美学生インタビューInterview
「あの時頑張ったな!」って思い出せるような青春の真っ最中
大学生活で力を入れていることはありますか?
法政大学の「GRANDS」というチアリーディングチームでの活動です!練習も雰囲気も部活のような感じのチームで、大学の学園祭でのステージ、企業や地域のイベントへの参加などで演技を披露するほか、大会へも参加しています。
チアリーディングを始めたきっかけは何だったんですか?
一生懸命頑張っていてキラキラしている女の子がすごく好きで、そういった姿に憧れていたからです。
といっても私、これまでちゃんとしたダンス経験はなくて。中学は少し陸上部をやり、その後にバスケ部、高校では軽音楽部でボーカルをやっていました。チア部やダンス部はあったんですけど、規則が色々厳しくて……。自分でYouTubeを見て踊ったり、後夜祭などで有志で踊る機会もあったので、当時は習いに行ってまで本格的にやろうとは思っていなかったんですよね。
でも、実際に周りの人がチアをやっているのを見ていくうちに、やっぱりやれば良かったなって後悔することもあって……。
以前から憧れがあったんですね。
そうなんです。それと私、他人から遊んでいる風に見られるんですけど、そのイメージが嫌で変えたくて。高校生の頃から「チャラチャラしてそう。」って言われたり、風評被害に遭っていたんですよ。実際はぜんぜん真面目にやっているつもりだったんですけど……。
大学生活を遊びだけで終わりにするのが嫌で、何か頑張っておきたいと思っていたので、逆に「チアリーディングをやり切ってみよう!」みたいな意識がありましたね。
実際に入ってみて、活動はどうでしたか?
週3~4回練習があるので大変です。バイトもあるので忙しいし、そんなに遊んでいる時間はないんですよ。
最初の頃は周りの友達が自由に遊んでいる姿を見たり、他の初心者のチームメイトも辞めていってしまったりする中で、「なんで自分はこんなに練習ばかりしているんだろう?」っていう葛藤はありましたね。
そうなんですね。辞めたいって思ったことはなかったんですか?
あったかなぁ……?でも、引退がゴールだと思っていたので、それまでは「絶対辞めない!」っていう自分の意地があって。
練習は毎回すっごく大変で、正直泣くほど辛いこともあるし、チアは自分の中で一番苦手なスポーツだなって思うこともあります。でもその分、大会後の達成感もすごいし、これだけたくさん一緒にいるので同期ともすごく仲が良くて、おかげで本当に楽しく続けることができています。
石井さんは初心者だったそうですが、経験者に追いつくために何か努力したことはありますか?
練習が始まる前に動画をたくさん見返すことや、音源を聴きながら自分でシミュレーションすることをひたすら繰り返していました。でも、自分が努力しているって周りの人に知られるのが恥ずかしかったので、隠れて努力していましたね(笑)
チームの練習のことでいうと、後輩に指導するときに、技術以外の面も積極的に教えることを意識していました。私自身は初心者なのに、経験者で自分よりスキルが高い後輩をまとめなきゃいけないときがあって。技術面では長年やってきた子には敵わないので、そこではなく、私たちのチームのカラーや雰囲気の面を教えていました。
最初は高校までのチームのカラーをそれぞれ持っていた後輩たちも、今ではGRANDSっぽく成長したし、大会後に「ありがとうございました!」ってメッセージが来ると、やっていてよかったなと思います。
「GRANDSっぽさ」とはどんなものなのでしょう……?
上下関係はあるし、ダメなところはちゃんとダメって言うけど、楽しむときは楽しむ!というという感じですね。「楽しむ・こだわる・やりきる」を目標に、メリハリを大事にしています。楽しむだけだと、お遊戯会じゃないけど、緩くなってしまうと思うので、技術にも細部までこだわっていこうという意識でやっています。
それと、指導者がいなくて自分たちで教え合っているので、だからこそ教え方や進め方に正解がないし、何か気がついたときには後輩も意見を出しやすい、柔らかい雰囲気のチームですね。
サークルや部活への入部を迷っている新入生に向けて何か一言お願いします!
チアに入るとか、何かを始めようと悩んでいる人がいたら是非入るなり、始めるなりしてほしいです!
