美学生インタビューInterview
“インフルエンサーごっこ”だと思っていたミスコン 対面イベントでファンの熱量に圧倒?!
ミスキャンパス立命館に応募した理由を教えてください。
20歳という節目の年に、何か一つ頑張る経験をしたいと思っていたんです。ミスキャンパス立命館の存在は、昨年高校の同級生が出場していたこともあってなんとなく知っていました。「今年はアンタが出たらいいやん!」なんて話を高校の友達としていて、半分ノリで応募した感じです。「受かったらラッキー!」くらいの気持ちで。
正直、その時はミスキャンの活動内容もよくわかっていなくて、ちょっと言い方が悪いかもしれないですけど、「インフルエンサーごっこみたいなことを経験させてもらえるのかな?」って考えていました(笑)
インフルエンサーごっこ……!一般の大学生から見たらそういうイメージなのかもしれませんね。実際にファイナリストとして活動してみてどうですか?
想像してたよりもずっと奥深くて、濃厚やなと思います。
まず、こんなにも“おじさんのファン”が多いとは思ってなかったんですよ(笑)もう少し同世代の子や女の子からも応援してもらえるのかなと思っていたんですけど、対面イベントに駆けつけてくれるのはほとんどが年配の男性の方。実際にお会いすると、その“迫力”をまざまざと感じます。ファンの方とハート作ってチェキを撮ったりすることもあって、「ミスキャンとアイドルって紙一重やん!」と思うこともありますね。

実際に会うと、やはりインパクトが大きいですか?
そもそも何十歳も歳の離れた方たちに応援されるっていう経験が人生で初めてやし、「いつもコメントしてる○○です」って挨拶されて、「あ、あなたが……!」って繋がった時の衝撃はすごかったです。見た目や喋り方もSNSで受ける印象とは違うし、face to faceじゃないとわからないこともあるなぁって。
9月にあった対面イベントでは、九州から日帰りで来てくださった方もいたんです。私と1枚1000円のチェキを撮るためだけにですよ?!有名なアイドルならまだしも、表舞台に出てまだ半年も経ってない女子大生に、時間も交通費もかけて会いに来てくださるその熱量に、ただただ圧倒されました。嬉しさや有り難さもありますが、それ以上に驚きの気持ちが大きいです。
お話を伺っていると、志磨さんは自分を取り繕わず、ストレートに物を言うところが素敵だなと感じます。
私は言葉を選ばずに思ったことをペラペラ喋ってしまうところがあるんです。ただ、それが「立命館」という名前を背負って表舞台に立つ者として正しいかというと……そこは自分でも少し迷っているところでもあります。
運営スタッフの方は「そんなしまはるが好きやで!」と肯定してくれるけれど、だからこそ「ほんまにそれでいいんか?」って自問自答しないといけないなと思うんです。「自分にしかない物事の捉え方や感じ方を素直に伝えていきたい」と思う一方で、もっと言葉のチョイスに慎重になるべきだし、受け取る人のことを考えないといけないなと思ってます。
ファイナルイベントに向けて意気込みを聞かせてください。
私は結果よりも“過程”にこそ意味があると思っているし、「絶対にてっぺん獲ったろ!」みたいな強い気持ちがあるわけでもありません。この半年間、さまざまな人と出会って、普通の大学生ではできない貴重な経験をたくさんさせてもらいました。だから、結果がどうなろうともその過程を乗り越えてきた自分は強い。そこは揺るがないと思っています。
ただ一つ目標を挙げるとすれば、最後まで自分らしさを見失わないこと。“ミスコンらしさ”というものに飲まれないようにしたいです。
私はオシャレが好きで、いろんな系統の服を着るんです。可愛い系の日もあれば、きれいめやボーイッシュな服を着る日もある。そうすると、やっぱり女の子らしい服装の写真の方がSNSで伸びやすかったりするんですよね。でも、そこで「こっちの方がウケがいいから」と系統を寄せていくのは違うと思うんです。

私は自分の着たい服を着たいし、したいメイクをしたい。“自分らしさ”を守り抜いて、貫いていきたいんです。それはミスキャンに限らず、これから先もずっと大切にしていきたい私の軸です。
強靭マインドの原点はハンドボール!リーダーシップを活かしファイナリストのメンタルケアも担当
志磨さんは自分の考えをしっかり持っていて、マインドが強い印象を受けます。その精神力はどのようにして育まれたんでしょうか?
ずっとスポーツをやってきたからだと思います。小学4年から6年まではバレーボールと陸上、中学から高校卒業までの6年間はハンドボールに打ち込んでいました。

もともとリーダシップの強い性格だったこともあって、中学・高校ともにキャプテンを任される機会が多く、忍耐力や人を引っ張っていく力はそこで身についたんだと思います。
なるほど、スポーツを通してメンタルが鍛えられたんですね。ミスキャンの活動でも、あまり落ち込むことはないですか?
そうですね。というより、部活でものすごく辛い経験をしたことがあるので、どんなことがあっても「“あの時”よりはマシか」って思うんですよね。
高校3年の最後のインターハイ予選で、絶対に勝てたはずの試合で負けて全国大会行きを逃してしまったんです。もともと私はあまりネガティブにならないタイプなんですけど、その時ばかりは今までの人生で感じたことのない悲しみと、どこにぶつけたらいいかわからないイライラがこみ上げてきて、1週間くらい学校に行かずにぼーっと過ごしていました。立ち直るのにもかなり時間がかかって……。
だからこそ、ミスキャンの活動で多少嫌なことがあっても動じないんです。まったく落ち込まないわけではないけど、大体のことは自分で消化できます。これから先の人生でいろんな経験をすると思うけど、「あの時よりもしんどいことはもうないやろう」って思いますね。
どん底を経験したからこその強さなんですね!そこまでメンタルが強いファイナリストって稀な気がします。
活動中にBAD入ってしまうファイナリストはやっぱり多いです。ファイナルイベントのスピーチの練習中に感極まって泣き出してしまう子もいたりして、私はメンタルが落ち着いている分、そういう子を支えてあげられたらと思っています。
頑張って毎日SNS投稿やライブ配信をしても、「全然バズらへん」「伸びひん」「私って価値ないんかな?」ってどんどん気持ちが沈んでしまう子もいる。そんなときは、「タイミングが悪かっただけやから気にせんでいい!」「今までの人生で出会ってきた中でトップレベル可愛いから!大丈夫!」って声をかけて励ましています。

すごい!メンタルサポート役も担っているんですね。
自分のメンタルを自力で立て直すのってすごく難しいんです。私自身、部活の試合で負けた時、周りの人が気付いて助けてくれたから乗り越えることができました。インターハイで全国大会行きを逃した時も、顧問の先生や、同じくハンドボールをやっていた姉が支えてくれたおかげで立ち直ることができたんです。
自分がそういう経験をしたからこそ、今度は自分が支える側になりたい。落ち込んでいる子がいたら寄り添ってあげたいと思っています。
美学生プロフィールProfile
志磨 陽菜 (しまはるな) 立命館大学 産業社会学部2回生
>お仕事を依頼する- 生年月日
- 2005年5月8日
- 出身地
- 京都府
- 憧れの人
- TWICEのモモ
- チャームポイント
- 目 性格を一言で
- 性格を一言で表すと?
- わがまま
- 異性を落とすコツは?
- 相手を知る
- 主な活動
- ミスキャンパス立命館2025 Entry No.3 / アルバイト
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担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer




















