落ちるとは全く思わなかった
ミス青山コンテスト2015に参加したきっかけは何だったんですか?
青山学院大学において何かを成し遂げたいと思い参加しました。私は学外でサロンモデルやイベントコンパニオンなどの活動などを積極的に行っていたのですが、学内では特にサークルや団体にも入っていなくて、だだ普通に授業に出て友達と喋って帰るだけの大学生活でした。実は、去年のミスとミスターに一人ずつ友達が出てて、とてもやりがいのある活動をしているなと近くで見ていて感じたんですよ。学内で何かに挑戦したいと思っていたことと、ミスコンが自分に身近な存在であったことが参加を決意させる鍵となりました。
ファイナリストに選ばれた時の心境を教えてください。
スタートラインに無事立つことができて安心しましたね。正直に言うと、面接で落ちるとは全く思っていなかったんですよ。これは決して慢心から来ている発言ではなくて、目標は受かることでは無いので落ちている場合ではないという意識があったからなんです。面接なんて余裕で通過するくらいの気持ちで臨まないと、これから半年間で何かを残すことなんてできないじゃないですか。とはいっても、多少の不安はあったので、通知が来た時はホッとしましたね。
今までのファイナリストとしての活動の中で何か印象に残っているものはありますか?
宣材写真の撮影です。一番気合いを入れていきました。宣材写真というものは、何かの機会に一番最初に見られる画像、つまり第一印象を決定づけるものなので、「神名夏子」という人間のキャラクターをどう一枚の写真の中に作り上げるかの計画を立てたんです。これにはかなり頭を使いましたね。写真を見ていただいた方に自分がプロモーションしやすいようなイメージを持っていただくにはどうすればいいか、とても悩みました。それに加えて撮影当日に向けて体型維持などの調整をしたりと、入念に準備しました。結果、私の中では満足いく出来に仕上がり、計画通りにいったと思います。
ミスコンの本線イベント当日への意気込みを聞かせてください。
楽しみですね。というのも、半年間ネットでしか見せてこれなかった自分を現実世界で見てもらえる機会だからです。もちろん様々なイベントはありますが、やはりミスコン当日が一番来てくださる方が多いと思うんですよね。写真と実際ではイメージが違うだろうし、見に来てくれた方が実物の私をどう感じてくれるかがすごく楽しみです。あと、当日の自己PRではクラシックバレエを披露する予定なので、成功するかどうか少し緊張しています。
3歳からフランス語を学ぶ
青山学院大学文学部フランス文学科に進学した理由を教えてください。
私は幼稚園から高校まで一貫して教育を行う学校に通っていたのですが、そこでは幼稚園からフランス語が必修だったんです。最初は学校の必修だしとなんとなく勉強していたのですが、高校入る前くらいの時に『ベルサイユのバラ』っていう漫画にハマってそこから学校以外でも個人的にフランス語を勉強するようになりました。当時はフランス人になりたいとさえ思ってましたね(笑) 大学でも継続してフランス語の勉強をしたいと思い、青山学院大学のフランス文学科に進学しました。
今、大学ではどのようなことを勉強していますか?
映画や音楽、中世の古典作品や詩をフランス語で解釈しています。私は特に映画を扱うことが好きです。3歳からフランス語を学んでいるので、もうある程度読めるレベルには達しているんですよ。でも、本場のフランス人が話す速度を聞き取ることはまだ苦手なので、そういった意味で一番勉強になるのが映画なんですよね。
将来は何かフランス語に関わる職につく予定ですか?
うーん、どうなんでしょう(笑)私、将来の具体的な夢がないんですよ。強いて言うなら、自分が持ってるもの全部が活かされるような職に就くことが理想です。フランス語を勉強したことであったり、ミスコンに出たことであったり、そういったことが一切無駄にならないような人生を歩んでいきたいです。