美学生インタビューInterview
リボン
ミスキャンパス同志社2023ファイナリストの氏師みなみちゃんが清楚な浴衣姿で再登場!
ファイナルイベントの自己PRでトロンボーン演奏に挑戦した話や、セントフォース関西所属後初めて臨んだラジオの生放送の裏側などについて語ってくれました。
寒色が似合う和風美人!
今回の浴衣は自分で買った物だそうですね。
そうなんです。去年の夏に、地元徳島の阿波踊りに着て行こうと思って買ったんですけど、台風が来て中止になって着れずじまいだったんです。浴衣をプライベートで着たのは中学2年の時が最後だったので、今回久しぶりに着る機会を頂けて嬉しかったです。
この浴衣を選んだポイントはありますか?
私は静かそう、大人しそうという印象を持たれることが多いので、それに合わせて青を取り入れた浴衣を選びました。控えめなイメージがありつつも、花柄があることによって華やかに見えるところが気に入っています。
帯締めは、もともと浴衣に付属していたのはパールがたくさんあしらわれている今っぽい物だったのですが、一度自分で羽織って合わせてみたらあまり似合わなかったので、和風っぽい帯締めに変えてみました。縄を編んでるような形がお気に入りです。
氏師さんは寒色がとても似合うイメージです。
昨年、ミスキャンパス同志社の活動の中でパーソナルカラー診断を受ける機会があって、そこで「ブルベ冬」と言われたんです。それからはリップも青みピンクっぽい物を選んだりと、診断結果をメイクやファッションに取り入れるようになりました。
それと、ミスキャンの活動が始まった頃にふとSNSに写真を載せたら、「モノトーンが好きなんだね!」というコメントを頂いたことがあったんです。「確かにそう言われると黒と白の服が多いかも……」と気付かされ、それからは色物も買うようになりました。パキッとした色は挑戦しにくいので、薄紫とか水色とかを好んで着るようになりましたね。
話は変わりますが、大学生活最後の夏はどんな風に過ごす予定ですか?
大学の友達はもちろん、中学高校時代の友達ともたくさん遊んでおきたいです。就職したらみんな色々な場所に散らばってしまうと思うので、 会えるうちに会っておきたいんですよね。昨年、ミスキャンのクライアント賞で栃木のグランピング施設の宿泊券を頂いたので、友達を誘って行こうと計画しています。せっかくなので日光東照宮に行ったり、東京にも寄って遊んだりしたいなと考えているところです。
他にも、今年の夏はもっと自分に知識をつけたいので、検定の勉強も頑張ろうかなと考えています。
検定というのは具体的にどういったものですか?
今年の春に防災士の資格を取得したんですけど、その時に、もう少し知識を蓄えておかないと社会人になって困るだろうなと痛感したんです。私は漢字が苦手なので、漢字検定の難しい級、準1級くらいに頑張って挑戦してみようかなと思っています。
防災士の資格は何故取得しようと思ったんでしょう?
アナウンサーを目指す中で、災害から命を守る情報を伝えるためには知識が必要だし、取っておくべき資格だなと思ったんです。
試験自体はそこまで難しくはなくて合格率も高いんですけど、テキストは結構分厚くて、試験とは別に2日間の講座もあったんです。AEDの使い方について講習を受けたり、地震研究者などさまざまな専門分野の方の貴重なお話を聞くことができたりしてとても勉強になりました。
小学生以来のトロンボーンに挑戦!
前回登場いただいたのは「ミスキャンパス同志社特集」でした。どのような気持ちでファイナルイベントを迎えましたか?
