美学生インタビューInterview
特技は歌!中学1年で全国大会の大人部門に出場
特技を教えてください。
歌です!始めたのは6歳の時。5歳の時に友達に誘ってもらって日本舞踊を始めて、その先生の娘さんが歌とピアノの先生をやっていたので声楽も始めました。
受験や、高校に入ってから入部したダンス部の活動が忙しくなってしまって、日本舞踊は辞めてしまったんですけど、コンクールにも出て頑張っていた歌だけはここで辞められないと思って高校を卒業するまで続けました。
歌のコンクールにも出場していたんですね!今までで一番思い出に残っているコンクールはありますか?
小学3年生から6年生の時に家族で歌を歌う家族部門に出場したことです。予選は録音した音声での審査、通過したら地区大会に出場して、そこで優勝した人たちが全国大会に進みます。
結果はどうだったんですか?
全国大会を目指していたんですが、3年生では地区大会で入賞を逃して、4年生から6年生の3年間は地区大会2位で終わってしまってとても悔しかったです。でも、家族3人で歌の練習をすることはなかなかないので良い思い出ですね。
中学生からは大人部門に入るのですが、家族部門で全国に行けなかった分、中学1年生では頑張って全国大会まで進みました!それまでは同じ世代の小学生としか戦ったことがなかったので全然違う世代の大人と戦うのは初めてで、初の全国大会、初の大人部門という環境でドキドキしたのを覚えています。
中学1年生にして初めての全国大会に出場してご自身の変化はありましたか?
賞は取れなかったですけど、大舞台を通してちょっと大人になれたと思います。
大人部門の中では中学1年生が最年少だったので、周りとレベルが違いすぎて、リハーサルの時点で泣いてしまったんです。先生と親に励ましてもらってなんとか次の日の本番を迎えましたが、お客さんがよく見える大きな舞台で緊張してしまいましたね。
でも、緊張でテンポが遅れてしまった時に、伴奏をしてくれていた先生が私に合わせてゆっくり弾いてくれたので、なんだかんだ上手くいったし出し切れた感覚があって一つの自信になりました。
最近は歌の活動はしていないんですか?
歌の先生のお知り合いが東京にいるので、その方の教室のお手伝いをしたり、その仲でジャズミュージックのレコーディングに参加させてもらったりしました。初めてヘッドフォンを付けてレコーディングして楽しかったです。これからも少しでも歌に関わることを続けていけたらなと思います!
着付けの資格取得に向けて頑張っています!
現在は何か頑張っていることはありますか?
約1年ほど前から着物の着付けを習っています。
大学進学を機に東京へ来てすぐコロナが流行したので、学校に行けない、ずっと家に籠っていなければならないという状況が私にとってはとても辛かったんです。
そこで何かやりたいと考えていた時に、日本舞踊を習っていたことから着物に関連するものを探して、浴衣を着てランウェイを歩くコンテストに出場することになりました。コンテストでは浴衣を着付けてもらって、その後にコンテストを主催していた着物の着付け教室に通い始めました。
今は5級の資格を持っていて、次は4級の資格を取得できるように練習しています!
資格があるんですね!着物の着付けの試験はどんな内容なんですか?
5級では、福良雀(ふくらすずめ)という帯の形を制限時間内に結んで点数を付けてもらって合否が決まります。
制限時間が厳しくて、練習の時には間に合わなくてやばいかなと思っていましたが、本番はアドレナリンが出たのか制限時間内に終わることができました!
着付けの楽しさはどこにありますか?
自分で着物が着られることが楽しいです!着物を着ることって日本人でも特別感があるじゃないですか?なので日常的に着物を着ることができるのが嬉しいですね。
最近は袴や浴衣を人に着付ける練習もしているので、卒業式とかで着付けに困っている友達がいたらやってあげようと思っています!
高齢者にもわかりやすいニュースを届けるアナウンサーになりたい
将来の夢はありますか?
アナウンサーになりたいです。アナウンサーを視野に入れ始めたのは高校生の時で、私が大学受験で進路に悩んでいた時にダンス部の先生が東京に行くことを提案してくれたんですけど、「アナウンサーとか似合いそうだよ。」ってポロっと言ってくれたんです。
それがずっと心に残っていて、大学に入学してから親と就職の話をしていた時に、「1年生のうちから色々見てみたら?」と言われたのをきっかけにアナウンススクールに通い始めました。
最初は色々挑戦してみようという気持ちで始めたんですけど、やってみたら今まで歌やダンスで培ってきた表現力が、アナウンサーとして画面越しに情報を伝える力にも繋がる部分があって楽しかったんです。そこからアナウンサーになりたいという気持ちが強くなりました。
憧れのアナウンサーはいますか?
フジテレビの三田友梨佳さんに憧れています。
『Live News α』という番組で、ニュースの原稿を読み終えたあとに三田アナウンサーがご自身の言葉でコメントをするという場面があるのですが、それを見てニュースをただ伝えるだけではなくて自分の思いを、素敵な言葉でわかりやすく伝えられるのはアナウンサーならではの仕事だなと思いました。
将来、どんなアナウンサーになりたいですか?
高齢者に優しい情報提供ができるアナウンサーになりたいです。
私は毎日電話をするくらい自分のおじいちゃんおばあちゃんが大好きなんですけど、最近2人とも忘れっぽくなってきているんです。電話でニュースの話をしていても、テレビを観ているはずなのに理解していないことが多いと感じるようになりました。
アナウンサーになって、高齢者にとっても分かりやすいニュースの伝え方を考えていきたいと思っています!