美学生インタビューInterview
親戚中に見られてめっっっちゃ恥ずかしかった!
今回の浴衣のポイントは?
ちょっと大人のイメージにしたかったので爽やかな感じの青色にして、そんな中でも可愛らしさを出したかったので帯はピンク寄りの赤色にしてポーチとか髪飾り、下駄もピンクで統一しました。髪飾りも可愛いし、浴衣に栄える色で良かったと思います。
思い出に残っている夏祭り、行ってみたい花火大会などはありますか?
高校生の頃は名古屋に住んでいたこともあったので、その時に行った「名古屋みなと祭」です。海の近くで行われる花火大会で、3000発くらい打ち上がります。
行ってみたいなって思うのは同じく水辺なんですが、「びわ湖花火大会」ですね。水面に映る花火がめっちゃ綺麗と聞いたので、関西に住んでいるうちに行ってみたいねって友達と話しています。
理想の浴衣デートを教えてください。
一緒に浴衣選びから始めたいです。お互いに選び合いっこして、その後はやっぱり散策ですね。京都の石畳の所は雰囲気が良いですし、二寧坂とかは色々なお店があって楽しそう。食べ物を売っている店もたくさんあるので、アイスやきゅうりの一本漬けを食べ歩きしたいなって思います。
前回美学生図鑑で撮影させてもらったのはちょうど一年前でした。あれから何か反響はありましたか?
たくさんの人が見てくれたみたいで知り合いも増えましたね。友達からは「お団子の髪型が似合うね!」って言われました。
あと、両親には載ることを伝えていて、その時、お父さんは「ふーん……」って感じの反応だったんですけど、ある日突然、「あの時は言ってなかったけど、おまえが載った時は親戚中にURLを共有して見るように言った」と言われて(笑)めっっっちゃ恥ずかしくて、勘弁して~って思いました!
昔からそういうお父さんなんですか?
私、昔バレー部に所属していたんですけど、練習試合や県大会に応援に来てはスタンドから大きな声を出すんです。大会のときはヤジ飛ばしたりとか(笑) 昔はめちゃくちゃ嫌で、恥ずかしくてしょうがなかったです。チームメイトも「咲紀のお父さん来たよ~」って、みんな知っていて(笑)でも、最近は親心というのはこんなものかなと思って、ちょっとだけ嬉しくもあります。
初めてのロケ、初めてのテレビカメラ
この一年で何か新たに取り組み始めたことはありますか?
アナウンサーやキャスターが所属する芸能事務所の「セント・フォース」の関西支部に所属に所属させてもらったことですね。最初、お話を頂いた時は、「自分の名前が検索されて出てくるのは嫌だな」とか、「何か悪いことを書かれたらどうしよう」って不安に思っていました。一般企業に就職をするつもりだったので芸能活動をしていたら面接での受けが良くないかもしれないとか色々考えたんですけど、折角の機会なんで挑戦してみようかなって。
初めてのロケはどんな番組でしたか?
読売テレビの『朝生ワイド す・またん!』という番組で、同じ事務所のフリーアナウンサー川田裕美さんと一緒に出させてもらいました。二日間の日程で東京ディズニーランドを紹介するという内容のものだったんで、川田さんは二日目から合流でした。初めてのロケ、初めてのテレビカメラ、しかも場所はディズニーということで、セリフを噛んじゃったり顔が強張ったり、めちゃくちゃ緊張しました。簡単な台本はあったんですけど、お喋りの部分で“テレビを通して聞いたらちょうど良いテンション”っていうのがあって、それが難しくて疲れましたね。普段よりテンションを上げてても、「もっと」って言われて……。自分ではめっちゃ声を出してるんですけど、それでも普通に見えるんだそうです。
川田さんはどんな雰囲気の人でしたか?
今回初めてお会いしたんですけど、素敵な女性でした。もともと読売テレビの方だったので、カメラマンさんやディレクターさんが知り合いで「久しぶり、川田ちゃん!」って感じで声をかけられていて、現場の人から愛されてるんだなって思いました。高級なコース料理が出てくる撮影シーンがあって、これで合ってるのかなって、いちいち川田さんに聞いてました。他にも色々とアドバイスをもらったんですけど、本当に初めてのロケで慌て過ぎて二日間の記憶があんまりないんです。
“適切な自信”を持てるように
ロケ終わった時、どんな気持ちでしたか?
たくさんの人と一緒に撮影をする現場だと自分のミスで皆さんに迷惑をかけてしまうので、申し訳ないなって。ロケが決まった時はめっちゃ楽しみだったんですけど、現場に着いて撮影が始まるとやっぱり緊張しちゃいました。終わってからスタッフの方に褒めてはいただいたんですけど自分的には20点くらいで……。良い言い回しとかがなかなか思い浮かばなくて、もっと上手にコメントできないかなって。あとはカメラとの立ち位置。2人でお喋りする時でもカメラに対して向く角度があったりするんです。勉強しなくてはいけないことがたくさんあります。
まだ大学生活は続きますが、今後、どんな風な人になりたいですか?
“適切な自信”を持てるような生き方をしたいです。過剰でもなく卑下しすぎることもなく、というのが幸せだと思います。アメリカの心理学者にマズローという人がいて、人間には5段階の欲求があると言っています。一番下が生理的欲求、眠いとかお腹が空いたというもの。そこから安全欲求、社会的欲求、尊厳欲求と続いて最後が自分の能力を最大に引き出したいという自己実現欲求です。
そういう考え方があるんですね。
低階層の欲求が満たされると、より高次の階層の欲求を欲するとされていて、一番上の自分の能力を最大限に引き出せる状態って適切な自信を持てている状態なんです。傲慢でもなく、自分なんてと思い過ぎることもなく。そういう人ってキラキラしていて周りの人たちを明るくする。だから適切な自信をもって人生を歩みたいなって思っています。