【オールナイトフジコ特集】安藤令奈（東京大学大学院）

自身の立ち位置を俯瞰してみることで役割を明確に！

『オールナイトフジコ』に出演しようと思ったきっかけを教えてください。

昨年出場したミス東大コンテストでの成果を次の活動に繋げたいと思っていた時にこのオーディションの存在を知り、良い機会になるのではと思ったんです。応募の時点では番組のタイトルや内容は知らされていなかったのですが、もともとバラエティが好きだったので受けることを決めました。

フジコーズのメンバーに選ばれた時どんな気持ちでしたか？

私は大学院生で、もうすぐ卒業を控えているということもあって、学生が主体という番組の趣旨を聞いてからは正直絶対に選ばれないだろうなと思っていたんです。それにも関わらず選んでくださったことがすごく嬉しかったです！

番組開始当初と現在で自分が変わったなと思うところはありますか?

初めはテレビに出るからには目立った活躍がしたいという思いが強かったんですけど、他のフジコーズたちと番組を作っていく中で、自身の役割を理解して立ち振る舞うことを重視する考え方に変わりました。番組の演出を客観的に見て、自分に求められていることを汲み取っていったという感じです。物事を俯瞰して見ることが得意だと以前から周りの人に言われることがあったのですが、それが活きているように思います。

安藤さんはオールナイトフジコで何を求められていると感じていますか？

私はお姉さん的立ち位置で、悪く言うと引き立て役みたいな感じですかね（笑）でも、面白いことを求められているときには、最後のオチに回してもらえるようなしっかりキャラって感じのイメージです！（笑）

自分が求められていることと、やりたいことのギャップで苦しむことはありませんでしたか？

自身の年齢などもわきまえているので、苦しんだりすることはあまりなかったです。この番組に出られていることが本当に恵まれていることで感謝しかないので、求められていることを精一杯できたら良いなと思ってます！

他のフジコーズとの思い出のエピソードはありますか?

今年はフジコに染まった一年という感じだったので、むしろ全部が思い出なんです！その中でも、関東組の有志でプライベートで初めて遊んだバーベキューはとても思い出に残っています！フジコーズの中で一番最年長で、少し歳が離れているにも関わらず、私を受け入れてくれるメンバーのみんなにはとても感謝しています！

CDデビューに向けて意気込みを聞かせてください！

SNSでも発信すると思うので、たくさんの人に届いたらいいなと思います！また、私がオールナイトフジコに出演できているのは、プロデューサーさんやスタッフの方々、ファンの皆さんのおかげなので、このような恵まれた環境で貴重な経験ができていることへの感謝の気持ちを伝えたいです！

また、オリコンランキングトップ10に入ると、セカンドシングルに繋げられると思うので、出来れば私が卒業するまでにセカンドシングルが出せたらいいなと思っています。

臨床心理士になるために苦手なデータ分析の克服に励む！

大学院に進学しようと思ったきっかけは何ですか?

私は臨床心理士を目指しているのですが、資格を取得するためには大学4年間に加えて大学院2年間の学習を積む必要があるので進学することになりました。

また、進路の選択肢を広げたいという思いもありました。就職活動や芸能活動をする中で、臨床心理士として将来働くかどうかについてより考える時間が2年間できるのは、選択の幅を広げられるのではないかと思いました。

お茶の水女子大学から東京大学の大学院に進学したのはどうしてでしょう？

東京大学の大学院に、自分が研究したい分野の専門の先生がいたことが魅力的に感じたんです。あとはやっぱり学部で通っていた大学よりも偏差値が高い大学院に行きたかったというのもありましたね。

大学院の受験は大変だったのではないですか？

受験の時がちょうどコロナ禍だったこともあって、時間は比較的確保しやすかったんです。でも、受験直前はバイトも友達と遊ぶのも控えてずっと家で勉強していました。

モチベーションの維持はどのようにしていましたか？

私には大学院に行く以外の他の選択肢を考えていなかったので、正直モチベーションが落ちることはありませんでした。

あと、私は卒業が1年遅れてることもあって、同期は既に就職や院進をしていたんです。なので、特に周りを気にせずに勉強に取り組んでいましたね。私と同じコースを選択している学生の多くは院進するので、みんなが頑張った後を追うような感覚でした（笑）

現在、大学院ではどのような研究をしているんですか?

労働者のメンタルヘルスを研究しています。働く人のうつ病が問題になってると思うんですけど、私は働くことは人生と同じだと思っているので、働くことで人生がより良くなるにはという内容の研究をしています。

大学院の研究で苦労することはありますか？

私が取り組んでいる研究は、カウンセラーになるためのものなんですけど、研究には2つあって、カウンセラーらしい臨床研究と、家にこもってデータを分析するような研究があるんです。私は臨床研究は好きなんですけどデータ分析は苦手で、両方の研究をハイブリットで取り組まなければいけないのでそこが大変ですね。

苦手な研究分野を克服する方法はあるんですか？

友達や先輩方の支えは大きいです。先輩方は研究の苦しさを分かってくれるので優しく手を差し伸べてくれるんです。指導してくださる先輩がいる恵まれた環境にいるのはすごくありがたく感じています。

あとは、文句を言いつつもやっぱり私は勉強が好きなんだと思います！（笑）勉強が好きな自分も半分いるから、知らないことを学ぶことができるとやっぱり面白いなと感じるし、自分が成し遂げたいと思ったことが形になることにとても達成感を感じます。

残りの学生生活をどのように過ごしていきたいですか？

修士論文や実習があるので、その勉強をやり切りたいです。と同時に、残りの学生生活はフジコーズに懸けたいと思っているので、みんなで思い出を作ることもそうですし、後継者にきちんとバトンタッチできるように活動していきたいです！