美学生インタビューInterview
ファイナリスト10人を誇りに思っています!
ミスコンへの出場を決めたきっかけを教えてください。
もともとアイドル活動をしていて、ファンの方に出場を勧められたのが一番のきっかけです。
新田さちかさんが好きで、後から彼女がミス青山2020に出場していたことを知り、当時のことを調べて見ていました。でも、ミスコンは憧れであって、自分が関わる世界ではないと思っていました。
そんな中でファンの方に「出たらいいのに」と言っていただいて、その時は「私が出るものじゃないでしょ!」と返してしまったんですけど、ずっと心にその言葉が残っていたんです。挑戦の機会を逃したら後悔するかもと思って、締め切りの2日前に応募しました。
ファイナリストに選ばれる自信はありましたか?
私は常に悪い方に考えて期待をしないようにするタイプだし、選ばれる自信はまったくなかったんです。なのに、日に日に出たいという気持ちが強くなっていって、もし出場したら自分は何が出来るんだろう?という期待で胸を膨らませながら、過去の出場者の自己PRやファイナルの映像を見たりしていました。合格のお知らせが来ていないか、メールをチェックする毎日でしたね。
選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
受かって嬉しかったんですけど、「やばい!受かっちゃった!」みたいな気持ちも出てきて、嬉しいと緊張と不安が入り混ざっていました。
選考を受けていた時は出たい気持ちが先行してあまり不安はなかったんですけど、いざ受かってからは憧れの世界を自分のこととしてリアルに考えなきゃいけなくなって……。これから11月まで、アイドル活動と並行してちゃんと向き合わなきゃ、忙しくなるぞという不安も大きかったですね。
ちなみに、ミスコンに応募するということは事前にファンの方に報告していたんですか?
伝えていませんでした。合格してからも、お披露目の動画が上がるまでの2、3か月の間は他人に言ってはいけなかったので早く伝えたかったですね(笑)でも、ファンの方に背中を押してもらったことが全てだったので、ミスコンのことには触れずにいつも以上に感謝の気持ちを伝えていました。
やっとお披露目の日になって伝えることができた時は、喜んでくれて嬉しかったです。アイドルとしてのファンの皆さんも、ミスコン活動を応援してくれています。
憧れだったミスコン活動をしている今の気持ちはいかがですか?
今までも、これからの人生にもきっと無いだろうなと思うくらいの充実感を得られています。一緒に頑張っているファイナリストの存在がすごく大きいんです。最近、ミクチャでの配信が始まってからは特にみんなで高め合っているのを感じられて、「こんな経験出来ちゃっていいんだ?!」と思っています(笑)
ミクチャの配信がきっかけになっているんですね。
今まではSNSが中心で各自の活動が多かったんですけど、ミクチャは他の大学と競う要素が入ってくるんですよね。ファイナリストそれぞれ思うこともやり方も違うし、お互いに割り切って話す機会が増えたのが大きいです。ミス・ミスター関係なく、メンタル面のケアなどお互いの気持ちに気づいて支え合える仲になっています。
活動の中で辛いこともたくさんあるんですけど、本気でミスコンに向き合っているのがカッコいいとお互いに思えていて、そんなカッコいい人たちに囲まれて高めあえていることを誇りに思いますね。本当にみんなのことが大好きなんです!
とても素敵な関係性なのがお話から伝わってきます。そんな中で、ライバル関係であることについてはどう思っていますか?
ライバルというのはあまり考えていなくて、勝ちにこだわっている子を尊敬しているし、誰がグランプリを獲っても喜べると思います!ファイナリスト10人全員でファイナルを迎えたいという気持ちが大きいです。
自分がグランプリを獲りたいっていうのはもちろんあるんですけど、私のミスコンの軸は私のためにSNSで一言送ってくれたり、配信を見てくれたりする皆さんの日常に、ちょっとでも幸せを与えることなんです。その人たちを喜ばせられる限り、私は嬉しいんです。競わなくてはならない数字が目に見えることで落ち込むこともありますが、それを超えて自分のやりたいことができている気がします!
魅力的なファイナリストがいる中で、鈴木さんの強みはどんなところだと思いますか?
