美学生インタビューInterview
ミスコンはアナウンサーという夢を叶えるための成長過程
ミスコンに出場したきっかけは何ですか?
もともとはミスコンに出場することには興味がなかったし、可愛い子たちが出て自分をアピールする場所みたいなイメ―ジがあったんです。でも、高校時代から仲の良い友達がミスコンが大好きで、その友達がミスコンの魅力を語っているのを聞いて素敵な機会だなと思うようになりました。周りの友達も出場を勧めてくれていたのもあるし、将来アナウンサーになりたいと考えているので、大学2年生の今出場するのがベストなタイミングだと考えて応募しようと思いました。
ミスコンにエントリーすることは私にとって大きなチャレンジでした。だからこそすごく悩んで応募を先延ばしにしてしまいましたが、友達が催促してくれて写真も撮ってくれて、やっと応募締め切りの前日にエントリーしました!最初、家族からミスコンに出ることを心配されていたのもあって、落ちたら落ちたでいいやという思いも正直ありましたね。
ファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
バイトの休憩時間に結果が来たのですが、その日に来るとは思っていなかったのでパニックになりました!嬉しい気持ちはもちろんありましたが、本当に選ばれちゃった、大事になっちゃったみたいな思いも同時に湧きました。
でも、心配していた家族も出場が決まった時には私の将来の夢を見据えた挑戦を応援してくれて、周りの友達は「おめでとう!マネージャーになる!」って言ってくれました(笑)
出場前と出場後でイメージのギャップはありましたか?
やっぱりすごく忙しいけど、その忙しさは楽しいものだったというのは良いギャップでした。もっとしんどいものだと思っていましたが、プラスに働いてもっと頑張ろうと思える良い意味でのストレスを感じています。
これまでの活動で思い出に残っていることはありますか?
自分の成長を感じたことが思い出になっています。ミスコンが始まって、思うようにいかないことがすごく多かったんです。周りのファイナリストの方たちはみんな3年生で3年間ミスコンに出たいという気持ちを持って一人一人準備してきていると知った時に、自分はギリギリまで出場を悩んで、受かっちゃった!みたいな感じだったので準備が追いつかなかったことが辛かったです。ミスコンが始まってから土台づくりをしていることにすごく焦ったし、SNSは数字で結果が目に見えるから落ち込んで毎晩ポロポロ泣いていた時期もありました。
8月中旬くらいにライブ配信で、辛い時期があったということをファンの方に打ち明けました。ファンの方から「花菜ちゃんの将来に繋がることができていれば順位はあまり関係ないし、その中で自分が何を学んだかだと思うよ!」って言ってもらって、グランプリだけを目的にしなくて良いんだと気付くことができました。
そこからはフォロワー数を気にせず自分の“成長の過程”としてミスコンに出ているという意識を持つことができています!私のファンの人たちは温かい人が多くて、私の成長を見守ってくれる有り難い存在です!
ミスコンにおいて自分の強みはどこにあると思いますか?
ファンの方からは「何色にでも染まれる」と言ってもらえることが多くてそれが強みだと思っています!子どもっぽく見える日もあれば大人っぽく見える日もあって、髪型や服装で色々な雰囲気を見せることができる。これが自分の強みであることはミスコンに出てから知りました!
それまではあまり自分に興味が無かったんです。でも、すごく可愛い方たちと事実上戦わなきゃいけなくなって、とにかく可愛くならなきゃ!と思ってメイクの研究をしました。自分磨きをする中で何色にでも染まれる自分を発見することができました。
内気だった中学時代を乗り越え、自分らしさを出せるようになりました!
特技はありますか?
ダンスです!リズムダンスを小学2年生から始めて、小学6年生までやっていました。
中学受験を機に一旦辞めたのですが、中学2年生の時に宝塚が好きになってそのしなやかなダンスを見ていたらまたやりたくなって、それからジャズダンスを始めました!今もずっと同じ先生に習っています。サークルでもダンスをやっていて、「ガールズ」というヒップホップのようなジャンルを踊っています!
長く続けているんですね!ダンスの好きなところはどこですか?
表現方法の一つとしてダンスを素敵だと思っています。私は中学高校時代人見知りで、自分を表現することや意思を見せることが恥ずかしいと感じてしまう性格だったんです。そんな自分を解放できる瞬間がダンスでした。人に見せるだけじゃなくて自分の心の健康にも役立って、思っていることや怒りとかもダンスだったら表現できて、ストレス発散にもなっていました。
シャイだった時期があるなんて意外でした!
自分が描く自分のイメージと他の人が描く自分のイメージに乖離があると感じていました。実際は人と話すのも楽しくふざけるのも好きだったんですけど、おとなしそうとか静かそうとか言われることが多かったんです。中学時代は周りの人のイメージ通りの自分じゃないことで嫌われることが怖くて、自分を出せず内気になってしまっていました。
その辛い時期をどう乗り越えたのですか?
自分を出せないままでいることが辛かったので、とりあえずその辛さを抱える自分を受け止めることにしました。そして、ちょっとずつ自分らしさを出していこうと考えました。
高校1年生で生徒会に入ったことで中学時代に比べると顔が広くなり人と話すことが多くなって、自分を出していこう!嫌われたらそれはそれだ!と思えるようになりました。思い切って自分を出してみると周りの反応は意外とポジティブで、いいねって言ってもらえたことでだんだんと自分らしく振る舞えるようになりました!
昔は自分に対してこうじゃなきゃいけない、みたいな固い定義を作ってしまっていましたが、自分を作っていくのは自分なんだって気付けたんです。周りの人からそんなイメージを持たれる自分もいるんだと柔軟に考えられるようになれました!