美学生インタビューInterview
アピールポイントは愛嬌!ファンと交流できる場を大切にしたい
ミス青山コンテスト2022に出場した理由を教えてください。
入学してからオンライン授業ばかりだったり、サークルも所属はしているけれど活動頻度が少なかったりしたので、何か大学生活で「これをやり切った」という経験を作りたかったんです。
あとはミス青山2020でグランプリを獲得した池田有里紗さんがもともと大好きで、せっかく私も青学生だし挑戦してみようと思いました。
応募する時に悩むことはありましたか?
「永津」って名字は珍しいと思うので、その名前や顔が一生残るっていうのが怖かったですね。ライブ配信やSNS更新も頻繁にするイメージだったので、もしファイナリストになっても頑張れるか不安でした。
でも、応募してすぐファイナリストに決まるわけじゃないし、挑戦するだけしてみようと思ったんです。
最終審査はどうでしたか?
周りにはミスコンの応募理由や頑張りたいことが明確化している人がいて、自分は正直ちゃんと考えて受けたわけではなかったので不安になりました。
質問では「自分の人生で一番恥ずかしかったこと」を聞かれて、昔ピアノの発表会で暗譜できていなくて途中5分くらい作曲して弾いたことを話したのを覚えています(笑)
ファイナリストに決まった時の心境はどうでしたか?
すごく嬉しかったです!でも、同時に不安もありました。まさか本当にファイナリストに選ばれるとは思いませんでしたし、顔や性格をSNSで色々と言われるかもしれないのが怖くなって……。
せめて宣材写真の撮影までに見た目は綺麗にしようと思って、美容鍼やダイエットをしましたね。それまではすっぴんで大学に行くこともありましたが、今は毎日メイクしています。
実際の活動はどうですか?
思っていた以上に忙しいので驚いています。朝8時からサロンモデルの撮影をして、12時から2本ミスコンの撮影があって、21時からライブ配信を3時間みたいなスケジュールの日はかなりキツイです。睡眠時間が3時間の日もあって、毎日スケジュールをひたすらこなして気づいたら1日が終わっている感覚ですね。
ただそんな毎日も楽しめているのはいつも応援してくださっているみなさんのおかげです!仕事の連絡が多いので、返信が早くなった気がします。
永津さんのアピールポイントを教えてください!
愛嬌ですかね(笑)店員さんとすぐに仲良くなることもありますよ。ミスコンでも同世代から年の離れた方まで私を応援してくれるのですが、素の自分で接するようにしています。
もともと人の話を聞くことが好きなので、どんな話でも大抵興味を持って聞けるんですよね。そうして話を聞くうちに仲良くなるパターンが多いです。あとは瞳が綺麗と褒められることがありますね。
本選に向けての意気込みをお願いします!
感謝・挨拶・お礼と初心を忘れずに、最後まで私らしくやりきりたいですね。毎日「投票したよ!」と報告してくれたり、アドバイスを下さる方がいて本当にいつも感謝しています。ファンの方と関われるSNSやライブ配信をこれからも大切にして、良い結果を残して恩返しできるように頑張ります!
全国大会にも出場!器械体操で鍛えた“ド根性”
これまでの人生で力を入れてきたことを教えてください。
4歳から中学2年生まで習っていた器械体操です。兄がサッカーを習っていたのですが、練習の間が暇だったので近所の体操教室に通い始めたのがきっかけです。最初の頃はでんぐり返しや跳び箱をやっていたのですが、小学3年生になった時に先生から声をかけられて選手コースになったんです。
選手コースって厳しそうな感じがします。
それまでのレッスン内容とはまったく違うハードさでしたね。正直、選手コースがどんなものかもわかっていなくて、「器械体操好きだし、たくさんできるのはいいな!」くらいの気持ちで入ったんですよ。
蓋を開けてみたら練習は週に6回、平日は17時から21時、日曜は10時半から20時までみっちりあって……。
友達と遊んだり家族と出かける時間がすごく限られますね。
器械体操以外にやりたいことがなかったし、新しい技ができるようになると楽しいから嫌ということはなかったですね。でも、体重管理が厳しいので、お菓子やラーメンを全然食べられなかったんです。辞めた後に食べた時は感動しましたよ(笑)
どんな練習をしていたんですか?
まずは腹筋や肋木などの筋トレをして、あとは体操四種(段違い平行棒・平均台・跳馬・ゆか)を1時間ずつローテーションで練習していました。
体操以外にも、表現力を身に着けるためのバレエみたいなレッスンもありましたね。あの頃は腹筋がシックスパックに割れていました。今は縦線だけ残ってます(笑)
私は筋肉がつきにくいのですが、その分、柔軟性が良かったんです。だから高くジャンプする、足を開く、回転するみたいなのが得意で、ゆかが一番好きでした。
印象に残っていることはありますか?
小学5年生の時に全国大会に出たことです!全国大会の前に東日本大会があって、そこで上位に入ると全国大会に進めるんです。全国進出が決まった時は本当に嬉しかったですね。生活のほとんどを器械体操に振り切っていたので、せっかくやるならオリンピックにも出てみたいくらいの気持ちでやっていたので……。
全国大会はどうだったんですか?
大した結果は残せなかったです。東日本・西日本の代表が集まるので、「自分より上手い人はたくさんいるんだ」と実感しましたね。選手ではありましたが、観客としても大会を楽しんでいた気がします。レベルの高い演技を間近で見て刺激を受けて、「また全国大会に来よう!」と思って練習にも熱が入るようになりました。
その後も全国大会に出たんですか?
結局、全国大会は一度出たきりになってしまいました。器械体操は小学生と中学生で大会の内容が変わるんですよ。小学生は大会側の決めた演技を上手にすればいいのですが、中学生は大会での演技内容を自由に決めるんです。自由度が高い分、一つの技を極限まで極めないといけなくて……。
中学生になると難易度が高くなるんですね。
中学生以降で活躍できる子は小学生の頃から自分の持ち技を極めているんですよね。決められた技ばかり練習していた私はその自由度に対応できませんでした。やっぱりオリンピックに出るには国の強化指定選手に選ばれないと難しいですし、そのためには大会で結果を残さないといけないわけで……。
怪我も続いていたし、体重管理とかを考えなくていい、時間もたくさんある普通の生活をしようかなと思って、中学2年生の時に器械体操を辞めました。
大きな決断が中学生の時にあったんですね。
自分なりに納得して決めたことですし、辞めることに対する大きな不安は無かったです。でも、辞めた後は時間がありすぎて何をすればいいかわからなかったです(笑)友達と渋谷に行ってタピオカを飲んだり、ショッピングしたり普通の学生生活を送るようになりました。
器械体操の経験が今のミスコン活動に役立っていると思うことはありますか?
とにかく諦めが悪くて、ド根性な性格になったところだと思います。中学2年生で辞めたとはいえ、全国大会に出るくらい必死に練習していたので、目標に向かって最後までやり切れる力はミスコンに限らず、これからも大事にしたい部分ですね。