平井詩音（同志社大学）「関わる全ての人を笑顔にしたい！MODECONで感じたファンへの想い」

学生生活の一大決心でMODECON出場！

MODECON OPA in 京都（河原町OPA協力の下、16歳〜29歳までの女性を対象に日本一のインフルエンサーを決めるコンテスト）に出場されているそうですが、きっかけを教えてください。

※取材は2019年11月末

友人がデザインしている服のモデルをしていた時に、とあるスナップサイトのスタッフさんに「サイトに載ってみない？」と誘われたんです。そのサイトの運営会社がMODECONも開催していて興味を持ったことが出場のきっかけです。

私メンタル弱いんで周りの目を気にするタイプなんですが、学生生活ももう終わりに近づき、これまでを振り返ると何をやっても中途半端にかじったことしかなくて、最後に大きなことをやってみようと一大決心しました！

MODECONではどんな活動をしているんですか？

主にWEBでの活動ですね。Twitterの投稿やMixChannelでの動画配信をしています。審査対象がリツイート数とウェブの投票数、ミックスチャンネルで配信したときのアイテムポイント数なのでそれを競っています。
動画は時間のあるときに更新していて、動画配信以外の私を見たいというファンの方の声もあったのでインスタグラムも始めました。

活動中、嬉しかったことはありますか？

実はMODECONを諦めようとしたことがあるんです。理由としてはゼミや課題、バイトが重なり多忙になったことです。私としては大学が本業なので、そこは大事にしたかったんですよね。

でもそんな中、私のことをめっちゃ好きって言ってくれる中学生のファンの子がいてインスタで毎日私についてのストーリーあげてくれていたんです。DMもお返しすることが難しいのですが、いつも応援してくれていました。

ある時、そのファンの子が韓国で買ってきたお土産と、誕生日ということでプレゼントいただいたんです。
その中にお手紙が入っていて、「動画配信やインスタグラムで見る詩音ちゃんがとても可愛くて、女の子はオシャレすることが大事だって思いました」と書いてあって。
それがとても嬉しくて、諦めようとした気持ちを踏み留まることができました。

素敵なエピソードですね。逆にしんどかったことはありますか？

WEBでの活動がメインなので動画のコメントも色々なことが流れてきて、中には厳しいことを言われたりすることもあったので、そういうのはメンタルにきました（笑）
あとはプライベートな時間も削って配信していたので友達と遊ぶ時間も限られてしまって、友達に気を遣わせてしまったことですね。

大変でしたね。活動を通してに何か得たことってありますか？

最初はアナウンサーになりたいっていう夢が漠然とあって、今でも諦めた訳ではないんですが、段々と大変なこともわかってきて。これからもどういった形か分からないけど、自分を発信して、自分と関わる全ての人を笑顔にしたいって目標に変わりましたね。

母から教わった特技が活きています！

今、アルバイトはしていますか？

カフェで働いています。

高校の時にとても可愛い憧れの先輩がいたんですよ。それで同じところを受けなよ！ってお誘いを頂いたんですが、その人と同じ店舗の募集期間が終わっていたので、他の系列店に応募して何とか受かることができました。

良かったですね！バイトを通して経験できたことはありますか？

アルバイトで特技が活かせたことですね。

私、手話ができるんです。小学生くらいの時に人の役に立ちたいと思って勉強しました。お母さんも手話ができるのでお母さんに教えてもらいつつ、高度な会話はできませんが、日常生活の会話程度であれば可能です。

バイトで手話が活かせたシチュエーションというのは？

先輩がレジをしていたときに、聴覚が不自由なお客様が一人で来られたんです。店内で過ごすかお持ち帰りにするか、食べ物を温めるかなど聞かないことがいけないことがいっぱいあって。
他のお客様もたくさんいらっしゃって、早くレジも終わらさないといけなくて、でも聞くことはちゃんと聞かないと……みたいな状況だったんです。

新人が出しゃばるのは気が引けたんですが、先輩が困っているのが目に見えて分かったし、そのお客様を助けたかったので、めっちゃ勇気を出して「私、手話できます！」って先輩に言ったんです。
それでそのまま私がレジを変わって全部手話でお客様に伝えて聞いてお会計まで終えることができて、そのお客様も笑顔になって終わりぎわに世間話まですることができました！

周りのお客様や従業員の皆にも感謝してもらえて周りから認められた気がして嬉しかったし、勇気を出して良かったなと思いました！