遊びや飲み会をして過ごす日々ももちろん楽しいとは思います。ですが、大学生活の思い出は何かって考えたときに、何かをやり切ったこと、成し遂げたことがあると、思い出として強く残るし、自分の中の強みになると思うんです。
私のそれはチアなので、「あの時、頑張ったな。」「あれだけ仲間といて青春したな。」って思えるし、大変だけどその分楽しくてやりがいがあります!
つい可愛い女の子の行動を真似してしまいます(笑)
先ほど、キラキラした可愛い女の子が好きだとお伺いしました。いつから可愛い子にハマっていたんですか?
特に好きになったのは高校に入ってからですね。私の出身の女子高に「推し制度」なるものがあったんですよ。可愛い先輩がたくさんいたので、周りの子と「誰推し?」みたいな話になることが多くて、それから推しについて考えるようになって(笑)
それと高校生の頃に原宿を歩いていた時、「Seventeen」(女子高生向けのファッション雑誌)の方に声を掛けていただいて読者モデルをやる機会があったんです。それで、その雑誌の専属モデルのマーシュ彩ちゃんや、大友花恋ちゃんとかを生で見て感動したのもきっかけですね。
顔とかオーラが可愛いだけじゃなくて、持ち物のサイズ感とかも違うんですよ。「鞄小っちゃいな~。何入ってるんだろ?」「鞄って小さいほうがいいのかな?」とか考えたりしてました(笑)
石井さんが思う魅力的な女の子はどういう子なんですか?
ただ可愛いだけでなく、可愛くなるために努力をしている子ですかね。筋トレやランニング、食事改善をしている子とか。そういうのを見ると私もやらなきゃって刺激になるんです。
特に参考にしていることはありますか?
憧れの子がやっていることはすぐに真似したくなるので色々やっています。食事だと、パンやパスタなど小麦粉を含むものをなるべく食べない「プチグルテンフリーダイエット」とか。これは古畑星夏ちゃんの影響ですね。
あとは朝昼晩のどこかにたくさん食べて他は少なめにするとか、食べた分は翌日までに取り返すとか。運動だと、毎日腹筋100回、体幹トレーニングやヒップリフト、足を細くするための諸々のトレーニング。5キロのランニングも週2回程度やっています。気分が乗らない日でも回数や時間を減らしながら毎日続けて、自分を褒めるようにしています(笑)YouTubeの「ひなチャンネル」なども参考にしていますね。
それと、美容の面では肌を白く保つために、中学生の頃から毎日日焼け止めを塗ることと朝食にヨーグルトを食べることをずっと続けています!
可愛い子を見るだけじゃなくて、それを参考にすごく努力しているんですね!では、最近の推しは誰ですか?
インスタグラマーの山本姫香ちゃん、青学のミスコンに出ている新田さちかちゃんとかですかね。あとはサロンモデルの子とか。インスタグラムで美容室のアカウントを見ていると、髪型よりそこに出ているモデルの子の方が気になっちゃうんです。そのせいか、インスタグラムのおすすめ欄に出てくるのは女の子だらけです(笑)
あとは、まえのん(前田希美ちゃん)、佐藤ノアちゃんとか。ノアちゃんに関しては、商品を1万円分以上買うと一緒にプリが撮れるっていうイベントに参加したこともあるくらい好きなんです。
歌も上手いし面白いし、無理に作ってない自然な感じで、良い意味で言いたいことをズバズバ言っているところも魅力的で。
例えば、私が「痩せたいな。」って言ったら普通の人は気を遣って「もう十分痩せているよ。」って言うじゃないですか。でも、多分ノアちゃんだったら、「だったらそれ飲むのやめなよ、走れば!」みたいなことを言うと思うんです。正直に的確なことを言う姿も素敵だなって思いますね。
そんな様々な可愛い子を参考にした上で、石井さん自身の目標はありますか?
自分に自信がある人ってかっこいいと思うんです。だから私もそうなれるように、自分にできることをしっかりやって凛とした大人の女性になりたいです!
美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
井上 翔也
僕も昔から美学生図鑑の読者でした!美学生図鑑は1日1度見に来るだけで癒される、そんな場所です。美学生たちの煌めいた一瞬を皆様にお届けすることが出来るよう頑張ります!
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