美学生インタビューInterview
ミス東大は中学生の時からの憧れ
ミス東大への出場はいつから意識していましたか?
本当の最初で言うと、中学生の頃だと思います(笑)私には5つ上の兄がいるんですが、その兄の友達でとても素敵な方がいらっしゃって、その方が「ミス東大に出たいから」という理由で東大を目指していたんですね。当時、私は中学生で、その人にとても憧れていたので「私もミス東大出たい!」って周りに言っていたみたいなんです。この話は大学入学後、中学時代の友人に「そういえば、菜保子って『ミス東大出たい』って言ってたよね。」って言われて思い出したんですけど(笑)そして、幸いにも主催団体である広告研究会の方にも1年生の時にミスコン出場のお誘いを頂いたので、4年生となってしまいましたが今年出場することにしました。
憧れだったミス東大コンテスト、実際に出場してみてどうですか?
やっぱり人に見られるということで見た目には今まで以上に気を遣うようになりました。あとは、自分を表現する難しさも感じましたね。私の場合、Twitterでの印象と実際に会ったときの印象が違うみたいなんです。SNSの場合、一言一句と、一瞬を切り取った写真で自分の印象が決まってしまうので、いかに上手く自分を伝えるかということに苦労しています。あとは、意外と私って小心者だなと思いました。ネットの評判とか気にして見てしまうし……。もっとメンタルが強いと思っていたんですけどね(笑)でも、ある意味自分のそういった新しい一面を発見できたのは出場したからこそですし、良かったなと思います。最後にコンテスト本番に向けての意気込みをお願いします。
ミスコンに出場して大変だったことも色々とありましたが、こんな機会は二度とないと思うので、最後まで自分らしく精一杯走り抜けたいなと思います。ご声援、よろしくお願い致します。人の頑張り・魅力を伝えたい。運動会総務部での取り組み
大学ではこれまでどのようなことに取り組んできましたか?
「運動会総務部」という、運動会(他大学でいう体育会)の各部活からの派遣メンバーで成り立つ組織に所属し、広報として活動していました。どうしてその組織に入ろうと思ったんですか?
もともとスポーツが大好きだったこと、また高校の同級生が運動会に入るなどしていたため運動部が身近な存在でした。しかし、「東大◯◯部、○連敗」みたいな結果(数字)だけを見て運動会を評価する学生が学内に多く、彼ら(運動会)の頑張りが知られていない状況私にはとてももどかしく感じて……。そこで、「じゃあ、私が運動会の努力・頑張りを伝える機会を作ろう」って思ったんです。それで、運動会総務部に入ったんですね。
はい。でも、最初に説明したように運動会総務部は体育会の各部のメンバーから成り立っている組織で、運動部に所属していない人は一人もいなかったんです。なので、体育会のメンバーでない私は自分で総務部の代表にメールを送り、面接を経て何とか組織に入ることを認めてもらうことができました。すごい行動力ですね。
それほど、やりたいことだったんだと思います。それまでは、「何かやりたいんだけど、何をしたいのか分からない。」といったフラフラした大学生活を送っていました。でも、運動会総務部に入部後は「どうやったら運動会のファンを増やせるか」と、どこの道を歩いていても考えるようになっていて、学生生活がとても楽しくなりました!実際、どのような広報を企画をしたんですか?
反響が大きかったものとしては、主将の対談企画です。年に一回、総務部主催の「主将合宿」があります。これは、各部活動の主将が代替わりの時に集まる決起会のようなものです。運営だった私は、「主将同士の対談を記事にして、総務部のFacebookや新入生向けに発信すれば、運動会の良さが伝わるのではないか。」と思い、対談企画を実行しました。この企画は主将からも「面白かったよ。」との言葉を頂き、実際にSNSの閲覧数も上がるなど反響が良かっので、やって良かったなと思いましたね。また、上記のように運動会全般や総務部に注目を集めた上で、あまり注目されない部活も取り上げました。その代表例が、女子ホッケーです。女子ホッケー部は創部6年で一部に昇格するという快挙を成し遂げていました。素晴らしい結果を残すことができた要因、今後の目標などを取材し、記事にしました。今までこういった広報活動をしてこなかったこともあり、何をやっても新鮮に受け取ってもらえましたし、ホッケー部の主将にも「本当にありがとう。」って言ってもらえたのでとても嬉しかったですね。
他に印象に残っている企画はありますか?
七大戦の企画ですね。七大戦とは、北から北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学(旧帝国大学)の七大学合同で開催している総合体育大会(30以上の部活が戦い総合得点を競う)のことで、第55回大会の今年は東京大学の主管によって行われました。ここでも私は広報局長として「運動部じゃない学生にもファンを増やす」ということを目標に活動していました。具体的な施策として、七大戦のマスコット「イチ公」の着ぐるみを作りました。今までマスコットは存在していたものの、その存在自体はあまり知られていなかったんです。そこで、「実際に着ぐるみという形で実物化して、校内を歩いてPRすれば面白いのでは。」と思って、思い切って着ぐるみを作っちゃいました(笑)このように、過去にはない取り組みを実施することで、七大戦、ひいては運動会の認知を高めようと様々なことに取り組みました。
運動会総務部での活動を振り返ってみて、どうですか?
「もっとあれできたなー。」って思うことも、正直あります。ただ、自分の中では実際に練習や試合に足を運ぶなど、現場へ出向くことを精一杯やりきれたと思っているので、後悔はありませんね。また、この活動を通じて“人の頑張り・魅力を伝えたい”という気持ちがより強くなりましたし、そういう人になりたいという目標ができて良かったなと思います。美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
小森 すみれ
一人一人の笑顔を引き出しながら写真を撮ること、そしてなによりも楽しく撮影をしていきたいと思います。美学生図鑑を通しての新たな出会いと繋がりを常に楽しみにしています!
>担当モデル一覧はこちら