美学生インタビューInterview
コンプレックスだった180cmの身長も“ありのまま”に発信!飾らない魅力で語るグランプリへの道
ミスキャンパス同志社に応募したきっかけを教えてください。
大学1年生の時に部活の先輩に勧めていただいたんです。でも、初めは「いやいや出ません!出れない出れない!」と断っていました(笑)自分に自信が無くて人前に出ることが得意ではなかったんです。
でも、それからずっと意識はしていて、実際にファイナリストの方々の活動を見てすごく刺激を受けたんです。「自分も何か影響を与えられる人になりたい」と思いました。でも、当時はメイクすらほとんどしたことがなくて……(泣)出場すると決めたからにはちょっとずつ自分磨きをしようと思い、10kg近く体重を落としました。
すごい減量ですね!
私、食べることが大好きで、以前は一日5、6食も食べていたんです!中高生の頃は運動部に所属していたのでそれでもよかったんですが、大学生になってからはマネージャーをしているので食べてばかりになっていました(笑)
もちろんただ体重を落とすだけだったら栄養バランスが取れないので、食べながらキープする方法を勉強しました。最近は食べたいときにたくさん食べるために、 普段の食生活から見直すようにしています。
努力家なんですね。
ありがとうございます!でも、正直、活動を通して上手くいかないこともたくさんあります。たとえば私、写真を選んだり文章を考えたりするだけで何時間も悩んでしまうんです。「表情硬いな」とか「勉強不足で誤解を与えてしまったらどうしよう」とか不安の種は尽きません。
ですが、そんな姿もなるべくありのまま発信したいと思っています。
どうしてですか?
私はもともと人の影響を受けやすいタイプで、ずっと誰かの真似をして生きてきたんです。だから自分を見失ってすぐにへこんだり、悩まなくていいことで悩んだり、仲の良い子のファッションに合わせたり……“自分らしさ”がありませんでした。
でも、あるとき姉から「自分は何がしたいの?他の人の良さに無理矢理合わせにいくんじゃなくて、あなたはあなたでいい。」と言われたんです。はっとしました。それからは自然体でいることを意識しています。だからあえて表情が硬い写真も発信するし、身長も正直に言うようにしました(笑)
え?身長を詐称していたんですか?
はい(笑)私、身長が180cmあるのですが、ミスキャンに出場するまではずっと178cmと言っていました。高身長のせいで「真面目で怖い」と思われがちで、コンプレックスだったんです。
木村さん、柔らかい人なのに。すごく話しやすいです。
そう言われるのが一番嬉しいです!私、普段は「何してんの?」「しっかりして!」と突っ込まれることが多いし、ミスキャンでは最年少なのでお姉さんメンバーに助けてもらってばかりなんです。友達からは「桜子っていつも当たり前のことをドヤ顔で言うよね。」といじられたりもします(笑)
確かに木村さん、自己紹介動画を一人だけ洗面所で撮っていてコメント欄で突っ込まれていましたね(笑)
@missdoshisha MCD2024ファイナリスト6名の自己PR動画です!!✨️ これを機にファイナリストについてもっと詳しくなっちゃいましょう〜🙌🏻 本日は、エントリーNo.6 らこちゃん こと 木村桜子(きむらさくらこ)さんです! らこちゃんの高身長を生かしたレシーブに注目です🏐@木村 桜子 【公式アカウントについて】 MCD 運営事務局では5つの媒体を使用しています 🌟 Instagram: @missdoshisha X(Twitter): @missdoshisha TikTok: @missdoshisha 公式HP:プロフィール欄のURLをクリック🔎 媒体ごとに異なった内容を投稿しているので、是非チェックしてください💓 【ファイナリストについて】 MCD2024ファイナリストはInstagramとX(Twitter) を運用しています 《※Instagram、X(Twitter)共に同じID です》 No, 1: @mcd2024_sa01 No, 2: @mcd2024_hk02 No, 3: @mcd2024_ym03 No, 4: @mcd2024_yn04 No, 5: @mcd2024_na05 No, 6: @mcd2024_ks06 個人のアカウントではそれぞれの魅力が….✨ 是非覗いてみてください🎶 #ミスキャンパス同志社 #MCD2024 #ミスコン #ミスキャン #同志社大学 #被写体 #fyp ♬ オリジナル楽曲 – ミスキャンパス同志社
そうなんです、恥ずかしい……。他にもお泊まり企画でファイナリスト全員と和歌山県に行った時には楽しさのあまり川に飛び込んでしまい、一人だけびちゃびちゃのオールバックのままジャージ姿で配信したこともあります(笑)
だけど、そういう内面になかなか気づいてもらえないことが多いんです。なので、今までは背を低く見せようと猫背になっていたし、ヒールなんて履くこともないと思っていたし、一生懸命サイズの小さい服を着ようとしていました。でも、一人一人にある“自分らしさ”を表現する価値に気づいてからは、勇気を出して高身長を武器に変えたいと思っています!
木村さんの高身長を活かした投稿、どれも大反響ですよね!
先日、ある女の子から「私も同じ身長でコンプレックスを感じていたけれど、木村さんのようにそれを良さとして頑張りたいと思います。」と連絡を貰いました。他にも「木村さんに影響を受けて、来年ミスコンに挑戦します!」と言ってもらったこともあります。「私でもそんな存在になれるんだ!」と思うと嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。これがミスキャンの良さだなと思いました。
どういうことですか?
