美学生インタビューInterview
「私、声大きすぎ……?」ライブ配信で元気なキャラをPR!
ミスキャンパス立命館に応募した理由を教えてください。
高校3年の頃、受験勉強の合間にSNSでミスキャンに出ている方たちを見てずっと憧れていました。
2回生の時にも応募を考えたんですけど、勉強やアルバイトが忙しくて諦めてしまったんです。4回生になって、「ここで挑戦しなかったら絶対に後悔する」と思って応募を決めました。
高校生の頃から憧れていたんですね!好きな出場者はいましたか?
2人います!一人はミスキャンパス立命館2020グランプリの仲間由依さん。私と同じ数少ない理系学生で、忙しい中でも頑張っている姿に勇気をもらいました。
もう一人は、ミスキャンパス同志社2020準グランプリの山田千加さん。千加さんは体操競技部に所属していて、平均台の上でバク転をしている動画をインスタグラムで見てすごいなと思いました。あと、めちゃくちゃ顔が可愛くて私のタイプです!
ファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
バイト中に電話がかかってきて、出られなかったのであとでかけ直したんですけど、その時はものすごく緊張して……!2分くらいスマホを握りしめてドキドキしていました。
しかも、電話に出た運営スタッフの方の声のトーンが低くて、「あれ?落ちちゃったのかな?」って最初は不安になったんですけど、話を聞いていったら「合格しました」と言われて、すごく安心したのを覚えています。
活動が始まって数か月が経ちましたが、どうですか?
これまで写真を撮られる経験が一切なかったので、最初はどうしたらいいんだろうって手探り状態でした。でも、回数を重ねるうちに慣れてきた気がします。
自撮りも、もともと載せるのは恥ずかしいと思うタイプだったので、ミスキャンに出ていきなり始めることになって最初は戸惑いが強かったです。
活動が始まった頃は慣れてなさすぎて、顔のどアップをインスタグラムに載せていたんです。友達に「めっちゃでかくない?」って指摘されて、言われてみればそうだなぁって思いました(笑)東京のミスコンの子たちはおしゃれな雰囲気の投稿が多いので、自分の投稿と比較して参考にしています。
では、これまでの活動で一番力を入れて取り組んだことを教えてください。
ライブ配信です。期間中は毎日欠かさず配信していたので、立命館のファイナリストの中では一番配信時間が長かったと思います。結果的に学内で1位になり、頑張りが認められて嬉しかったです。
配信では自分の好きな甲子園について話すことが多かったですね。リスナーさんも野球好きな方が多かったので、共通の話題で盛り上がりました。
配信で心がけていたことはありますか?
自分の元気なキャラクターを伝えたいと思って、大きな声で配信することを意識していました!
でも、一度アーカイブを見てみたら、めちゃくちゃうるさくてびっくりしました(笑)これは良くないなと思って、次の配信では声を小さくしてみたんです。すると、リスナーさんから「今日、元気ないね」「大丈夫?」と心配されて……(笑)ああ、そのままで良かったんだと思って、それからまた声の大きさを売りにして配信をするようになりましたね。
村瀬さんって公式写真を見るとクールな印象だったんですけど、意外とテンションが高くて元気なんですね。
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そうなんですよ。先日、イベントで他大学のミスキャンのスタッフさんにお会いした時にも「写真と全然雰囲気が違う!」って言われました。写真でどう自分の魅力を伝えるかという点についてはもう少し考えた方がいいのかなと思いました。
ファイナルイベントに向けての意気込みをお願いします。
約半年間、全力で取り組んできたので絶対にグランプリを獲りたいです!
ファイナルイベントの自己PRではバトンを披露する予定で今、猛練習中です。私の好きなNiziUのミイヒちゃんがNizi Projectの選考でバトンを披露していたので、自分もやりたいと思って、未経験ながら見よう見まねで頑張っています。ぜひ会場に足を運んで見てもらえると嬉しいです!
光ファイバーの研究に勤しむリケジョ!
理工学部の電気電子工学科を選んだ理由を教えてください。
理系の中でも物理が好きだったからです。私、暗記があまり得意じゃなくて、化学式や炎色反応の色を覚えたりするのが苦手だったんですよね。その点、物理は方程式さえ覚えれば、その応用で答えを導き出せるじゃないですか。高校時代、回路系の計算が好きだったこともあってこの学科を選びました。
電気電子工学科ではどんなことを学んでいますか?
学科としては電気・電子・光工学の幅広い分野を取り扱っていて、半導体や太陽電池、プログラミングなどの研究室があります。私が研究しているのは「光ファイバー」と呼ばれる、インターネットのLANケーブルなどに使われている伝送路です。卒業後はNTTなどの通信系の会社に就職する学生が多いですね。
光ファイバーの研究ってどんなことをするんですか?
新しい通信方式を提案して、検証を繰り返しています。パソコン上で架空の回路を作れるソフトがあって、それを使ってデータシミュレーションをおこなうんです。
幸いなことに絶対に研究室に行かなくてはいけないのは週1回で、あとは自宅のパソコンで作業できるので助かっています。12月からは卒業研究も始まるので、ミスキャンとの両立を頑張りたいです。
学部卒業後は大学院に進学して、引き続き同じ研究を進めていく予定です。
将来はどんな仕事に就きたいですか?
自動車関係の会社に興味があります。実は父が車関係の仕事をしていて、部屋に車のミニチュア模型がたくさん飾られていたんです。子どもの頃、その模型でよく遊んでいたので昔から車に興味がありました。光ファイバーって最近は車載ネットワークにも活用されていたりするので、研究を仕事にも活かせるんじゃないかと考えています。
最後に、理系のミスコンファイナリストとして全国の理系女子大生に伝えたいことはありますか?
理系って実験やレポートも多くて忙しいので、表舞台に興味があっても諦めてしまう人が多いと思います。でも、そんな中でも頑張れるんだってことをこのミスキャン活動を通して示していけたらと思いますし、私の姿に憧れて一歩踏み出してくれる人がいたら嬉しいです。