美学生インタビューInterview
他の候補者を見た瞬間、「ンフッ、可愛いなっ、もうっ。」って思いました(笑)
ミス立教に応募したきっかけを教えてください。
一度受験に失敗して、浪人してしんどかった時に、本当に音楽に救われて。音楽や、その歌詞の言葉の影響力を実感していくうちに、自分もそれを発信したり、何らかの形で携わることで、誰かが前向きに生きる手助けとなる仕事がしたいと思うようになったんです。
だから大学に入って、立教でしかできないことをして、それをこの目標を達成するためのステップにしたいって思ったことがきっかけですね。
ミスコン自体にはいつ頃から興味を持っていたんですか?
大学1年の春くらいからですね。浪人中、本当は慶應のSFCに行ってAIやバーチャルの技術を学んでから音楽番組の制作者になることが将来のビジョンだったんですけど、私の努力不足でその道は残念ながら閉ざされてしまって……。
私の学力で何が出来るんだろうって考えたところ、立教様でしたらね、その、ミスコンがございますので、もしもこの私にチャンスがあるならば、そちらに出させていただけるならもう……!って感じでした(笑)
これまでのミスコンの活動で印象的だったことはありますか?
まず、みんなが可愛いことですね……!もう見た瞬間、「ンフッ、可愛いなっ、もうっ。」って思いました(笑)しかも、候補者それぞれキャラが立っていて。
紗季(Entry No.1の友田紗季)は、「ショートヘア、ボーイッシュ、メイクが得意」、彩華さん(Entry No.2の伊藤彩華)は、「すごく落ち着いていて上品なお姉様」って感じですね。で、No.3に私がいて、カイちゃん(Entry No.4の潘佳伊)は、「気さく。そして面白くてインスタのストーリーは必見!」です。さやかちゃん(Entry No.5の山口清香)は「姉御肌で、悩んでいたら守ってくれるし、スタイルも良くて色っぽい」んです。
みんなキャラが異なっていて面白いし、すごく平和ですね。気持ちが凹むことがあったら真っ先に電話をかけるくらい心強い存在で、本当に良い子たちなんです。
素敵な候補者の方々に囲まれていて、とても楽しそうですね!反対に、活動していて大変だったことはありますか?
実は、エントリーしてから決まるまでは少しぽっちゃりしていたんです。決まってからは、このままじゃヤバいって思って、撮影までの1週間で6.5キロ落としました。もう、修行僧の域でしたね(笑)
そんなに……!?どうやってダイエットしたんですか?
炭水化物(米、麺、パンなど)は敵なので、オートミールを中心とした食生活をしていました。目安のグラムの半分の量を朝と昼に食べて、夜は何も食べないとか。もしくはトマトとナスの脂肪燃焼スープを作って食べる、ということの繰り返しでした。
あとは散歩を平均16キロとかしてましたね(笑)自宅の周辺を友達と電話しながら歩いたり、着たい服を探したついでに表参道をずっと歩いたりとか。
かなりストイックなんですね。
その時は太った状態でいることの方が辛くて。やっていくうちに、「顎シュッとするな~」「体重ってこんなに落ちるんや~」って思って、だんだん楽しくなってきちゃいました。でも、あまりやりすぎると疲れてタスクがこなせなくなったりしてしまうので、今は普通の生活に戻しています(笑)
SNSでの発信で工夫していることはありますか?
質問コーナーをやるときに、自分が答えるだけじゃなくてさらに質問を投げかけることで、参加型になるようにしています。
例えば、「ファンの方:好きなお酒はなんですか?」→「私:赤ワインです!」で終了じゃなくて、「私:皆さんの好きなお酒はなんですか?エビスorアサヒ?」みたいなのを投げるとか。「ファンの方:おすすめの映画はなんですか?」→「私:〇〇です!でもこの辺りはまだ知らないので、おすすめあったら教えてください!」とか。
それでその感想を言ったら話も盛り上がって楽しいし、自分の引き出しも増えるんじゃないかなって思います。
そうなんですね!では、これからの活動に向けて意気込みをどうぞ!
私のことを流し見して終わるんじゃなくて、「こういう部分に惹かれるからこの子を応援したい!」って思ってもらえるように、自分の好きなことや頑張っていることなどをちゃんと伝えていきたいです。
それと、家族、友達、応援してくださる方など、本当に人に恵まれて救われてここにいるので、関わってくれている皆さんがハッピーになれるような候補者でいたいですね。
#オンガクと生きる女子大生
先ほど、浪人時代に音楽に救われたと言っていましたね。音楽にハマったきっかけはなんだったんですか?