ミスキャンは投票してもらったり、ファンの方とコメントを通じて繋がったりと、ただの競い合いだけじゃない“応援してくださる人がいてはじめて成り立つ世界”だと思うんです。
そこに魅力をすごく感じているので、ただ一人でばーっと突っ走って「グランプリだけしか見えてません!」というわけではなく、私の良さとみんなの良さとミスコンの良さ、それぞれで良い影響を与え合いたいです。それが結果にも繋がったらいいなと思っています。
木村さんってどこまでも等身大ですね。全然、気取ったりしない。
活動を始めるにあたって、友達には「今まで通りの関係でいてほしい」と連絡しました。新しく出会った人にも気軽に話しかけてほしいと思っています。声をかけてもらえたらすごく嬉しいです!活動を通して私が特別な何かになるみたいなことも全く思っていなくて、全部の出会いを大切にしたいんです。
よくSNSで「〇〇してください」といったコメントを頂くんですが、すぐにはできなくても絶対に頭には残っています。コメントは時間がかかっても必ず返したいし、「この人は前にこういうコメントしてくれた方だ!」と覚えられるように頑張っています。ライブ配信では追いつかないところもありますが、いつも来てくださってる方には反応できるよう意識しています。応援してくださる方の思いにできるだけ応えたいんです!これから先、自分がどんな存在になったとしても、受けた応援はひとつも忘れたくありません。
ファイナルイベントへの意気込みを聞かせてください!
今こうやって活動させていただけているのは、ファンの方々の応援やスタッフさんの支え、他のファイナリストの方の頑張りがあってこそだと思います。ファイナルとなるとどうしても競うことに重きが置かれがちですが、結果を追い求めるだけではなく“感謝の気持ちを伝えること”を大切にして挑みたいです。
ずっと「何が皆さんへの一番の恩返しになるんだろう?」と考えていました。それは「あ、この子、成長してる。応援しててよかった!」と思ってもらえることなんじゃないかと思います。なので、活動を通じて少しずつ変わっていく私の姿を見せたいし、それが誰かの勇気に繋がったら嬉しいです。
レスリング部のマネージャーとして活動!尊敬する選手たちを献身的に支えています
木村さん、SNSではレスリングについてよく発信していますよね。
私、大学でレスリング部のマネージャーをしているんです!弟がレスリングをしていた影響で昔からレスリングが大好きだったので、尊敬する選手たちのことを支えたいと思い入部しました。
レスリングはあまり知られていないスポーツなので、「マネージャーをしている」と言うと「どんな競技?」とよく聞かれてしまいます(泣)ですが、レスリングってすごく面白いんです!選手やマネージャーさんの応援に繋がると嬉しいので、より多くの人に魅力を知っていただくきっかけを作れたらと思っています。
どんな活動をするんですか?
タイムキーパーをしたりモップをかけたり声掛けをしたりです。活動頻度は選手が週に6回、マネージャーが2、3回で、平日は授業終わりに2、3時間活動します。
お仕事のうち、特に大切だと思っているのが“声掛け”なんです。普段から選手のことをよく観察してコミュニケーションを取るようにしています。「あの選手、最近筋トレ頑張ってるな」とか「前よりも強くなってる!」とか頑張りに気づけるようにいたいんです。
他にも、最近は審判デビューを果たしました!実は1回生の頃から「審判をします!」と言ってはいたんです。少しでも選手の役に立ちたいと思ったので。とはいえなかなか実行に移せず、口先だけになっていました。
しかし、そんな私を見て監督が背中を押してくださいました。試合会場で突然「とりあえず行ってみよう!」と言われたんです。練習もせずいきなり公式戦で初審判という異例の事態で、マットに立つと震えが止まらず、選手以上に緊張してしまいました。やる気に満ちあふれていたはずなのにテンパってしまったんです(泣)
その後「中途半端な審判をしてしまった」と反省しました。自分が実際にマットに立つことで、選手がどれほどの緊張感のなかそこにいたのかを思い知ったんです。
他の活動が忙しく練習に行く機会が少なくなってしまっているのですが、選手はいつでも温かく迎え入れてくれます。なので「行ったときはせめて全力で取り組もう!」と端っこで簡単なアップに参加したり、審判の練習をしたりと積極的に取り組んでいます!
素敵なエピソードですね。最後に、レスリングの魅力を教えてください!
レスリングの試合はたった6分間で、早い時は20秒で終わるんです。なので、時間としては一瞬ですが、選手にとってはきっとすごく長いと思います。そこに今までの努力や思いを全て込めるので。
ときにはたった10秒で試合の展開が変わることもあるんですよ。見ているだけなのに熱くなって、味方が勝っているときは「あと10秒耐えてー!」と祈ります!ひたむきに頑張る選手たちには何度も魅せられてきました。頑張る選手たちのことをもっと支えられるマネージャーになれるようにこれからも努力します!
美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
井上 翔也
僕も昔から美学生図鑑の読者でした!美学生図鑑は1日1度見に来るだけで癒される、そんな場所です。美学生たちの煌めいた一瞬を皆様にお届けすることが出来るよう頑張ります!
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