美学生インタビューInterview
夢は舞台役者!モデル活動で培った“誠実さ”でグランプリへと邁進します
ミスキャンパス同志社に応募した理由を教えてください。
自分の殻を破るきっかけになればいいなと思ったからです。
私は舞台役者を目指していて、高校1年生の頃から劇団や養成所に所属して、経験を積むために様々なジャンルのお仕事に挑戦してきました。ですが、次第にモデルのお仕事で声をかけていただくことが多くなり、演技系のお仕事のチャンスをなかなか掴めずにいたんです。一歩踏み出せていない現状にとても焦りを感じていました。
大学卒業後は本格的に舞台役者として活動したいと考えているため、たくさんの先輩方が活躍されているミスキャンパス同志社の力を借りて、SNSや自分の売り出し方などの面でも成長できたらと思い、すがるような気持ちで出場させていただきました。
舞台役者を目指したきっかけは何だったんですか?
小学校低学年の頃、合唱団に入っていたんです。そこで舞台の魅力に取り憑かれました。舞台って“瞬間芸術”なんです。これは合唱団の先生の言葉なのですが、舞台には劇場という限られた空間にもかかわらず世界観にぐっと引き込まれる瞬間やその時々でしか見られない良さがあります。
また、「この歌詞が大事だからこう表現しよう」、「一番伝えたいところをこう歌おう」、「こんなふうに世界観を作り上げていこう」など団員たちが繰り返し練習を重ねてきた思いが、本番でピタッとはまる瞬間があるんです。この楽しさに勝るものはありません。合唱団で経験したワクワク感や充実感が今でも忘れられなくて舞台役者を目指しています。
舞台のお仕事に役立つように、 演技のレッスンはもちろん、歌やダンス、殺陣などにも挑戦してきました。いつか全てを特技に変えるまで日々努力し続けたいです。
レッスンと学業の両立は大変そうですが、大学にはなぜ進学したんですか?
両親には両立を前提にレッスンに行かせてもらっていましたし、私自身も勉強は疎かにしたくなかったんです。役者のお仕事って全部の人生経験が繋がるものだと思うので。勉強に限らず人間関係での悩みでも、問題に直面して自分の考えを深めていくという過程で人として豊かになれると思います。それが演技にも活きると思うんです。なので、失敗も含め色々な経験を重ねて、一人の人間としても役者としても学びを得たいです。
でも、レッスンを受けていることや舞台役者を目指していることは今まで友達に隠してきたんです。
どうしてですか?
夢への思いが強すぎて、自分の至らなさばかりが目に付いてしまったからです。「なんの実績も出せていない自分がこんな発信をするの?」と自分を冷静に見てしまい、打ち明ける前に恥ずかしさが立ちはだかってしまいました。
ですが、最近はお仕事をするうえでSNSの発信力も重視される時代になってきたなと感じています。たくさんの方に見ていただけるためにはどうしたらいいかと悩んだ末、 ミスキャンに挑戦することを決めました。
実際にミスキャンの活動に取り組んでみてどうですか?
自分を商品として押し出すことへの経験不足を改めて感じています。今までやってきたモデルのお仕事は商品第一なので、商品をいかによく見せるかといったことを意識してきました。ですが、ミスキャンにおける商品は自分です。自分単体を売り出す難しさには苦労しています。
自分を売り出すためにどのような工夫をしていますか?
SNSでは自分のことだけを書いていたら幅広い年代の方に楽しんで見ていただけない気がするんです。なので、自分をアピールするだけではなく、 私が大学生目線でやってよかったことや好きな場所の魅力を発信するよう心がけています。
たとえば最近、韓国に行ったんです。そこで期間限定のポップアップがあったので、それに関する投稿をしました。若い人たちが見て「気になる!」と思っていただける情報かなと思ったからです。他にもカフェや神社など、色々な世代の方に向けた発信がしたいです。
@mcd2024_sa01 キティちゃんコラボ可愛すぎた。。🎀 #ミスキャンパス同志社 #同志社大学 #韓国旅行 #韓国コスメ #ハローキティ #amuse @ミスキャンパス同志社 @IVE.official ♬ CRUSH – IVE
また、SNSは流行りの方面からもアプローチできたらと思っています。自分の主観ばかりにならないよう、流行りに敏感な子や韓国に詳しい子にアドバイスを貰ってさまざまな目線を取り込めたらなと思っています。
確かに澤さんのSNS、投げやりな投稿がないですよね。全部凝ってるなと思います。
ありがとうございます!わりと質を大事にしているので嬉しいです。
私はグランプリを目指すにあたって一番大切なこととは“自分を売り込むこと”だと思っています。なので、適当に量を重ねるよりも一つ一つ真摯に向き合いたいんです。「これ載せといたらいいか!」みたいなことをするぐらいだったら、思い切ってお休みにします。
モデル経験が豊富な澤さんならではの心がけですね。澤さんのアピールポイントは何ですか?
