美学生インタビューInterview
ミスキャンっぽくない自分、でもそれが強み
今回、ミスキャンに応募したきっかけを教えてください。
高校時代からミスキャンという存在は知っていました。ミスキャンパス関西学院で2009年に準グランプリを獲られた柳田小百合さんと、2011年にグランプリを受賞された永島優美さん(現フジテレビアナウンサー)が、私の中学・高校の先輩で、二人とも学内で有名だったのでずっと憧れていて。可愛い子が好きなので、毎年ファイナリストの方のTwitterなどをフォローしてミスキャンを“見る側”として楽しんでいるだけだったんですけど、去年、実行委員の方に「エントリーしてみないか」と声をかけていただいたんです。その時は留学へ行く前だったのでお断りしたのですが、今年は私のTwitterをフォローしてくださっているミスキャンのファンの男性の方から「挑戦してみたら?」「締め切りが延長されたよ!」と熱心に声をかけていただいたんです。自信はなかったのですが、ダメ元で試してみようという感じで最終日に応募をしました。ファイナリストに選ばれたと知ったときはどういう気持ちでしたか?
最初は「いいのかな、大丈夫かな」という感じでした。私ってミスキャンっぽくないんですよね。オーディションの時も私だけ黒の服を着たりスカンツを履いたりしていて、一緒に面接を受けていた他の応募者の子たちの方が女の子らしかったんです。なので不安が結構ありました。周りの反応はどうでしたか?
受かると思っていなかったので、受けることは家族にも友達にも言っていなかったんです。友達はすごく喜んでくれたのですが、両親は就職活動が近いので「大丈夫なの?」と心配していましたね。ミスキャンの活動で印象に残っているイベントはありますか?
東京に行ったイベントで、他大学のミスコン出場者の方を見てすごく刺激を受けました。とにかく皆さん可愛くて……♡(笑)自分自身「ミスコンに出場している」という自覚を持たなければいけないんですけど、今までずっとファンとしてミスコンを見ていたので、他大学のファイナリストの方を見てしまうとやっぱりファンとして憧れて見てしまうところがありますね。ちなみに、ミス青学は毎年綺麗な方が多いので注目しています!ファイナリストとして活動する中で、自分で変わった・成長したと感じることはありますか?
「手を抜けないな」と思うようになりましたね。Twitterで知らない人に「ミスキャンパス関西学院の渡辺さんが隣にいた」とつぶやかれていたことがあったんです。それからは、プライベートでもいつ誰に見られているか分からないので「変なことをしたら駄目だな」と意識するようになりました(笑)成長したなと思うことでいうと、Twitterのフォロワー数やいいねの数など人気の度合いがダイレクトに出る数字に最初は結構傷ついていたのですが、今は「評価されて当たり前」と思えるようになったので、そういった点で精神的には強くなったかなと思います。
ミスキャンにおける自分の個性や強みは何だと思いますか?
ファイナリストとして活動していて分かったのですが、やっぱり私だけタイプがちょっと違うんです。例えば服装は古着が好きだったり、スカジャンを集めていたりとかなり個性的なんです。ミスキャンっぽくはないですが、自分はこのスタイルが好きだし、友達も「それが良いよ」と言ってくれるので、個性を貫くのもいいかなと思っています。あとは、両親の仕事の都合で海外に住んでいたことが多くて、生まれたのがドイツだったり、ロスに住んでいたことがあったり、そういう経験も個性かなと思っています。また、私が在籍している関西学院大学の国際学部は在学中の留学が卒業条件なので、昨年一年間はアメリカのマサチューセッツへ留学に行っていました。英語と異文化交流が得意なことも私の強みだと思います。
他のファイナリストとは違うところがたくさんあるので最初は戸惑っていたのですが、その自分らしさというのを大事にして爆発させようと思います!(笑)
両親のありがたさを知った留学
留学中の生活について教えてください。
海外に住んだ経験はあったのですが、その時は家族が一緒だったので「留学」となると全く違いました。家探しから保険の申請など全部自分でやらなければいけなかったんです。最初は寮生活だったのですが、ルームメイトの子と上手くいかなくて一学期間で寮を出て、二学期目からは現地で仲良くなった友達とシェアハウスを始めるために家探しなどもしました。留学を通して得たもの、感じたことはありますか?
自分の行動に責任を持って、今まで親に頼っていたものをすべて自分でやらないといけなかったので、「今まで頼りすぎていたな」と親の有り難みというのをすごく感じました。そこは変わったことかなと思います。あとは英語ですね。「喋れる」と思って行ったのですが、日本語でいう「まじで」や「ヤバイ」のようなスラング(若者言葉など)に戸惑ったり、文化の違いもあったので、そこは知ることができて良かったなと思います。