美学生インタビューInterview
上京する時に宣言してきたくらいなんです(笑)
ミス立教コンテストに応募したきっかけについて教えてください。
夢であるアナウンサーに近づくための第一歩として、表現力や自分の魅せ方を研究できるミスコンという場で自分を高めたいと思ったからです。
小さい頃から人前に出ることや自分を表現することが好きだったんですよね。学校ではリーダーなどのまとめ役や、体育祭での放送をしたりと人前に立つことを色々とやっていて。その延長線上で、学校で何かをするだけでなく漠然と芸能系のお仕事にも興味を持ち始め、女優、歌手、モデルなど、オーディションも色々と受けてきていたんです。
そして高3で大学の進路を決める時に、改めて自分を表現することが好きだなと思ったし、特に歌うことが好きで周りにも褒められることが多かったので、将来は声を使う仕事がしたいと思い、その頃からアナウンサーを目指すようになりました。
自分を表現することが好きなんですね!
大学も、アナウンサーを多く輩出しているという理由から立教を選んだし、実際に進学が決まって地元の鹿児島から上京することになった時も、周りに「ミス立教になってきます!」と言ってきたんです(笑)
宣言していたのはすごいですね(笑)
周りに言ったほうが自分を追い込めるかなと思ったんですよね。なのでミスコンの応募期間が始まってからは、家族には「まだ出さないの?」とか、周りの子にも「出るでしょ?」みたいなことを言われていました(笑)
でも、上京してきてからしばらくは東京にいる子ってみんなおしゃれで可愛くてレベルが高いし、正直自信がなくて昨年は応募を見送ってしまったんですよね。
今年になってもまだ自分で出られるのかという不安や、アナウンサー就活との両立への心配もあって迷ったんですけど、「私、あの時言ったよな」と思い返して応募を決意しました。
実際にファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
もう満足というくらいにめちゃめちゃ嬉しくて、「え、ほんとに!?」って感じでした。
でも、公言しすぎたせいか、周りの人は「あ、やっと出るんだ!」みたいな感じで意外と驚いている人はあまりいなかったんですけどね(笑)
ちなみに、応募写真はどんなものにしましたか?
1枚目と2枚目はアナウンサーのインターンの書類用として表参道にある写真館で撮ってもらったものです。友達には、就活でウケる大人から見た良い印象と、ミスコンでウケる学生からの印象は違うし、これは盛れてないよとかって言われてしまったんですけど、光の当たり具合が綺麗で爽やかだし、提出までの時間がギリギリだったこともあってこれを選びました。
3枚目は横顔で、成人式の後に初めて髪を肩より短い長さに切って、カラーした時に実家で親友に撮ってもらったものです。写真を撮るのが上手い子に撮ってもらったものだし、切りたてのボブのフォルムも綺麗だったのでこれにしました。
どの写真も素敵ですね!では、出場するにあたって外見に関して何か努力したことはありますか?
メイクが苦手だったので研究をしました。これまでは化粧品は母が買ってきた物を使っていたくらいでこだわりがあまりなかったんですけど、今はインスタグラムのハッシュタグで調べて自分で買うようになりました。
ちなみにアイシャドウだと、CLIOのストリートブリックというものがピンクとブラウンの配分がちょうど良くて、ラメも綺麗なのでお気に入りです!
それとチークもただ塗るだけじゃなく、顔の形によって入れ方を変えるようにすると良いと知ってからは少し斜めに入れるようにしたり、眉メイクやアイプチ、ハイライトなどもしたりするようになりました。
では、内面に関して出場前後で変化を感じたことはありますか?
周りの人を頼れるようになったと思います。今まではあまり人に相談せずに自分で何でも決めちゃうタイプだったんですよね。ひとりっ子なので、基本は自他共に認める甘えん坊だけど、自分の意思はある方だし、頼りたいときでも変に気を遣ってしまって核心的な部分では頼れないというような感じで。
でも、ミスコンが始まってからは、「応援してるからできることあれば頼ってね!」「何でも言ってね!」と言ってくれる友達がたくさんいて、人を頼っていいんだと思えるようになりました。自分のことのように真剣に考えてくれて、自分じゃ気がつかないようなすごく良いアドバイスをくれるし、頼ることによって一層友達と仲が深まったような気がしますね。
すごく素敵な変化ですね。では最後に、残りの活動への意気込みを聞かせてください!