誠実さですかね。広告モデルなどのお仕事をさせていただいてるので、それぞれの企業の方が自社の商品を売り出すためにどれだけ熱意を持って広告やPRを作られているのかを近くで拝見していました。私自身も現場で関わらせていただく中で積み上げてきた、“物事へ誠実に取り組む姿勢”は自分の中で大事にしています。
最後にファイナルイベントへの意気込みを聞かせてください!
ライブ配信に毎日来てくださることやWeb投票してくださること、どれも本当に大変なことだと思います。大事な時間やお金を使って会いに来てくださったり、たくさんの労力を使っていただいたりしているからには、最後まで活動に誠実に向き合って、応援してくださる方々に恩返しがしたいです。
賞を頂く・頂かないに関係なく、ファイナルイベントまで自分のできる全てをコツコツ積み重ねられればと思っています。その先にグランプリがあればすごく光栄です。
家には“推しの神棚”が!?実はアニメオタクなんです
澤さん、趣味はアニメと漫画と聞きました。
はい。私、地元から離れた学校に通っていたこともあって友達がいなかったんです。そのうえ一人っ子だったので放課後は黙々と一人遊びをしていました。それで、気づいたらアニメにどハマりしていたんです!なかでも『ONE PIECE』や『NARUTO』などの少年漫画系をたくさん見ていました。
好きな作品は何ですか?
『ハイキュー!!』です!もともとスポーツ系の作品にどっぷりハマったことはなかったんですが、 小学校5年生の時に偶然アニメで『ハイキュー!!』を見て、まるでその場でバレーボールの試合を見ているかのような臨場感に惹き込まれました。
『ハイキュー!!』って、ボールから火や雷が出なくて、リアルでできそうな技をバンバン繰り出すんです。そのリアルさゆえの迫力がとりわけ惹き込まれた理由ですかね。あとは、ユーモアのある展開も好きだし、熱い青春に魅せられるし、語り尽くせない魅力があります。全て含めて作品として大好きです。
愛がものすごく伝わりました(笑)推しのキャラクターはいるんですか?
います!ですが、誰にも明かしてはいません。記事でも書かないでほしいです。
……わかりました。でも、どうしてですか?
好きすぎて、比べられたくないんです。たとえばグッズを何個買ってるとか、作品をどう解釈しているかとかは人それぞれだと思います。自分なりに楽しんでいたいというか、自分だけの好きなものとして留めておきたい気持ちがあるんです。
『ハイキュー!!』以外の好きな作品では、友達と舞台やイベントに行きたい気持ちがありますが、『ハイキュー!!』は好きすぎて、イベントに行っても端っこの方でぼっちで黙々と楽しんで、家に帰ってお母さんにだけ感想を聞いてもらいます。
あとは私が表に出る活動をしている分、他のファンの方の手前、公の場で推しに対するアピールをするのは違うとも思っています。
推し活に対するこだわりがすごいですね……!(笑)
実は、家には友達から“推しの神棚”と呼ばれているものがあります。今までのグッズ、書籍、漫画、推しのアクリルスタンドやぬいぐるみなどを棚みたいなところに頑張って入れているだけなんですけど。……この話、大丈夫ですかね。変な人だと思われていないかな(笑)
美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
井上 翔也
僕も昔から美学生図鑑の読者でした!美学生図鑑は1日1度見に来るだけで癒される、そんな場所です。美学生たちの煌めいた一瞬を皆様にお届けすることが出来るよう頑張ります!
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