美学生インタビューInterview
東大受験のモチベーションだったミスコンに出場!
ミス東大コンテストに出場しようと思ったきっかけを教えてください。
東大を目指し始めた高校1年生の時に、東大にいる可愛い人やカッコいい人を見つけてモチベーションにしていたので、自分もそうなりたいと思ったからです。ミス東大では2017年に出場していた谷山響さんという方を推していました。
実際にミスコンの活動に取り組んでみてどうですか?
ライブ配信をしたり、Twitterでコメントに返信をしたりするのは大変だなと思います。配信では盛り上げるのが苦手なので、アイテムを投げてくれたらビンゴを開けていってクリアしたらコスプレをしますっていう企画をしたりするなど工夫しています。
近年、ミスコンに対するルッキズムの問題が話題になっていますが、それについてどう思いますか?
私は絶対にミスコンはなくさない方がいいと思います。というのも、私自身がミスコンに出場している方たちをモチベーションに勉強していたからです。
東大のイメージってどうしても眼鏡ばっかりだとか、真面目な人たちが多い印象が強いと思うんです。でも、東大を目指し始めた時、私はミスコンを通じてキラキラしている人たちを知って大学生活に思いを馳せていました。勉強内容とか教授とかで目指す大学を決める人もいると思いますが、私のような人や、なかなか情報を得にくい地方の学生とかはミスコンを通じて大学の情報を得たりもするだろうから、やっぱりミスコンの存在は必要だと思いますね。
それに、近年はライブ配信を取り入れることで出場者の見た目だけじゃなくて努力とか中身の部分を知って評価してもらえる機会も増えていると思います。
フィナーレに向けて意気込みを聞かせてください!
東大ミスコンを誰よりも見てきたので、熱意は負けません!出るからにはグランプリを獲れるよう最後まで頑張りたいと思います。
スケジュールだけじゃなく食べる物まで徹底管理していた受験生時代
東大はいつから目指し始めたんですか?
半年前に美学生図鑑に掲載していただいた際のインタビューでもお話したんですが、高1の時から目指し始めました。受験をしっかり意識し始めたのは高2くらいからなんですが、高2の頃にはA判定を取れるようになっていました。なので、他の人も勉強し始める高3からの1年間があまり成績が伸びなくて、ずっと不安でした。
そういった不安はどう乗り越えていたんですか?
模試の成績を徹底的に分析していました。私の成績が伸びなかったというよりは、みんなが勉強しているから相対的に私の成績が伸びにくくなっただけだと思っていたので、模試が返ってきたら成績を細かく分析して、あとどこで点数が伸ばせるかとか、何が足りなかったのかとかをスケジュール帳にまとめたりしていました。
受験生の時はどのような一日を過ごしていましたか?
まず朝8時半に自習室に行って、試験本番の日程に合わせて数学や英語の問題を解いて、昼休みは採点をして、午後はまた勉強してっていうのを繰り返していました。
あとは、食べ物も徹底的に管理していましたね。午前中はコーヒー150mlと度数の高いチョコレートを5枚食べて、お昼はおにぎり1個とスープ、午後はカップケーキ1つという生活を1年間ずっと続けていました。食べ物に関しては食べたい物を食べるというよりは、寝ないで効率良く勉強ができるように食事をするっていう感じでしたね。
すごい……!では、今振り返ってみて東大に合格できた秘訣は何だと思いますか?
2年間逆算して勉強し続けてきたことと、もともとポジティブな性格なのでずっと受かるって思い続けていられたからだと思います。たくさん東大の合格体験記を読んでモチベーションを高めていました。
あとは、塾の先生から「受験当日、半分の人はいつ受けても受かる状態で受けるけど、もう半分の人はボーダーラインをさまよいながら運とかコンディションで受かる」という話を聞いて、自分はいつでも受かる側になるために模試とかでも120%の対策を立てたり、ミスしても受かる勉強方法を意識して取り組んでいました。
実際に東大に入学してみてどうですか?
真面目な人が多くてちゃんとテスト前は勉強しているなっていう印象です。東大は進振りという学部決めのテストがあるので、入学後も希望の学部に行くためにしっかり勉強しないといけないんです。
息抜きは美味しいご飯屋さんを食べログとかで見つけることです。自分の好きなお寿司屋さんとか焼肉とか、あとはアフタヌーンティーにもよく行きます。最近でいうと撮影の合間とかによく行くのが銀座の「天竜」っていう餃子屋さんと、恵比寿の「たん兵衛」という牛タン屋さん、あとは渋谷の「極みや」っていうハンバーグ屋さんです。本当にどこも美味しくておすすめです。