美学生インタビューInterview
「挑戦することで人は変われる」と伝えたい!
ミスキャンパス立命館に応募した理由を教えてください。
自分自身が元気に活動することで、友達や家族に感謝の気持ちを伝えたいと思ったことが理由の一つです。また、新しいことに挑戦したいと思っている人に勇気を与えたいという気持ちもありました。自分の行動次第で未来はどんな風にでも変えられるし、素晴らしいものにできるということを伝えたいと思ったんです。
新しいことに挑戦することの大切さを実感した経験があったんですか?
もともと私は人前に出ることがとても苦手だったんですけど、友人に誘われて大学のオープンキャンパスのスタッフとして活動する中でそれを克服することができたんです。保護者や高校生の前で説明をする機会が多く、自然と人前で話すことに慣れていきました。
挑戦したことで「案外できるんだ!」という気づきを得たので、今度はミスキャンに挑戦することによって「自分も変われるかもしれない」ということを誰かに伝えたいと思っています。
ファイナリストに選ばれた時の心境を教えてください。
まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、電話で知らせを受けた時は驚きの気持ちが大きかったです。これまで表立ってSNSで発信をしたこともなかったので、本当に自分にできるのかなという不安もありました。ただ、選んでいただいたからには期待に応えよう、最後まで全力で頑張ろうと思いました。
活動が始まって数か月経ちましたが、どうですか?
一番大変だったのはライブ配信です。私は人見知りをしてしまうところがあって、初対面の方と画面越しにコミュニケーションを取ることに苦手意識がありました。最初は何を話せばいいかわからなかったんですけど、自分の好きな読書や料理についての話題を選ぶことで少しずつ自分のことを伝えていきました。配信を通して話す力が身についたように感じます。
これまでの活動で特に楽しかったことを教えてください。
協賛企業のSISUI様の着物撮影はとても楽しかったです。着物を着る機会ってあまりないですし、普段しないアップスタイルのヘアアレンジもしていただいて、とても新鮮な気持ちでした。
とても素敵ですね!お披露目写真の時は少し表情が硬い印象でしたが、撮影には慣れましたか?
最初はどんな表情をすればいいかまったくわからなかったんですけど、撮影を重ねるうちに自分でポーズを決められるようになったり、得意な表情を理解できるようになりました。結構成長したかなと自分では思っています。
他のファイナリストは元気な印象の人が多いので、私は逆にクールな感じでいこうかなと考えています。身長も一番高いので、大人っぽいスタイルを目指していきたいですね。
ミスコン活動における自分の強みは何だと思いますか?
SNSのフォロワー数や配信のポイント数に一喜一憂せず、自分のペースで活動できるところだと思います。もちろんまったく気にしないわけではないんですけど、それよりも自分の内面や伝えたいことを発信することを大切にしています。そのマイペースさが私の強みですね。
ファイナルイベントに向けて意気込みをお願いします。
最後まで自分らしさを大切に活動を頑張って、応援していただいてる皆さんに感謝の気持ちを伝えたいなと思っています。 グランプリを目指して全力で頑張るので、引き続き応援していただけると嬉しいです。
大の読書好き!大学では英米文学の勉強も
読書が好きだと話していましたね。
そうなんです。幼い頃から読書が大好きで、シリーズものを読破したり、自分の本のコレクションを眺めたりするのも好きです。本に関わることを学びたいと思って、大学では英米文学を専攻して授業で作品を読み解いたりしています。
読書を好きになったのはいつ頃からですか?
幼稚園の頃から本の読み聞かせや紙芝居が好きでした。小学生の頃も友達と一緒に学校の図書館で「この本、面白いよね!」っておしゃべりをして過ごしていましたね。
小学校高学年の頃からミステリーものにハマり始めて、中学生の頃はミステリー作品ばかり読んでいました。東野圭吾さんの『マスカレード・ホテル』シリーズや、宮部みゆきさんの作品が好きです。
これまで読んだ本の中で特に好きな作品はありますか?
ミステリーではないんですけど、2つあります。一つは、中学1年生の時に読んだ辻村深月さんの『ツナグ』。死者との再会を叶えてくれる「使者(ツナグ)」の仲介のもと、さまざまな背景を持つ依頼者が死者と会う物語です。友情や家族愛などさまざまな愛が描かれていて、とても心温まる一冊です。
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もう一つは、最近読んだ『幸福な王子』というオスカー・ワイルドの英米文学作品。ある街にそびえ立つ「幸福な王子」と呼ばれる像が、ツバメの助けを得て、自身の宝石や身体を覆っている金箔を貧しい人々に分け与えていく物語です。王子の心の温かさに感動するのはもちろんのこと、読み進めていくと人間の愚かさなどについても細かく描写されていて、考えさせられる短編小説です。
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大学では英米文学を専攻しているとのことでした。例えばどんな作品があるんでしょう?
『星の王子さま』や『赤毛のアン』、『不思議の国のアリス』などがそうです。どれも児童文学のイメージがあるかもしれませんが、『星の王子さま』は「人間にとって本当に大事なものってなんだろう?」と見つめ直すきっかけを与えてくれますし、『不思議の国のアリス』は一見可愛らしい物語なんですけど、英語特有の言葉遊びや怖い意味が隠されていて、意外と奥深いんです。
怖い意味、というと?
例えば、ウサギって普通は英語で「Rabbit(ラビット)」って言うじゃないですか。でも、この作品に出てくる三月うさぎは「hare(ヘア)」と表現されているんです。あえてhareを使うことで「凶暴なウサギ」という意味を持たせているんですね。単語一つひとつに工夫がこらされていて興味深いです。
読書で学んだことが普段の生活に役立っていると感じることはありますか?
語彙が増えたことを実感しています。話すときに、本で読んで得た知識をプラスして言葉にすることができたり、自分が言いたいことにしっくりくる言葉を見つけて的確に表現できたりすると、読書をしていて良かったなと感じます。
そういえば今回の美学生図鑑の写真にも、本を読んでるシーンがありましたよね。
そうなんですよ。カメラマンさんが私が読書好きなことをSNSを見て知ってくださっていて、撮影の時に「今、本持ってる?無ければ買いに行きましょう。」って言って近くの本屋さんで買ってくれたんです。
芥川賞作家の川上未映子さんの『すべて真夜中の恋人たち』というずっと読んでみたかった本で、今は忙しくてまだ読めていないんですけど、落ち着いたら読み進めていきたいと思っています。
美学生プロフィールProfile
中島 愛莉 (なかじまあいり) 立命館大学 文学部人文学科3回生
>お仕事を依頼する- 生年月日
- 2003年9月23日
- 出身地
- 大阪府
- 憧れの人
- 出口夏希さん
- チャームポイント
- 右下にあるえくぼ
- 性格を一言で表すと?
- のんびり
- 異性を落とすコツは?
- 目を見て話す
- 主な活動
- ミスキャンパス立命館2024ファイナリスト(Entry No.1) / 学園祭実行委員会 / 入試広報スタッフ
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