美学生インタビューInterview
明るくてよく笑う、そしてポジティブ
ミスキャンパス関西学院に応募した理由を教えてください。
就活も終わり、あと半年残っている学生生活で何しようかな?って考えた時に、私はサークルにも入ってなくて、大学で特に何もしてないことに気づいたんです。
このままじゃなんか寂しいなって思っていた時に実行委員会の方からInstagramでミスコンに出ないかと誘っていただいて。友達に相談したら、「やってみたら?」て言われたこともあり応募を決めました。
そうなんですね。応募写真はどんなものにしましたか?
これは母に撮ってもらいました。自分が思い描くミスキャン像を想像しながら撮影してもらいましたね。キラキラで、笑顔全開みたいなイメージです(笑)
角度とかも全然分からなくて。去年のミスキャンの方の写真をめっちゃ見て、斜めの角度が多かったのでこの写真にしました。
選考はどうでしたか?
特技披露でクラシックバレエをしました。実行委員の方がシーンとしていて、皆さんマスクをしているので怖かったのを覚えています。目が笑ってなかったです……。無反応の中踊ったんですけど、後々聞いたところ、マスクの中では笑っていたそうです(笑)
ファイナリストに選ばれた時の気持ちを教えてください。
「え!?」って感じてめっちゃ声が出ました。実行委員会の方に「反応良すぎ(笑)」って笑われましたね。嬉しさと驚きの半々でした。
実際にファイナリストとして活動を始めてどうですか?
始めた頃はライブ配信が難しかったですね。でも、応援してくださっている方々と直接喋る機会がない分、配信ですごく心の距離が近くなった気がします。最初は喋るだけだったんですけど、途中から、私が料理をしているところを配信して、一緒に「いただきます!」みたいなことをしています。この前はキンパ(韓国風海苔巻)を作りました。
あとは、ミスキャンの活動の一環でウォーキングレッスンも受けているんですが、今まで歩き方とか意識したことがなかったのでとても勉強になっています。レッスンの中で先生に「あなたたちが思うポーズをとってみて。」って言われて、各自が歩いてポーズするようなことをやったのですが、自分がとったポーズと先生がイメージしていたポーズが違っていて。自分は大人っぽく見せようとしたんですけど、それよりは可愛い感じがあなたには合うんじゃない?って言われました。これは新しい発見でしたね。
出場前と比べて自分自身に変化はありますか?
自分の見せ方が変わった気がします。今までは自分がメイク好きでやってたんですけど、「これをこう変えたらどう思われるんかな?どんな意見もらえるんかな?」て考えてメイクするようになりました。例えば、赤いリップだと女の子が喜ぶし、薄いピンクだど男性からのウケが良かったり(笑)SNSのコメントの反応で分かります。
それと、ミスキャンに出てからすごく健康に気を遣うようになりました。私、もともとはまったく野菜を食べてなかったんです(笑)でも、最近ではスーパーで手に取るものが変わってきましたね。「ヘルシー」みたいな単語が書かれている商品に自然と目がいきます!お菓子も大好きでよく食べていたんですけど、今は抑えています。
ストイックですね。活動中、大変だなって思うことはありますか?
スケジュールが思ったより詰まっていることですね。管理が大変です。スケジュール帳をミスキャン用とバイトなどの予定を書くものと2種類作って使い分けています。
ミスキャンの活動について誰かに相談したりすることはありますか?
2019年にミスキャンパス関西学院に出ていた片山莉紗子ちゃんが友達で、よくアドバイスをもらいます。メンタルの保ち方について相談した時は、たまには無になる時間を作って楽しむ気持ちが大切って言ってましたね。
あとはコメントの返し方についてアドバイスをもらいました。いつも「嬉しいです!」とか「ありがとうございます!」とか返しがワンパターンになっていたんです。こっちからもっと興味を持って質問を返したらいいんじゃない?って言われて今はそれを実践しています。
活動の中で大切にしていることはありますか?
自分を見失わないようにしています。周りから意見を言われると本当の自分が分からなくなることがあるので……。明るくてよく笑う、そしてポジティブなのが自分らしさだと思っているので、それは常に忘れないように意識していますね。
最後に、ミスキャンを通しての目標を教えてください。
ずっと目標を持っている女性でいたくて。これから社会人になる上で、小さいことでもいいから目標を立ててそれをクリアすることでより良い女性に成長していきたいです。
たった1年の受験対策で宝塚に挑戦!
これまでの人生で何か力を入れて取り組んだことはありますか?
高校生の時に宝塚音楽学校を受験したことです。
受験しようと思ったきっかけは?
小さい頃からバレエを習っていて、一緒に習っていた友達の影響で宝塚歌劇はよく観に行っていて、ずっと好きでした。一つの舞台でこんなにも人を感動させることができるんだって。
大学受験を見据えて進路を考えている時に宝塚を観に行ったんですけど、そのとき客席で「宝塚を受験しよう!」って急に思ったんです。進路を考えていた時期だったからなのかよく分からないんですけど、本当にフィーリングでした。
そこからどのように受験対策をしたのですか?
バレエとダンスは習っていたので、歌を習い始めました。まずは声の出し方から。先生と1対1で、先生が伴奏をして私が歌うみたいな。
試験ではソルフェージュっていう音楽の基礎能力を見る審査があって。10秒ぐらいの歌の楽譜をその場で渡されてアカペラで歌うんです。これが本当に難しかったです。
どのぐらい練習していたんですか?
歌と並行でバレエも続けていて、多いときで週5でレッスンでした。しんどいというよりかは、受験までの準備期間が短いっていう不安が大きくて。親も食事面でかなりサポートしてくれたりしたのでその応援に応えられるかっていうプレッシャーもありました。
その頃は一緒にレッスン受けている子と夢について語り合ったり、大好きな宝塚のDVDを観て心を落ち着かせていましたね。
受験本番はどうでしたか?
2次試験の時に、緊張で直前になって歌詞が思い浮かばなくなったんです。頭が真っ白になって……。その時のことは今でも覚えています。
結局思い出せなくて、最初の方は自分で作った歌詞を歌いました。その場で頭に浮かんだまったく違う歌詞です(笑)そうして歌っているうちにだんだんと歌詞を思い出してきました。
アドリブ力がすごいですね!
そのあと。ありがたいことに最終審査まで呼んでいただけて。自作の歌詞で歌ってたのが印象的だったって言われました(笑)
でも、結果は不合格でした。やっぱり悔しかったです。ただ、それより達成感の方が大きかったかも知れません。
宝塚受験までの1年は修行みたいでした。毎日練習で、本当に根性がついたと思います。それを乗り越えたことで自分に自信を持てるようになりました。