感受性が強いところと、感じたことをちゃんと言葉に出来ることだと思います。ファイナリストのみんなに対しても、ファンの方に対しても「大好きだよ」というのを素直に言えてしまうんですよね。
私に会いに来てくれて「ここに来ると癒される」と言ってくれる人たちを、心からもっと幸せにしたいと思っています。そんな思いも、恥ずかしがらず直接伝えることができるのは、良いファンの人たちに囲まれているからこそですね!
最後に、ファイナルに向けて意気込みを聞かせてください!
応援してくれている人がいるので、勝ちにもちゃんとこだわりつつ、自分の軸であるファンの人への気持ちは忘れずに、支え合う関係性を守っていきたいです!自分の素を出した上でそう思ってもらえるように、最後まで誠実にこの活動に向きあっていきたいです。
解散まであと少し。最後までアイドル活動を頑張ります!
鈴木さんはアイドル活動もしているんですよね。始めたきっかけを教えてください。
1年生の時に入った、女優やモデルを目指す人を応援するという学生団体で、アイドルサークルを作りたいという人に出会ったのがきっかけです。そのサークルで夢を追う人たちを見てカッコいいなと思い、もともとアイドルが好きだったこともあって、声をかけられたときはすぐに「やろう!」という気になりました。
でも、なかなかやる気のある人が集まってこなくて、もっとアイドルをちゃんとやってみたい、今しか出来ないことだと思って、サークルではなくアイドルグループに入ることを決めました。TikTokで募集を探していたら、社会人や大学生と両立できることを強みにしているグループを見つけたので、すぐに応募しましたね。
合格した時はどんな気持ちでしたか?
楽しそうという気持ちでいっぱいで、何も怖くありませんでした。高校生の時、有志で文化祭のステージで踊った経験があって、その時から人に何かを届けたいという気持ちや、ステージに立つことが得意かもという気持ちがあったんです。もうステージに立つ機会はないかもしれないと思っていたので、また立てることが本当に嬉しかったですね。
アイドル活動の楽しさはどんなところにありますか?
やっぱり、ステージ上が何より楽しいです!
アイドル活動を始める前にアプリで配信をしていたことがあって、そこで有難いことにファンになってくださった方がいたんです。実はその方がミスコン出場の後押しをしてくださった方で、アイドル活動が決まった際も「見に行くね。」と言ってくださって、初めてのステージにも本当に足を運んでくれました。
その人に届けたいという思いで一生懸命練習して初めてステージで披露した時は、本当に最高で「ずっとここにいたい!」「アイドルを続けていきたい!」と思いました。
そのファンの方の存在が鈴木さんの人生に影響を与えているんですね!
本当に世界が広がっています。気持ちをめちゃくちゃ伝えてくれる人で、私が疲れているのを感じたら「あなたがいるから僕も頑張れているよ。」と言ってくださるんです。普段、DMの返信は出来ないのですが、実際にお話できる機会には「本当にお互い様です!」と、私も支えられていることを伝えています。
その方だけでなく、私を応援してくれているファンの皆さんは、みんな私のことを甘やかしてくれるんです!ミスコンで新しくついてくださったファンもそういう方が多くて、「そういう空気感になっているのはみんなのおかげだよ。」と言うと、「いや、あなたのおかげだよ。」と返してくれて。やっぱり甘やかされていますね(笑)
本当に素敵な関係性ですね!アイドルとしての目標はありますか?
実は、メンバーの就活などで活動が難しくなることからもうすぐ解散することが決まっているんです。なので、大好きなグループを最後まで愛し抜くのが今の目標です。
そうなんですね。解散後、他のグループでアイドル活動をすることはないんですか?
今のところ考えていなくて、これが最後のアイドル活動だという気持ちであと少し頑張ります。本当に良い空気感のグループで大好きだったので、これを超えるグループにはもう出会えないと思うんですよね。
アイドル活動とミスコンがほぼ同時期に終わってしまうので、一番辛いのはファンの方々に会える機会が無くなってしまうことです。SNSでの発信は続けられるけど、やっぱり実際に会えるっていうのが大きいなと私は思っているんです。機会は作ろうと思えば作れると思うので、まだ何も考えられていないですが、そういうことも今後考えていきたいですね!