの活動で、このボランティアサークルだけにどっぷりハマってしまいました!
どんな心境の変化があったんですか?
みんなの“本気さ”に衝撃を受けました。
チームの20人全員が現地のホームオーナーさんのために一丸となってレンガから家を建てるんです。2週間、汗を流して体調が悪くなる直前まで全員が家づくりに向き合いました。ホームオーナーさんに対する想いが本当に真剣なんです。
これほどまで一つの目標に向かって頑張れる仲間はこのサークルでしか出会えないんじゃないかと思いました。自分がその場に居れることが嬉しくて、サークルが大好きになってしまったんです。
団結力がすごくあるんですね!
みんなといると私も頑張らなきゃと思います。一つのことに打ち込んだ経験があまりなかったので、自分の意識まで変わりました。
それに、価値観が広がることもサークルの魅力です。
ボランティア活動以外にも観光でカンボジアの生活を見て、驚くことがありました。現地の子どもたちの生活環境や、衛生管理されてない飲み水を目の当たりにしてショックを受けたんです。日本で当たり前だと思っていたものが海外だとそうではないんだということは、実際に足を運ばなければ実感できませんでした。
また、帰国後の報告会で他のグループの発表を聞くのも勉強になります。自分とは違う、みんなの意見を聴くのは楽しいし、それぞれを尊重しようという気持ちになりますね。
さまざまな経験を通して、自分の世界が広がりました。海外への想いが強くなってバックパックでの旅に挑戦もしたんです!
とても充実した活動だったんですね!
本当に入って良かったなと思います。
今年の夏合宿で私たちの代は引退なんですけど、私は予定が合わず参加できなくて……。めちゃめちゃ悲しかったんですが、最後のミーティングで私のためのお別れムービーを流してくれたんです!嬉しくて感動しました!本当にみんなには感謝してもしきれません。
一泊6ドルのホテルに泊まったおかげで、どんな酷いホテルでも泊まれます(笑)
先ほど、バックパックで旅をしたと言っていましたね。
1年生の春休みに、ボランティアサークルの友達3人でタイ・ラオス・ベトナム・カンボジアの4ヶ国を巡りました。8kgのバックパックを背負って気温40℃の中を歩き回るのは本当に過酷でした(笑)
予定も決めずに『地球の歩き方』っていうガイドブックを見ながら旅したんですけど、過酷だった分たくさん学びもあって楽しかったです。
予定を決めずに外国で旅をするなんてすごいですね!
泊まる所は前日に決めて、当日にやることを決めていました。ルートだけ考えつつ、行き当たりばったりで歩き回っていましたね。一度、一泊6ドル(約640円)のホテルに泊まったことがあって!シャワーの水から変なにおいがするし、部屋も汚いし、かなり衝撃的でした。ここに泊まったおかげで、もうどんな酷いホテルでも寝れます(笑)
特に印象的だったことは何ですか?
タイのスリーピングバス(長距離移動のための、座席がほぼフラットなバス)での移動が本当に怖かったです!バスに乗ったら、座席を指定されて一緒にいた友達とは離されてしまって。すると、私の寝ていたベッドに外国人のお客さんが案内されて一緒に寝ることに!「誰~!?」と思いながら、ずっと寝たふりをして過ごしました。
目的地に着いてバスを降ろされたのも夜中の3時だったんです!お店もホテルもやっていないので、夜が明けるまで道端にずっと座っていました。野犬もいるし、危ないので寝ないようにじっと明るくなるのを待ってて……。
この経験でかなり度胸がつきました!もう一人でどこにでも行けるし、何でもできる気がします!
貴重な経験をたくさんしたんですね!
最初は海外に行くことすらビビってたのに、今では海外旅行が趣味になりました!
英語が話せなくてもボディーランゲージで思いを伝えたり、市場での値切りしたり、新しい楽しみを知ってしまいました。これからも色々な国を旅して、現地の生活を体験したいです!