美学生インタビューInterview
コアなファンの人を大事にしたいです!
ミス青山に出場したきっかけを教えてください。
昨年大学に入学してから新型コロナウイルスの影響で新しいことを始めようとしても思うようにできなかったんです。毎日オンライン授業を受けて、家からもあまり出なくて……そういうのが私にはストレスだったんですよね。
そこで友達に相談したら「せっかく青学に入ったし、ミスコンに挑戦してみたら?」とアドバイスされました。すごく華やかなイメージで、私が飛び込んでいいのかなという不安もありましたが、「応募するだけしてみなよ!」「絵里香ならいけるよ!」と背中を押されて、出場を決めました。
ミスコンにはもともと興味がありましたか?
なんとなくキラキラしていて、みんなの憧れっていうイメージですね。自分が挑戦するとは思っていなかったです。
昨年、「ミスアースジャパン」というコンテストに出場したのですが、それはチャリティーを通じて環境問題にアプローチするコンテストということで興味がありました。
環境問題にはどうして興味があったのでしょう?
高2の時にたまたま参加したボランティアが始まりです。YOKE(横浜市国際交流協会)という、横浜市に住んでいる外国の方も社会参画しやすい市にしようと活動している団体で運営スタッフとして活動していました。多文化共生のまちづくりや都市問題、地球環境問題について色々と関わる中で興味を持つようになりました。
そうだったんですね。ミス青山に応募するまでは結構悩みましたか?
いえ、もしかしたら一番早かったかもってくらい、すぐに応募しました(笑)「絶対に出るぞ!」って言うよりも「通ったらラッキー!」くらいの気持ちで。好奇心で受けたからサクッと応募できたのかもしれません。
気負わずに応募するというのもすごいと思います。応募写真はどんなものを送りましたか?
去年の6月の写真です。大学に入ったばかりで、まだまだ素朴な雰囲気かな?
応募した時はお気に入りの写真でしたが、ファイナリストになって色々と撮影を経験した今なら、絶対に違う写真で応募しましたね(笑)この頃はまだ、まつ毛を上げることすらしていない……。
実際にファイナリストとして活動してみてどうですか?
大変だけど毎日が充実しています!
撮影が毎日のようにあるので体力的にしんどいときが多いのですが、ファンの方のメッセージはもちろん、ファイナリストのみんなに会うと本当に元気が出ます。ここまでお互いを高めあおうと切磋琢磨できる関係ってなかなかないと思いますね。撮影の合間にも将来ことを語ったりなど、なんでも話せる仲間に出会えました。
ファンの人からもらって嬉しかったメッセージはありますか?
「気持ち的に苦しいときも絵里香さんの話を聞いていると救われます。」ということを長文で伝えてくれたことがあります。他にも「絵里香さんがいるから頑張れています!」「生きがいです。」と言ってくれる人がいて、今までにあまりない経験なので本当に嬉しいです。
お仕事や大学などで疲れているにもアプリをダウンロードして私の配信を見にきてくださるファンの方々に必ず結果として恩返ししたいと常に思ってます。きちんとコメントを返したり、配信に来てくれた人の名前を覚えたり、自分が誰かのファンだったらしてほしいことを考えてやっています。
色々と考えながら配信するのは大変そうです。
むしろ、すごく気軽にやっています(笑)毎日やってもいいかなってくらいです。長くやっていると見てくれる方も定着してきて、「先週言ってたやつ、どうだった?」とか、前回話していたことを自然と覚えていて、友達みたいに聞いちゃいます。
ミスコンが終わった後も、応援してくださった方々との関わりは大切にしていきたいです。本当に感謝でいっぱいです。まずは、ここまでの4か月を結果としてファンの皆さんに恩返しできるように頑張ります!
マンネリせずに常に挑戦を続けてきました
先ほどボランティア活動をしていたと話していましたね。
もともとは家に帰ってもちゃんとご飯が食べられない子どもたちと一緒に古民家でご飯を食べるというボランティアに参加したことがきっかけです。
YOKEに参加して環境問題に興味を持ってから、高校時代は自分一人で環境問題を扱うフリーペーパーを地元向けに発行していました。取材、編集、スポンサーへの交渉などをしましたね。新聞を取っている高齢者の方が多かったので、一緒に読んでくれるかなと思ったんです。
1人で全部やるのは大変そうです……。
快く取材をOKしてくださった企業の皆さんや、高校生の私の話を真剣に聞いてくださった皆さんのおかげで仕上げることができました。
このフリーペーパーがきっかけで神奈川新聞や読売新聞、『ハマナビ(TVK)』、『Lovely Day♡(FMヨコハマ)』といったメディアにも出演しました。そして、ついには警察の方の目に留まり、高3の時、光栄なことに一日警察署長を務めさせていただきました!
高校生でですか!一日警察署長って、どんなことをするんですか?
そのときによって変わると思いますが、私は「スケートボートをみなとみらいでやらないでください。」とスケートボードの注意喚起をしました。実際に警察のコスチュームを着てスピーチをしたのが忘れられません。高校生が1人でフリーペーパーを作って環境問題について提起している、というのも評価していただけたのだと思います。
確かに、行動力がないとそこまでできません。
行動力だけには自信があります。あとは中途半端にやらなかったことが、いい結果に結び付いたのではないかと思っています。
私はマンネリが嫌いで、常にアクティブに何かに挑戦していたいんです。休日は、朝からランニングしたりゆっくり読書をする日もあります。最近は父とハイキングにも行ってヘルシーな生活を心掛けています!
忙しい毎日の方が充実しますよね。
そうですね。あと、私はバスケを11年間やってきたのですが、特にその頃に忍耐力、精神力、貪欲さが磨かれたと思っています。
勝負の世界って大変そうです。
それでも小学生から高校生まで続けてこれたのはバスケが好きだったからです。
中学1年生の時に県選抜に選ばれたのは本当に嬉しかったですし、2年生の時にはゲームキャプテンとして「このゲームに負けたら私のせいだ」という責任感が生まれました。
練習は週に6回あって、休憩時間も「シュートを10本決めるまで水を飲まない!」と自分で決めたり、体力をつけるためにオフの日もランニングをしたり……。バスケはゲームの進むスピードが早いので、頭をいつもフル回転させていましたね。
バスケの魅力は何でしょう?
団結力です!みんな違うこだわりや考えを持っていますが、「試合に勝つ」という一つの目標に向けてそれぞれの気持ちを汲んで、お互いが良い関係でいられる答えを出さなければなりません。ゲーム内でミスがあっても、誰か一人のせいにはせずにみんなのミスとして、どんなミスもカバーしあえるように普段から練習していました。
集団をまとめることは大変ですし、時には上手くいかないこともありますが、そういうときに逃げずにしっかりとチームと向き合って頑張ろうという忍耐力が身に付きました。
ミスコンに活かせていると感じることはありますか?
前向きな性格とバスケで培った忍耐力・行動力・精神力は活かせていると思います。
ミスコンもどうしても勝ち負けという結果が出てしまいますが、最後まで私らしく気を抜かずに精一杯頑張りたいと思います!