美学生インタビューInterview
何気なく入った部活が人生の転機に
大学ではどんな活動をしていますか?
先日引退したのですが、青山学院大学アナウンス研究会という部活に所属していました!
初めは特にアナウンサーになりたいからというわけではなくて、大学で何か新しいことをしたいと思っていた時にお父さんから「アナウンサーとか良いんじゃない?」って言われたんです。確かになんかキラキラしてるし面白そうだなって思って、けっこう軽いノリで入ることを決めました(笑)
どんな活動をするんですか?
1年生の間は全員、基礎練習をおこないます。母音・子音の発声や原稿読み、フリートークなどをするのですが、私はこのフリートークが本当に苦手で……。
ランダムに決められたテーマについて1分間話さなきゃいけないんですけど、私が与えられたテーマが「エレベーター」だった事があるんです。考えても考えても何を話せばいいか分からなくて、結局最初の10秒しか持ちませんでした。残りの50秒、沈黙の間はその場から消えたいくらい恥ずかしかったし、何より1分も話せない自分に腹が立ちましたね。
2年生になると、MCセクション、DJセクション、RD(ラジオドラマ)セクションに分かれるんですけど、私は引き続きフリートークの練習ができるMCセクションを選びました。練習を重ねて今ではどんなテーマでも1分間しっかり話せるようになったので、少しは成長できたんじゃないかなと思います。今も苦手なことに変わりはないんですけどね……(笑)
他にも学内外で様々な活動をしていて、例えば学内では大学駅伝やミスコンの実況をしたり、文化祭のイベントでMCをしたりしました。昨年度(2018年)の相模原祭(相模原キャンパスで開催される文化祭)では、女優の武田玲奈さんとトークショーをしたんです!芸能人の方と直接お話ができる機会なんてなかなか無いので、とても貴重な体験が出来ました。
学外では、例えばNHKの方と子ども向けに教育イベントに関わらせていただきました。
本当に色んな活動をしているんですね。
はい。実はこのNHKの方とのお仕事がきっかけで、将来はNHKのアナウンサーになりたい!って思うようになったんです。
もともと教育に興味があって教育関係の学部に進学したくらいなので、どうしたら科学を面白く伝えられるのか、どうやったら子どもたちに興味を持ってもらえるのか、そういうことを試行錯誤する姿勢にすごく感銘を受けて。
私自身も知的好奇心をくすぐられたし、こんなふうに物事を人に面白く伝えられるような番組を作りたいと強く思ったんです。Eテレを放送しているNHKはそんな自分にぴったりなんじゃないかと感じました。
最後は笑顔で「やりきった!」
ミスサークルコンテスト2019(サークルに所属する大学生を対象としたミスコンテスト。以下、ミスサークル)グランプリ受賞おめでとうございます!出場したきっかけは?
NHKのアナウンサーという夢に少しでも近づくためです!と言っても、最初は「出ちゃえ〜」って感じで、わりと勢いで出場したんです(笑)
でも、ミスサークルの活動って、SHOWROOMのイベントとかで順位が付くんですよ。そこで1位を取れなかったときにすっごく悔しくて、「負けたくない、1番じゃなきゃ嫌だ!」って思ったんです。負けず嫌いな性格が出ちゃったのかもしれません(笑)
グランプリを見据えて、最後に笑顔で「やりきった」と言えるように頑張ろうと決めました。
ミスサークルの中で楽しかったイベントなどはありますか?
うーん、参加したイベント全部楽しかったです(笑)
例えばテレビ朝日・六本木ヒルズの夏祭りに参加した時にランウェイを歩いたんですけど、緊張しすぎてどんなポージングをしたとか司会者の方に何を言われたとか何も覚えていなくて(笑)
でも、大勢の前で舞台に1人で立って堂々とアピールしたり、普段SHOWROOMで画面越しに見ているファンの方を実際に目にすることができて、自分も表舞台に立つ人になれたんだと思うと心が躍りました!
他にも女性ファッション誌のRayに取材してもらった時は、「え、あのRayに載れるの!?」ってテンションが上がりましたね(笑)服も全部用意してもらって、ヘアメイクさんたちに綺麗にしてもらって、本当にモデルさんになれたような気持ちになれました。
色々な経験を積むことができたんですね。逆に活動の中で苦労したことは?
言葉遣いの大切さを痛感しました。
SHOWROOMの中で私が使った「どうでも良い」っていう言葉が、私の意図とは違う形で視聴者の方に伝わってしまったことがあって。私をずっと応援してくれてくださっていたファンの方から「見損なったし応援する気なくなったよ」って言われてしまったんです。言葉一つで相手の気持ちが変わってしまったことがショックだったし、ちょっとした言葉遣いで誰かを傷つけてしまうこともあるっていうことを実感しました。
それ以来、発言するときにはひと呼吸置いて、本当にこの言葉で良いのか確認するようにしました。SNSの返信をするときも、いったん深呼吸して5秒待ってから入力すると心に余裕が持てるようになったんです。
活動の中で力を入れていたことはありますか?
SHOWROOMではリアルタイムでファンと話すので、見ている人がどうしたら楽しんでくれるかを考えるようにしていました。例えば自分の話ばかりするんじゃなくて、「皆さんはどう思いますか?」っていうふうに質問を投げかけることで、視聴者さんを巻き込んでみんなで楽しめるようなライブにすることができました。
結果、グランプリに選ばれた時の気持ちはどうでしたか?
グランプリを頂いた瞬間は、信じられない気持ちと嬉しさが入り混じってどんな表情をすればいいのか分からなくなってしまいました。でも、受賞後のインタビューの中では、自分で決めた目標の通り、笑顔で「やりきった!」と胸を張って言うことができたんです。
私を応援し、支え、グランプリまで導いてくれた皆さんには本当に感謝しかありません。
ミスサークルを終え、これからの目標はありますか?
やっぱりアナウンサーになることですね。
実はミスコンに出るまでは、アナウンサーを目指してるってことを周りの人に言えなかったんです。大学で頑張ったことは何か聞かれても堂々とこれだって言えるものが無かったし、こんな自分がアナウンサーになんてなれないだろうと心のどこかで諦めてたんだと思います。
でも、今は「ミスサークルでグランプリを獲った」って堂々と言えるし、あの時の私めちゃくちゃ頑張ってたなって振り返ることができます。これからは自分に自信を持って、将来の夢に向かってもっと色々なことに挑戦していきたいです!
美学生プロフィールProfile
黒川 さくら (くろかわさくら) 青山学院大学 教育人間科学部教育学科4年生
>お仕事を依頼する- 生年月日
- 1998年12月14日
- 出身地
- 神奈川県
- 憧れの人
- 瞳ゆゆ
- チャームポイント
- 前歯
- 性格を一言で表すと?
- 猪突猛進
- 異性を落とすコツは?
- 笑顔で挨拶をすること
- 主な活動
- ミスサークルコンテスト2019グランプリ / 青山学院大学アナウンス研究会
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ミスサークルコンテスト2019インタビュー