美学生インタビューInterview
1回生から実践的な授業!課題を通じて基礎を習得
京都造形芸術大学のビジュアルコミュニケーションデザインコースに進学した理由を教えてください。
もともと絵を描くことが好きで、美術系の大学に進学したいと思っていました。
パソコンを使えるようになりたいという気持ちもあって、パソコンを使いながらデザインについて学べるビジュアルコミュニケーションデザインコースに興味を持ったんです。
それで、実際に高校生の時にオープンキャンパスへ行ってみたら授業がとても楽しそうに感じたので進学を決めました!
今、大学ではどのような勉強をしていますか?
グラフィックデザインやWEBデザイン、映像、広告など、情報をわかりやすく伝えるためのデザインについて学んでいます。オリジナルのロゴを考えたり、写真を撮って冊子にしたり、動画を撮って編集したり、そういった課題を通じてデザインの基礎について習得していくんです。
課題によってテーマは決まっているんですが、自由度が高くて自分が思い描いた通りの作品を創りながらデザインを学ぶことができます。1回生の時から実践的な授業をするのが特徴ですね!
1回生から実践的な授業に取り組むのは難しくないですか?
簡単な課題からスタートして徐々に難しい課題に挑戦していくので大丈夫です!
専門的なソフトを使うこともあるんですが、授業の中で使い方を詳しく教えてもらえるので難しくはないです。
でも、毎週課題が出るので、課題の量が多いところが少し大変ですね。
学科を横断して制作に取り組む「マンデイプロジェクト」
好きな授業はありますか?
「マンデイプロジェクト」という他学科と関わりながら進めるワークショップ型の授業が楽しくて好きです!
マンデイプロジェクトについて詳しく教えてください。
京都造形芸術大学の1回生全員が参加するプログラムで、学科関係なく30人から40人のクラスに分かれてワークショップ型の授業がおこなわれます。共同で巨大なオブジェを制作したり、ショーを企画・開催したりするんです。
その名の通り、授業は毎週月曜日にあるんですよ。
これまでに具体的にどのようなことをしましたか?
「ペーパーファッションショー」というものをやりました。
決められた分量の和紙を使って衣装を作って、クラス内で選んだモデルがその衣装を着てウォーキングをするという内容のファッションショーです。
1クラスにつきモデルが4人いるので4通りの衣装を制限時間内に作らなくてはいけないし、ファッションショーなので音楽や演出も自分たちで考えなければいけません。モデルに選ばれた学生はウォーキングの練習もあります。
準備期間が1週間しかなかったので授業以外の時間も自主的に集まって衣装のデザインを考えたりして、大変でしたがとても楽しかったです!
現在はどんなことに取り組んでいますか?
同じくマンデイプロジェクトの一環で1回生の夏休み中にクラス対抗で巨大な「ねぶた」を作ることになっていて、その準備をしています。
マンデイプロジェクトの集大成はこの「京造ねぶた」を作ることで、点灯式や表彰式もあるんです。
今からとてもワクワクしています!
色々な学科の人と関わりながら制作をすると交友関係が広がりそうですね!
マンデイプロジェクトで仲良くなって友達になる人は多いです!
月に1回はみんなで集まってチーズフォンデュをしたり、ホットプレートでご飯を作ったりしています(笑)
最後に将来の夢を聞かせてください。
広告デザイン関連の仕事に就きたいと思っていて、中でもWEBデザインに興味があります。
まだ大学に入ったばかりなので将来や就職について具体的に考えているわけではないのですが、自分がやりたいと思える仕事に就けたらと考えています!