『君の名は。』が流行った2016年に、友達に誘われてRADWIMPS(以下:RAD)のライブに行ったことです。誘われた時は、「ライブ?楽しそう!」くらいのノリだったんですけど、演奏前の野田洋二郎さんのトークを含め、実際にライブで色々な曲を聴いていく中で、歌詞が自分の胸にくるものがあって、音楽の力の大きさを本当に実感したんです。これを機に本格的に音楽にハマっていきましたね。
ちなみに、小さい頃からよく歌は歌っていたんですけど、それはすごく音楽が好きだからとかではなく、単に頭が沸いていただけでした(笑)
RADで特に印象的だった曲はありますか?
『棒人間』という曲です。自分が不甲斐無さ過ぎて人間じゃないんじゃないかって思ってしまうくらいネガティブで、だけど大事な人を大切にして生きていきたい、優しくて脆い人間の心の根底を描いたような曲で。
聴いた時に自分の心にに染みる曲って、その時の自分自身をめっちゃ表したものだなって思うんですよ。私こう見えて、もともとはすごく自己肯定感が低いので、この歌詞に共感できるところがすごくあったんです。
あと、さっきも少し言ったんですけど、音楽にハマっていく中で音楽番組の制作者になりたいって思っていたんですよね。
音楽を聴くのが好き、というところから実際に製作に携わりたいと思ったのはどうしてですか?
NHKが放送している『18祭(フェス)』っていう番組の中でのRADの企画を見たことが一番のきっかけですね。
思春期って、多感で反逆精神が強めで自分とたくさん向き合う時期じゃないですか。そういう世代の人たちに送ってもらった自己PR動画をRADが見て曲を作って、その完成した曲を応募した学生のみんなでホールに集まって歌いましょうっていう内容の企画だったんです。
ただ曲を聴くだけじゃなくて、音楽を通して人と関わったり、そこで知り合った人と友達になったりして、迷いながら生きてきた人が希望を持つ姿にすごく感動して、私もこんな番組を作りたいって思ったんです。
音楽を誰かに届けることで人々を少しでも前向きに、元気にさせられるようなことをしたいという夢は、音楽の力の大きさを実感してからずっと変わらずにあるんだと思います。
というと……?
音楽の魅力を最大限に伝えられるような、音楽番組のMCになりたくて。例えば、アナウンサーは正確に原稿を読むプロだと思いますが、良い曲の歌詞やその紹介が書いてあってもそれをトーンを変えて読めるかっていうと必ずしもそうではないと思うんです。
でも、私は単に原稿を読みたいんじゃなくて、自分が好きな音楽を誰よりも熱量を持って届けて、誰かの気持ちを明るくできるような人になりたいんですよね。
その思いの一つの形として、以前はミスコンとは別のインスタグラムのアカウントで曲紹介をしていました。フォロワーさんにリクエストをもらって、それに対して自分なりに曲をチョイスして、「ここの歌詞がこういう風に良い!」みたいな説明を加えて載せていたんです。
以前から音楽を発信する活動をしていたんですね!
そのアカウントでは、3か月で150曲くらい紹介しました(笑)フォロワーさんからおすすめされた曲は全部聴いているし、自分が紹介する曲も4時間くらいかけて聴いて選んでいます。特別な音楽の知識はないので、文面にするときは自分の言葉で表現することに重点を置いていました。
特にお気に入りの曲はありますか?
RADだったら『正解』、『万歳千唱』とかが好きですね。RAD以外なら、UVERworldの『PRAYING RUN』、ONE OK LOCKの『We are』、尾崎豊の『誕生』、『ダンスホール』なんかもすごく良い曲です。
ちなみに、聴くだけじゃなくて歌うのも大好きです!このご時世じゃなければ、三度の飯よりカラオケ!ってくらい(笑)
樋口さんとカラオケに行ったら楽しそうですね(笑)
この先輩は西野カナが好きそうだなって思ったら、西野カナの曲をめっちゃ歌うとか、この先輩は乃木坂で上がるなって思ったら乃木坂の曲を歌いまくるとかもしますね。この人にはこの曲がヒットするだろうなっていうのは人よりわかると思います!
音楽に対しての熱がすごく感じられてきました。では、最後にその想い共に読者に何か一言お願いします!
音楽用のSNSのアカウントは今は更新をストップしているんですけど、代わりにミスコンの方のアカウントで「#今日のオンガク」というハッシュタグで色々な曲を紹介しているので、是非チェックしてみてください!