東京　岡崎美玖 ＠立教大学

15年続けているヴァイオリン

ヴァイオリンを始めたきっかけを教えてください。

叔父がチェロをやっていたりと、もともと音楽好きな家系でした。母がピアノを習っていたので、家でも教えられるからと私にも本当はピアノを習わせたかったようです。しかし、3歳くらいの時に、地元にコンサートに来たオーケストラを聴きに行った時、「あの楽器がやりたい！」と私はヴァイオリンに興味を示したんです。母は自分が教えることができないから駄目だと最初は反対したのですが、私がそれから2年経ってもヴァイオリンをやりたいという気持ちが全く変わらなかったので、ヴァイオリンを習わせてくれることになりました。

辞めたいと思ったことなどはありませんでしたか？

正直に言うと、純粋にヴァイオリンを弾くのが楽しかったのは小さい頃だけでした。当時は本当に楽しくて何時間でも弾いていられましたね。でも、小学校に上がったあたりからは、家での練習がきつく感じるようになって行きました。母も「やるからには真剣に」とすごく厳しかったです。「弾けないくせに言わないで」と言ってしまったこともありましたし、母に「ヴァイオリンを辞めるつもりだ」という決意の置手紙をして学校に出掛けたこともありました(笑)　直接は言えないので、気持ちを手紙に書いたんです。 それでも母は、「今辞めてしまったら何も残らない、続けることに意味がある」と私に言って聞かせました。その言葉に思い返して、15年間辞めずに続けることが出来ました。音楽は家族の支えがなければ続けることが出来なかったと今になって実感していますし、本当に感謝しています。

高校でもヴァイオリンを続けていたのですか？

高校としては珍しくオーケストラがあったので、オーケストラに所属してヴァイオリンを弾いていました。コンサートミストレス、主席としてオーケストラ全体のまとめ役をしたこともありました。先生にもすごく恵まれていたと思います。 高校受験の際に1年間ほどヴァイオリンを休んでいたのですが、再開した時は指が動かなくて思うように弾けず苦労しました。オーケストラのレッスンとヴァイオリンの個人レッスンの両立は本当に大変だったのですが、発表会などでお客様などに褒めていただいたときはやっていて良かったなと感じました。

音楽大学へ進学しようとは考えませんでしたか？

音大に進むか、普通の大学に進むか悩みました。私にはアナウンサーになりたいという夢がありました。音大からアナウンサーになった方もいらっしゃいますが、もし途中で夢が変わった時などに音楽以外の道への選択肢が狭まってしまうと考え、普通科の大学に進学しました。 音大ではヴァイオリンだけ習うことができるわけではなく、ピアノもやらなくてはいけないし、一般教養の勉強に時間を割くことが難しくなってしまうのではないかと思ったことも理由の一つです。音楽の道に進もうという決意が固められなかった自分もいましたし、今は本当に色々なことが学べる立教大学に進学して良かったと思っています。
最近は時間が出来てきたので、高校の同級生で音大に進学した友人とアンサンブルをしたりして音楽を楽しんでいます。今はお休みしているのですが、落ち着いたらヴァイオリンの個人レッスンも再開したいなと思っています。何らかの形でヴァイオリンは生涯続けていきたいですね！

才色兼備なアナウンサーを目指して

社会メディア学科に進学したのは何故ですか？

メディアに特化しているという点と、歴史の古い放送研究会もあって、アナウンサーになりたいという自分の気持ちと一番合っているのかなと思い、この学科を選びました。今は1年生なので“社会学とは何か？”といったような基本的なことを幅広く学んでいます。2年生になると更にメディアを深く研究していく授業も増えるそうなので今から楽しみです！

アナウンサーになりたいと思ったきっかけはありますか？

小学生の時に放送委員会に入ったことです。人前に立つことも嫌いではなかったし、マイクを通して話すことも好きだったので。そこで担任の先生から、「マイクを通した声がすごく綺麗だから、アナウンサーを目指してみたら？」と言われたことからアナウンサーになりたいと思うようになりました。キラキラした世界に憧れがあったということも理由の一つです。それ以来、夢はずっとアナウンサーになることです。
将来はテレビを見ている人に元気を与え笑顔に出来るようなアナウンサーになりたいです。テレビ朝日の竹内由恵アナウンサーのように、知性も備えつつ、美しさもある才色兼備なアナウンサーが憧れです。なので、勉学はきちんとしていきたいですね。

現在、フレッシュキャンパスコンテスト（全国の1年生だけが出場できるミスコン）に出場しているそうですね！

はい。大学のミスコンテストにも憧れがあったのですが、フレッシュキャンパスコンテストという1年生だけのミスコンがあることを知り、大学に入って最初の何か行動するきっかけになるかなと思い、出場することにしました。入選すると副賞としてアナウンサースクールに通うことの出来る権利がいただけるのも魅力でした。
今、セミファイナル審査中です。ここまで来たからには最後まで残りたいと思っています。発信力も審査に入っているので、毎日Twitterを更新したり、大変ではありますが友達も応援してくれているので、最後まで頑張ろうと思っています！

栃木から2時間かけて大学に通っています！

実家が栃木県で、今でも栃木から大学まで通っているそうですね。

はい、実家暮らしで頑張っています！実家だとやりたいと思ったことがすぐ出来て、例えば料理しようと思っても、一人暮らしだと用意されていない食材や器具が、実家だとすぐに手に入ったりするのでその点でも実家が良いなと思っています。一人暮らしならではの楽しさももちろんあると思うのですが、食事にしても栄養面だったり、生活が乱れてしまうかなという思いがあって実家暮らしを続けています。 でも、栃木から大学まで片道2時間かかるので、そういった時にきついなと思うことはありますね。1年生なので1限の授業もあって、その場合は6時半発の電車に乗っています。土曜の1限が必修であって、なんで実家から通っているのだろう……と思ってしまうこともありますね（笑） 終電も早くて、ディズニーランドへ友達と行っても最後までいられなかったりします。大学生になってからは、友人の家に泊まることを前提でディズニーは最後まで楽しんでいます！
大変なのですが、逆に栃木住みという事が印象強く、栃木から通っている子だよね？と声をかけてもらうこともあるので、結果的には良かったと思います。

訛りなどはありますか？

私の住んでいるところは栃木独特の方言もなくて、宇都宮に行くのも1時間かかってしまうので、あまり感じないですね。埼玉よりに住んでいるのですが、方言と言えば群馬の方の影響が強いらしくて。「 ～なんさ」という方言を使うのですが、この方言は群馬弁らしいです。宇都宮の方は、私が聞いても訛っているなぁと感じてしまいますね。
栃木は日光東照宮などの観光名所も多いので、ぜひ遊びに来てもらいたいです！