活動期間中は長く感じたんですけど、いざファイナルが目の前にやってくると「あっという間だったな」という感覚が大きくて。だからこそ、ファイナリストの6人みんなで最後まで楽しもうという気持ちでいました。
自己PRではトロンボーンを披露したと聞きました。
書道を習っていたので最初は書道パフォーマンスをしようと考えていたんです。でも、書道については公言していたので、もっと隠れた特技を披露してみたいなと思ったんですよね。もともと「 新しいことにも一歩踏み出してチャレンジできる自分になりたい」という思いからミスキャンに出場したので、ファイナルでも新たな挑戦をすることに意味があると考えました。
そこで思いついたのが、小学生の時にクラブ活動で2年間習っていたトロンボーンだったんです。
小学生以来、触っていなかったということですか?
そうなんです。トロンボーンやろうと決めたのがファイナルイベントの1か月前くらいだったのでそこから猛特訓を始めました。曲は、私の大好きな back numberさんの『水平線』を選びました。
トロンボーンは腕の伸ばす長さで音程を変えるんですけど、本当に久しぶりだったのでその感覚も忘れてしまっていて……。でも、ミスキャンの運営スタッフの中に高校時代に部活でトロンボーンをやっていた方がいたので、その方から一つずつ教えていただいてなんとか思い出すことができました。
本番では上手く演奏できましたか?
当日、楽屋では音が合わなくて、「最初の音から間違えちゃうんじゃないかな……」って不安になるくらいだったんですけど、いざ舞台に立って吹き始めると緊張もなく、出だしも成功しました。少し音を外してしまった部分もあったんですけど、音の伸びは今までで最高だったと思います。本番が一番上手くいくことなんてあるんだなぁ〜と感じました。
それは良かったですね!コンテストの結果についてはどう受け止めましたか?
たくさんの方が投票して応援してくださったので、グランプリを獲れなかったことについては私の力不足だと感じました。
でも、ほのかちゃんが選ばれた時は、グランプリに相応しいなって素直に思いました。一番近くで頑張っているのを見てきたので、納得の結果です。それに、ファイナリスト6人みんなが何かしらのクライアント賞を受賞できたことが一番嬉しかったですね。
初めてのラジオの生放送に苦戦?
ミスキャンが終わったあと、セントフォース関西(学生アナウンサーの事務所)に所属しましたよね。
ミスキャンが終わって何もすることがなくなってしまって、ここで挑戦が終わってしまうのかな?と思っていたので、さまざまなメディアに出演できる機会を頂けたのは本当に有り難いなと感じています。
先日、所属後初めての活動で『gee up sprout』というラジオ番組に出演させていただいて、伝えるお仕事の難しさを改めて感じました。
池田穂乃花さんと2人で出演していた番組ですよね。どのような点に難しさを感じましたか?
「徳島の美味しいものを教えてください」という質問をリスナーさんから頂いて、徳島の名産物についてお話したんですけど、 声と表現だけで「美味しそうだなぁ」と想像してもらわないといけないじゃないですか。言葉ひとつで受け取り方が異なるので責任重大だなと感じました。
さらに、この番組は生放送なので時間内に端的な言葉で話さないといけないんですよね。私は長く喋ってしまいがちで、結果的に少し時間が押してしまいました……。
ラジオならではの難しさですね。そういえば氏師さんは地方出身ですが、訛りや方言で苦労したことはありますか?
あります!例えば、友達と遊ぶときに「私もはめて!」って言うんですよ。
はめて……?
「入れて」という意味です。「カバンにはめといて」とか、何でも入れることをはめるって言うんです。あと、これはもう封印してるんですけど、「ごっつい美味しい!」とか言ってしまうんですよね(笑)
自分では共通語だと思っていた言葉が実は方言だったということもあるので、そういう気付かない部分を直していきたいです。
来年からは社会人になります。最後に、どんな社会人になりたいか教えてください。
人それぞれの生き方や考え方に寄り添えるような人になりたいです。
例えば、働いている職種が違うとその人のお仕事を理解することが難しかったり、世代が違うと価値観を共有できなかったりするじゃないですか。私も今は学生ですけど、社会人になると学生の時の気持ちも忘れてしまうと思うんですよね。どんな立場や考え方の人と接する際にも、相手のことを理解し、共感できる人間になることが目標です。