上京してきた時に周りに「ミス立教になってきます!」と宣言したし、地元の子だけではなく応援してくださっているたくさんの方々のためにも、グランプリを獲りたいです!
役になりきって本気で歌う「一人ミュージカル」にハマっています
最近ハマっていることはありますか?
一人ミュージカルをすることです!家で時間があった時や家事をしている時などに、1人で役になりきってミュージカルの歌を歌うんです(笑)
一人ミュージカルって初めて聞きました(笑)なぜそれをやるようになったんですか?
小さい頃に母に『サウンドオブミュージック』や『オペラ座の怪人』など、ミュージカルのDVDを見せてもらった時に映像や歌の良さに感動して、それ以来ミュージカルを見るのが好きなんですよね。それで小さい頃から歌うことが好きだったので、ミュージカルを見ながら自分も歌うということにハマっていったんです。
確かに見ながら一緒に歌って楽しめるのは良いですね!
今は一人暮らしをしていて家は自分だけの自由な空間なので、結構がっつり声を出して割とガチでやっています(笑)ディズニーが好きで、特にラプンツェルの『自由への扉』とアリエルの『パート・オブ・ユア・ワールド』が歌いやすくてお気に入りなので、そういう曲を歌っている時は、「私はラプンツェル……!」「私はアリエル……!」みたいな気持ちで役になりきっていますね(笑)
それとモヤモヤが溜まると歌って吐き出したくなるタイプなので、一人ミュージカルはストレス発散にもなるんですよね。カラオケも好きで、コロナ禍以前はよく行っていました。カラオケではミュージカル系の曲だけでなく、祖父母や母の影響でビートルズやカーペンターズなどの洋楽からYOASOBIなどの流行りの邦楽まで幅広く歌います。
本当にミュージカルや歌うことが好きなんですね。
実は大学で「劇団志木」という名前のミュージカルサークルにも所属しているんです。アナウンサーのために絶対入ろうと思っていた放送研究会というサークルに加え、このサークルは新歓で知ったものなんですけど、ミュージカルができるということで即決しました!
ミュージカルサークルなんてあるんですね!どんなことをしているんですか?
最近は忙しくて参加できていないんですけど、以前は年に3~4回ある公演でたくさんのお客さんを呼んで披露していました。コロナ禍の今は撮影したものをオンラインで発表するという形になっています。
練習内容としては、腹筋や背筋などの筋トレや声出し、活舌練習などの基礎からスタートして、その後に歌係、ダンス係などのパートごとの担当者に、その内容を教わるという感じです。週3で練習があるし、練習の雰囲気や演技、衣装や道具などもかなり本格的なんです!
どんなものか気になりますね。実際の舞台で思い出に残っていることはありますか?
まだあまりちゃんとした名前のある役はやったことがないんですけど、初舞台で『エリザベート』という作品の中で皇后の女官をしたのが思い出深いですかね。この舞台メイクは少し濃いのですが……(笑)
皇后エリザベートが旅に出るというシーンで一緒についていくというようなほんのちょっとのシーンが何度かあったんですけど、出演の時間が短いからこそ、その瞬間が自分の演技の全てになるのでとにかく緊張しましたね。本当に緊張して一瞬で終わったような感じだったんですけど、リアルな可愛い衣装も着れたし楽しかったですね。
田神さんのお話を聞いていたら実際の舞台をすごく観てみたくなりました!
今はミスコンや就活があるので少し厳しい部分もあるんですけど、残りの学生生活のうちに最後にどこかしらで参加できたらいいなと思います。
それと近日アップされる自己PR動画で歌うので、ぜひYouTubeで見てください!歌っているときは本当に心から楽しむことができているので、それを見てくださる方も一緒に楽しんでくれたら嬉しいです!