美学生インタビューInterview
ミスコンでもう一度、殻を破る
以前からミスコンに興味があったんですか?
すごくありました。ただ、私は前に芸能活動をしていたので「出ていいのかな?」という思いもあったんです。だから、1年生の時からミスコンの運営の方にお声を掛けていただいていたんですけど、出場しようと決心することができないでいました。
3年生になって出場することを決めた理由を教えてください。
恥ずかしがり屋な性格だったり内気な性格だったりをミスコンを通して「変えたい」という思いが強くなったからです。
芸能活動を辞めてから少し暗くなったというか、殻に閉じこもるようになっていたので、ミスコンに出たら何か変わるんじゃないかな、その殻を破れるんじゃないかなと思って今年は出場を決意しました。
覚悟を決めて始まったミスコン活動はどうですか?
コロナの影響でSNSを中心に活動をしているんですけど、普段あまりSNSをするタイプではなかったので慣れるまでは大変でしたね。でも、活動が始まって1か月ぐらい経つと慣れてきてTwitterに毎日投稿するのが習慣になりました。
ライブ配信アプリMixChannelも使いこなせるようになって、お喋りしたり、ご飯を食べたり、服を着替えたり、メイクしたりしながら12時間続けて配信するなんてこともありました(笑)応援してくださる方とSNSを通して繋がれて、今ではすごく楽しめています。
12時間はすごいですね!活動中に意識して取り組んでいることはありますか?
ずっと糖質制限ダイエットをしています。運動はそんなにしていないんですけど食事には気を遣って、これでもピーク時から9キロぐらい痩せたんです!これからもダイエットは継続して、いずれはどの角度から撮られても綺麗に写れるぐらいになりたいですね(笑)
全然“これでも”じゃないですよ!ミスコンが終わるまでに殻は破れそうですか?
破りたいですね。テンション高めにライブ配信をしているので、気持ちも明るくなって、既に少し成長できたんじゃないかなと思っています。もちろん自分磨きも怠らずに、ミスコンが始まる前と後で変わっていたいです。
ミスコン本選へ向けて意気込みを聞かせてください!
ミスコンに出たいという気持ちはありつつ2年が過ぎて、3年生になってようやく出場することを決めました。強い意志を持って始めたことなので、絶対に自分の内面と外見を変えられるように一日一日努力して、後悔をしないように最後まで走り抜けたいです!
県1位、全国大会3度出場。水泳の実力は本物!
ミスコンの自己紹介文に“中大のマーメイド”と書いてあるのをお見かけしました。
改めて言われるとちょっと恥ずかしいですね……。中央大学には速く泳げる人がたくさんいるので少し気が引けたんですけど、私は泳ぐのが得意なのでキャッチフレーズとして使わせていただきました(笑)
2歳から14歳までスイミングクラブに通っていて、小学2年生くらいから選手コースに入って練習をしていたんです。
朝練を含めると週に7回も練習があって、友達とも遊ばずに泳いでばかりいたので、小学生の頃の記憶は水泳一色に染まっていますね。
どのくらい速く泳げたんですか?
小学4、5、6年生の時に全国大会に出ました。神奈川の1番になって県代表に選ばれたこともあります。当時は50m背泳ぎを30秒くらいで泳いでいたんですよ!
……速すぎません!?思い出に残っている試合はありますか?
やっぱり神奈川で1番になった試合ですね。実は、1年前の同じ大会では3位に終わってすごく悔しい思いをしていたんです。だから、1番になるために死ぬ気で練習してきて目標を達成できたので、その試合がずっと頭に残っています。
そんなに速いのにどうして辞めてしまったんですか?
小学6年生の時に中学受験をすることを決めたので、少しの間だけ練習をお休みしていたんです。そしたら、受験が終わって復帰した時にはタイムが大幅に落ちちゃってて。
その後も練習はしたんですけど、頑張っても頑張っても本当にタイムが戻らなかったんですよ。だから、これからは趣味程度にしようってなりました。
成長期は難しいですね。趣味程度ということは、今もたまに泳いでいるんですか?
近くのプールに泳ぎに行きますね。そういえば、未だに水泳の夢をよく見るんですよ!試合が始まるのに水着が全然着れない!とか、待機所に行きたいのになぜか行けない!とかそういう夢ばかりなんですけどね(笑)
今をときめく乃木坂46の元メンバー!
先ほど芸能活動をしていたと話していましたね。
中学1年生の3月から中学3年生の10月まで、乃木坂46の2期生として活動をしていました。
ライブのレッスンで授業に出られなかったり、舞台と重なってテストを休んでしまったり、お仕事と学校の両立が難しくて短い活動期間にはなってしまったんですけど、今でも2期生の子とは連絡を取り合っています。絢音(鈴木絢音)とは毎年必ず誕生日に会っているくらい仲良しですね。
そもそもどうして2期生オーディションに応募しようと思ったんですか?
たまたま見ていた音楽番組に乃木坂46が出ていて『制服のマネキン』を踊っている1期生の方々が可愛くて最初はファンになったんです。その時ちょうど2期生を募集していたので、思い立って応募することにしました。
合格発表で名前を呼ばれた時はどうでしたか?
嬉しかったですね。1万6千人がオーディションに応募していて5次審査まであったんですけど、実は3次審査が終わった後に周りの子たちが可愛すぎて「もう落ちたー!」って家で泣いたんですよ(笑)だから、受かった時は本当に嬉しかったです。
歌やダンスの経験はあったんですか?
どちらも未経験だったので、一から頑張りました。いきなり代々木第一体育館とか武道館とか横浜アリーナに立たせていただくことになったので、2期生みんなで毎日のように終電ギリギリまで練習をしていましたね。
ライブ本番は先輩方の足を引っ張ってはいけないし、演出の方は怖いしで心臓バックバクだったけど、でも、すごく楽しかったです。
印象に残っていることを一つ挙げるとしたら何を挙げますか?
ライブとか舞台とか握手会とか卒業セレモニーとか思い出深いことはたくさんあるんですけど、真っ先に頭に浮かんだのは生誕祭ですね。
自分の誕生月の握手会でファンの方が一から企画して会場全体で誕生日をお祝いしてくださるイベントを生誕祭って言うんですけど、レーンの飾り付けから手紙や花束の用意までしていただいて、とても印象に残っています。