美学生インタビューInterview
リボン
青山学院大学の今井美桜ちゃんが大学生活の最後に美学生図鑑へ再登場!
ミス青山コンテスト2017でグランプリを獲得後、『news zero』のお天気キャスターなどとして活動する傍ら、小学校の教員免許も取得。
気になる卒業後の進路は?!3年前の写真の再現も必見です!
ミスコンに出て人生が一転
大学生活を振り返ってみてどうですか?
人生がガラッと変わった4年間でした。
ミスコンに出る前は教育学部だったというのもあって教員の免許を取って教師の道を進むか、普通に就活をしてOLになろうかなと考えていました。
だけど、ミスコンがどういうものか知らずに運営団体の方に勧められるがまま出て、グランプリを獲り、ミスコンの後にすぐセント・フォースというアナウンサーの事務所に所属することになって。
ミスコンに出るまでは自分にアナウンサーになれる可能性があるなんて思ってもいなかったし、そもそもアナウンサーになりたいとか、なろうとか考えたことすらなかったんです。本当に人生も生活も一変しました。
前回、美学生図鑑に登場した時は『news zero』のお天気キャスターを務めていましたよね。改めて当時を振り返ってどうですか?
毎日『news zero』のお仕事と学校を両立をするのが精一杯で、考える余裕がなかったのですが、本当に周りの人に支えられていたなと終わってから改めて実感します。
当時は、放送が終わって深夜に帰宅して、2、3時間寝て学校に行き1限の授業を受けるという生活をしていました。教員免許を取ると決めて大学に入ったのでそれは諦めたくなくて、教職の授業も取っていたんです。だから本当に大変で。
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姉と2人暮らしをしているんですけど、それまでは分担してやっていた家事にもなかなか手が回らず、料理も洗濯も掃除も全部姉が何も言わずやってくれていました。また、体調を気にしてくれたり、疲れていると心配してくれたり、時には同じ大学学部を卒業した先輩としてアドバイスをくれたりもして。
また、学校に行くと友達が「疲れてるでしょ!」と言って、どうしても出席できなかった授業の重要なところを教えてくれたり、テスト前は要点をまとめたものを見せてくれたりしました。
本当に姉にも友達にも支えられていたなと感じます。感謝でいっぱいです。
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教員免許は取れましたか?
はい!小学校の教員免許を取ることができました。
本当は教育実習を3年生の時にやるんですけど、『news zero』をやっていてできなかったので、全部4年生に回してなんとかやり切ることができました。
実習は母校で1か月間。1年生の担当をしたんですけど、本当に可愛くて(笑)たったの1か月ではあったんですけど、こうやって子どもは成長するんだなというのが見えて、私自身が子どもたちから学ばせてもらったものもありました。
例えばどんな時に感じましたか?
特に算数をやっているときに感じました。足し算引き算がだんだんとできるようになったり、問題文もひねりを加えたものが分かるようになったり。1週間経つともう全然違う単元に取り組めるようになっていたりして、子どもの成長ってすごいなと思いました。
1年生を担当するのは不安ではありませんでしたか?
低学年を希望していたのでもちろん嬉しかったんですけど、1年生はまだ小学校の生活にも慣れていないだろうし、きっと担任の先生以外の人の授業を受けるというのが初めてだから、自分が行って馴染めるのか、話を聞いてくれるのかという不安は大きかったです。
しかも、1クラスが35人と人数が多かったので、授業をしっかり進めてまとめられるか本当に怖かったんです。でも、実際行ってみると本当にいい子たちで話はよく聞いてくれるし、「静かにして~」って言ったらちゃんと静かにするし、子どもたちに助けられた教育実習でした。
一度きりの人生、後悔しない道を!
大学卒業後はどんな道に進むんですか?
今の事務所で、アナウンサーとしての活動を続けます。
もともとは学生の間だけのつもりで始めた活動だったので一般企業の就活もして商社から内定も頂いたし、小学校の教員免許も取ったし、本当にギリギリまでどうするか迷いました。
アナウンサーはやりたい仕事ではあるけれど、生活のことを考えると本当に大丈夫なのかなという葛藤があって。歩合制なので仕事がなければもちろん給料は入ってこないし、親にも迷惑かけてしまうかもしれないと思いました。
でも、親から「人生一度きりだし、お金がどうこうとかじゃなく自分の好きな仕事をしたらいいんじゃない?」と言ってもらえて。たとえ仕事がなかったとしても、自分でアルバイトをするとか工夫すればどうにでもなると思うし、やらないで後悔するのは嫌だなと、この道を進むことにしました。
どんなアナウンサーを目指したいですか?
目で見るだけでなくて、耳で聞いているだけの人もいると思うので、声でも表情でも伝えられるようなアナウンサーになりたいです。
朝だったら今日も一日頑張ろうと思えるような声だったり笑顔だったり。夜だったら、疲れを癒し、且つ情報がスーッと入っていくようなアナウンサーになれたらいいなと思っています。
時間帯や番組の内容によって全然違ってくるとは思うんですけど、見ている人に楽しんでもらったり、一人でも多くの人に大切なことを伝えたりしたいです。
活動するにあたって大切にしたいことはありますか?
自分がアナウンサーとして成長するためにも、人との出会いや新たな挑戦を大切にしたいなと思っています。
例えば、日常生活でお店に行ったときにも人に話しかけてみるとか。自分が友達として好きだから関わる、好きだから仲良くするだけではなく、今まで自分が普通に生活していたら出会わなかったような年の離れた人とか、自分にはない経験を持っている人とかにも広く接していきたいです。
そして、それらを通して得た知識や情報を自分の中に取り入れて仕事に生かしていけたらと思います。
美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
山本 貴一
美学生図鑑は人の“人生の転機”になれる場所。美学生図鑑を通じてモデルさんが新たなきっかけを掴めるように、スタッフが成長できるように、その後押しを頑張っていきます。
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