【ミス青山2024特集】村吉姫（青山学院大学）

ライブ配信でファンと交流する楽しさが励みに

ミス青山コンテスト2024に出場しようと思ったきっかけについて教えてください。

憧れの世界に一歩踏み出して、自分の殻を破りたいと思ったからです。

もともとの私は明るい性格でした。でも、高校に進学してから、中学時代の知り合いがほとんどいない新しい環境で、しかもコロナ禍で分散登校が続き、あまり話せない雰囲気に萎縮して、大人しくなってしまったんです。

その後、大学に入り、自分を取り戻したいと思っていた頃、所属しているアナウンス研究会の先輩である吉川来希さん（ミスター青山2023グランプリ）や五百住有希さん（ミス青山2022グランプリ）などがコンテストに出場し、輝いている姿を近くで見て憧れを抱きました。

また、私はアナウンサー志望なのですが、お2人が「ミスコンは将来に繋がるし、大変だけど頑張った分だけ輝けるからやって良かったと思えるよ。」と言って出場を促してくださったので、挑戦してみることにしました。

選考に向けて力を入れたことはありますか？

最終審査の服装はショートパンツという指定があったので、それに向けてダイエットを頑張りました。食べることは大好きなのですが、もともと脂質で太りやすいタイプなんです。なので、サラダを食べるときにも脂質が少なめのドレッシングをかけるなど、油を極力控えたり、バランスの良い物をゆっくりと食べたりすることを意識しました。

また、お2人から頂いたアドバイスをもとに、審査では正直に答えて誠実な姿を見せるようにしました。

ファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか？

合否の連絡が来るタイミングが、ちょうど化粧品検定の試験時間中でした。発表時間には問題が解き終わっていたので、とにかくソワソワして、早く試験が終わってくれと思いながら待っていたのを覚えています（笑）そして、終了直後に震えた手で携帯を見て合格を知った時は、とにかく実感が湧きませんでした。

その後、ファイナリストが公表されるまで顔出しをせずにSNSをやる期間があったのですが、その時もまだ、「本当に始まるのか？」とふわふわとした気持ちでしたね。

その後、気持ちに変化はありましたか？

お披露目のイベントで実際にファンの方を目の前にした時、ここから始まるんだなとエンジンがかかりました。

始まってからはすごく楽しいです！まず、ファイナリスト6人みんなすごく仲が良いんです。次の撮影も毎回楽しみで待ち遠しいくらいで、みんなとプライベートでご飯に行くこともあります。大変なことも共有しあって共に頑張れる、部活のような仲間ができて嬉しいです！

ファイナリストたちとの仲の良さが活動の楽しさに繋がっているんですね。

それに加えて、ファンの方々との交流も楽しんでいます。特にライブ配信ではいつも来てくださるお馴染みの方々もいて、今では話すことを決めていなくてもその日にあった他愛もない話で盛り上がれるようになりました。

それと、この前は配信で早口言葉企画というものをやりました。「新春シャンソンショー」や、「右耳の2ミリ右にミニ右耳」などの難しい早口言葉をファンの方にお題として出してもらって、私が挑戦したんです（笑）

配信は私が一方的に発信するだけでなく相互にコミュニケーションを取れるのが楽しいです。真面目な性格を強みに、一人ひとりと向き合うことを大切にしながら頑張っています。

配信は大変な印象がありますが、ファンの方との交流の場として楽しんでいるんですね！

その他、色々なところで私のことを新たに知っていただける可能性があると思うので、各SNSの毎日投稿も頑張っています。インスタグラムは少しキメている感じの写真を載せたり、Xは文章で素の部分を出したり、リプ返も「ありがとうございます！」だけではなく、一人ひとりに合わせて＋αの情報やメッセージなどを加えて丁寧に返すようにしています。

