【ミス中央特集2021】澤村美南（中央大学）

憧れで終わるのはもったいない！念願のミスコン出場

ミスコンに出場したきっかけを教えてください。

一番のきっかけは憧れですね。高校時代からミスコンを見ていて中村麻美さん（ミス青山2015ファイナリスト）や楫真梨子さん（ミス立教2018グランプリ）にずっと憧れていました。憧れで終わってしまうのは絶対に後悔すると思って自分もエントリーするだけしてみようと思ったんです。

ミスコンに応募することは両親にも言わなかったので、エントリー用の写真を撮る時も親が外出している間に急いで撮影しました。スマホスタンドも持っていなかったので家にあるものを積み上げて、汗だくになりながら撮影しましたね（笑）5枚撮るために1時間くらいかかってしまいました。

それは大変ですね……。ミスコンの面接ではどのように自己PRしたんですか？

等身大かつ熱意が伝わるように話しました。相手が聞きたいことを最短で伝えられるように、1つの質問に対して1つ答えるようにして、深掘りされたら深く話すようにしましたね。その方が印象に残るだろうと思ったし、何より面接官の方々はたくさん話を聞いてるだろうから、私の話を聞くのも大変だろうと思ったんです。

髪型も印象に残るようにぱつっとしたワイドバングにしました！ミスコンというと、スカートが似合うふんわりとしたイメージがあったので、あえて、モード感のある他とは違う個性を出せるように意識しました。

念入りに準備して挑んだんですね！澤村さんはどんなところが自分らしさだと思いますか？

普通であることだと思います。私は喜怒哀楽がしっかりあって、人の気持ちをよく理解することができる方だと思っています。なので、SNSではいろんな表情が見えるように工夫しました。

今年、出場を決意したのには何か理由があるんですか？

2年生の時にも出たいと思ったんですけど、コロナの影響でどういう風に開催されるか分からなかったので難しいなと思いました。今年も「自分には無理だろう」と半ば諦めていたんですけど友達が「出ないの？」と言ってくれて、もしチャンスがあるなら出たいと真剣に考え始めました。

ミスコンに出ることに不安はありませんでしたか？

不安とワクワクの両方がありました。半分の不安を乗り越えらられたのは、応募しないで諦めたら高校生の時の自分が可哀想だと思ったからです。応募してみて通らなかったらしょうがないって諦めががつくけど、やってもないのに諦めるのはもったいないと思ったんです。

ミスコン活動が始まってからもプラスとマイナスの感情が常にありました。ミスコンに出場しなければ経験できなかったであろうことを経験できたり、サークルに入っていない私は大学での友達が多くなかったのでたくさんの人と関わりを持てたことは嬉しかったですね。

一方で、人と比べたり自分をどう表現すれば良いのか分からず悩んだ日もありました。でも、その度に等身大の自分と向き合うようになりました。

大学の友達が多くなかったと言っていましたがどのように応援してくれる人を増やしたんですか？

まずは友達や近くの人のリアクションを大事にすることと、コメントや送られてきたダイレクトメッセージをストーリーに載せてこまめに返答するようしました。そのストーリーを見た人が「こういう風にメッセージを送っていいんだ」と思って、送ってくれる人が増えたら嬉しいなと思いました。

まめに返事をするようにしたんですね。

そうですね。でも、やっぱり想像していた世界と実際に出てみてのギャップは大きかったです。活動が始まったばかりの頃は驚きの連続でした。朝晩投稿するので、寝ても覚めてもミスコンのことで頭がいっぱいです（笑）これほどSNSの更新が大変だとは思っていなかったです。

でも、コメントを送ってくれたり、投稿する度に必ず見てくれるファンの方々がいるので、大変ながらも日々やりがいを感じています。

投稿の内容を考えるだけでも大変ですよね。SNSを載せるときに工夫していることはありますか？

見てくれる人が見やすい投稿を意識しています。例えば色味を明るくしたり、キャプションをだらだらと書かずパッと内容が分かる文章にしたり……。電車を待つ少しの時間でもさくっと見れるような投稿を意識しています。私自身、せっかちなところがあるので……（笑）

あと、ミスコンの活動中は皆さんにお願いすることが多いんですけど、「お願いします（涙）」ではなく「お願いします！」と明るくポップになるように意識していますね。メッセージを受け取る方が憂鬱に感じるような言い方をしないように気をつけています。

私はミスコン前はお願いすることが本当に苦手だったんです。でも、お願いするのが申し訳ないと思うことが失礼なんだと気がついて。頼みごとをやってくれるということは思いがあるという証拠だから、その思いに対して「ごめんね」よりも「ありがとう」で返す方が良いと考えました。

素敵な考えですね！工夫を継続するのも大変だと思いますが澤村さんのモチベーションは何ですか？

友達や家族のリアクションです。「これ良かったよ！」って言ってくれたものや、いただいた応援コメントをフォルダにまとめて見返すようにしています。

インスタグラムでリールをたくさん載せるようにしているんですけど、友達が「動いている方がいいよ」とアドバイスしてくれてから始めたことなんです。自分的には写真の方が印象が良いと思っていたので、客観的な視点で違う引き出しを教えてくれる周りの存在のありがたさを感じましたね。

では、ファイナルイベントに向けて意気込みを聞かせてください。

絶対に後悔をしないように、どんな結果であれやり切ったと自分も周囲の人も言えるような活動をしたいです。グランプリを目指して頑張ります！

大好きなファッションを発信し続けたい！

大学ではどういうことを学んでいるんですか？

学部は文学部人文社会学科でフランス語文学文化専攻です。3年生になってから文化系と美術系の2つに分かれるんですけど、私は美術を選択しました。今は絵画作品を見て学びを深めています。美術系の授業は先生の話を聞くだけではなく、発表や自分の意見を言う機会が多いところに魅力を感じました。

もともとフランスに興味があったんですか？

強く興味があったわけではありませんでした。でも、ファッションが好きなので、何か関連があったらいいなと思って専攻しました。

洋服が好きと言うよりもファッション雑誌を読むのが好きなんですよ。小学校高学年のときに『ニコ☆プチ』を読み始めてたのがきっかけで、今でも月に5、6冊は読んでいます。

『ニコ☆プチ』懐かしいですね！小さい頃からファッションが好きなんですね。

『ニコ☆プチ』では専属モデルの飯豊まりえちゃんが可愛くてよく見ていました。

今もファッションが好きで、中村麻美さんや楫真梨子さんがご自身でファッションブランドを立ち上げているのを見ていると、自分も洋服を作れたら楽しいだろうなと憧れます。

澤村さんもインスタグラムでファッションに関する投稿をされていますよね？

 

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はい。インスタグラムのリールでは、コーディネート紹介を意識しています。ありがたいことに想像以上に再生回数が伸びたものもあるのでとてもやりがいを感じています。ミスコン活動が終わってからもファッションについて発信していきたいです！