あとは、メイク動画をTikTokに載せたりもしていますね。今はたまにしか発信できていないのですが、今後は美容系の発信もたくさんしていきたいです。

メイクが好きなんですね！

高校に入学した頃、流行していた韓国アイドルの影響でハマりました。好きな色を持っていると充実感があるので、色味が可愛いとつい買ってしまうんです。リップは100本以上持っているのですが、一度に3本重ねることもあるので、集めるだけでなくそれぞれをちゃんと使っていますよ（笑）

本選に向けての意気込みを聞かせてください！

数か月前まで普通の大学生だった自分に温かいメッセージをかけてくださる方がたくさんいるので、何らかの形で恩返しできたらなと思います。

フィナーレの自己PRでは9年間やっていた日本舞踊をやる予定で練習を頑張っているので、自分らしい魅力を存分に伝えられたらと思っています。全員が成熟した姿をお見せできると思うので、ぜひ会場にお越しいただけると嬉しいです！

+αの情報で臨場感を！アナウンス研究会でスポーツの実況中継に熱中

ミスコンの他に力を入れていることはありますか？

大学のアナウンス研究会の活動です。幼い頃は声優に憧れていて、中学生の頃からは司会などで人前で発表したり、伝えたりするのが好きだと気がついたんです。また、周りからも向いていると言ってもらえたので、アナウンサーを目指すようになりました。

その夢に関連する部活を探していたところ、アナウンス研究会の存在を知り、体験に行ってすぐに入ることを決めたんです！

アナウンス研究会では、どんなことをしているんですか？

4つの部門に分かれて活動しています。アナウンサーのような原稿読みをするMC部門、声優さんのようなことをするラジオドラマ部門、フリートークをするラジオDJ部門、スポーツの実況をする実況部門があって、私は実況のセクションに所属しています。

実況セクションのどんなところに惹かれて所属を決めたんですか？

アナウンサーや声優の仕事に興味があるので、もともとはMCかラジオドラマが気になっていたんです。でも、父が競馬が好きで私も少し知識があることを実況セクションの先輩に話してみたら、その流れで入ることになりました（笑）

思わぬきっかけでやることになったんですね。具体的にどんな活動をしているんですか？

日頃は競馬やサッカーなどのスポーツの試合の動画を流して、それに実況をつける練習をしています。スポーツの実況をするにはルールを知らないといけないのですが、私はもともと試合をあまり見るタイプではありませんでした。なので、スポーツに親しむためにみんなでスポーツ観戦に行ったり、ルールを知っている子に応援の仕方なども含めて教えてもらったりして、日々活動に励んでいます。

実況において、村吉さんなりに工夫していることはありますか？

選手の動きだけでなく情景描写を入れて、臨場感を感じられるようにすることです。基本的な情報の他、そのチームがシーズンでどれくらいの位置にいるのかなどの＋αの情報を交えてエンタメに寄せて話すのが私っぽいなと思います。

それと熱意が伝わるよう、恥を捨てて大きな声を出すことや、終了時間ギリギリにオチがくるようにすることも意識しています。同じ映像でも人によって入れる実況が異なるのが面白いです！

練習の成果を発表する機会はあるんですか？

日頃の練習の集大成として、番組発表会というものがあります。セクション対抗で開催し、撮影や編集をしたサッカーの試合に実況を入れるんです！緊張感を持って人前で話せる機会が多いため、度胸がつきますし、アナウンサー志望の子もいるので情報交換ができるところもアナウンス研究会の良いところだなと思います。

最後に、理想のアナウンサー像について教えてください！

元日本テレビアナウンサーの藤井貴彦さんに憧れています。ただ原稿を読むだけでなく、すごく気持ちのこもった話し方をされるんですよね。例え無機質な情報であったとしても、そこに人間味を加えて視聴者の皆さんに寄り添えるようなアナウンサーに憧れます。

引き続きアナウンス研究会での活動も頑張りながら、大学の勉強もアンテナを張って頑張っていきたいです！