美学生インタビューInterview
与えられたチャンスは逃さない!「ミスコン」という新たな挑戦
ミスキャンパス関西学院に応募した理由を教えてください。
私は大学で水泳部に入っていたんですけど、塩素アレルギーになってしまい、泳げなくなったんです。
それで水泳部のマネージャーをするか迷ったんですけど、マネージャーはちょっと違うかなって思って。私は支える側に回って成長する人というよりかは、新しいことに挑戦してその中で成長するタイプなんですよね。
挑戦することで尚且つ人のためになることって何かあるかな?って考えた時にミスキャンに出ようって思い立ちました。ファイナリストになったら色々なことを発信していけるので、コロナとかで落ち込んでいるような人たちのことも笑顔にできるんじゃないかなって思ったんです。
応募することに迷いはなかったですか?
最初は誹謗中傷とかがあれば嫌だなって躊躇したんです。でも、挑戦せずに何もしない自分が嫌で……。
一番は親や周りの人に恩返しができるかなって。自分が頑張っている姿を見てもらいたいと思って応募しました。
そうだったんですね。最初は書類審査ですよね?生田さんの応募写真が気になります。
後輩の友達に撮ってもらいました。普段は人物ではなく風景を撮っている子なんです。
すんなり応募写真は決まりましたか?
どれがいいのかよく分からなくて(笑)自分で選ぶより人に選んでもらった方が確かだと思ってその子に選んでもらいました!
書類審査の次は面接ですが、どうでしたか?
面接官が何人いるのかも知らなくて、私は多くても5、6人ぐらいの面接官がいるんだろうなって思っていたんです。でも、部屋に入ると30人ぐらいいたんですよ(笑)入った瞬間「え?」ってなって多分3秒ぐらい止まってたと思います。
特技披露では料理をしました。その場で披露するか動画を送るかを選べたので。家で撮った動画を送って。あんまり長い動画になるのもよくないなと思ったので、15分ぐらいで作れる麻婆豆腐にしました。
料理が得意なんですね!ファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
自分がまさか選ばれるとは思っていなくてびっくりしました。ミスキャンの実行委員の人に「どれぐらい応募があったんですか?」て聞いたときに、「今年が一番多くて去年の倍くらいいた。」って言われてたんですよ。それを聞いて無理かなって思ってたので驚きでしたね。
これまでのミスキャンの活動で印象に残っていることはありますか?
兵庫県知事の立候補者との討論会に参加したことです。ファイナリストの中から1人が学生代表として参加できるということで、与えられたチャンスは逃したくないと思い、立候補して参加しました。
私は学生目線から色々と質問をする立場で、「コロナ禍で就職活動に不安に感じている学生も多いと思うのですが、どのような政策をおこなうのですか?」というような質問をしました。
貴重な機会ですね……!
今まで政治のことについて考える機会があまりなくて、何も知らないままだったら意味がないと思って、各立候補者の特徴や過去に取り組んできた政策などを調べてから討論会に臨みました。
ミスキャンのファイナリストになっていなければこのような討論会に参加する機会はなかったと思うので本当に良かったです。
最後にファイナルイベントへの意気込みを聞かせてください。
今まで自分を応援してくれるのは家族が中心でしたが、今は家族はもちろん、会ったことのない人までSNSなどを通して応援してくれているようになりました。
改めて自分は周りの人に支えられているんだなって感謝の気持ちを持つようになりました。感謝を忘れず、このようなご時世なので、1人でも多くの人に私の笑顔を届けられように頑張ります!
早く作れて人を笑顔にできる料理
先ほど特技披露で料理を披露したとおっしゃていましたが、料理が好きになったきっかけはありますか?
私が中学2年生の時にアメリカへ初めて留学した時のホストマザーが日本人で、お料理がすごく上手な方だったんです。
春休みと冬休みを使って2週間ぐらいの短期留学を10回くらい行ったんですけど、最初からずっと同じホストファミリーにお世話になりました。そのホストファミリーはスポーツ留学にも対応していて、私は水泳の留学でアメリカに行ったんです。
自分で応募していく単身型の留学で、アメリカに行ったら現地のスイミングスクールと繋いでくれて、自分も日中は練習に行って、家に帰ってきたらホストマザーと料理をするっていう生活でした。
留学前は料理に興味がなかったし得意でもなかったんですけど、ホストマザーに教えてもらう中で「料理ってこんなに素敵なんや!」って思うようになりました。
どのような点が素敵だなと感じましたか?
特に、自分が作って出した料理で食べた人が笑顔になれるっていうところが素敵だなって。そこから料理に目覚めましたね。
ホストマザーが心掛けているのが、「早く作れて人を笑顔にできる料理」なんです。時間がかかったら自分もしんどいし、料理を待っている人も「まだ?」ってなるじゃないですか?その考え方を尊敬して私も真似しています。
料理はどのくらいの頻度でするんですか?
ほぼ毎日します。自分が食べるなら外食の方が好きなんですけど、作るのが好きなんですよ。だから食べてもらうのがメインって感じです。
よく作る料理はありますか?
ハンバーグです。ハンバーグって誰でも作ろうと思えば作れるじゃないですか?そこで差をつけるってなると、どんな風にアレンジを加えるかってところだと思います。
ハンバーグはアレンジがしやすく味を変えられるところがいいなって思います。例えば、おじいちゃんおばあちゃんに食べてもらうときはにんじんは硬いから入れずに玉ねぎをメインで使うみたいな工夫をしています。
レシピは何かを参考にしているんですか?
ホストマザーに教わった通りに作っています。それに自分の工夫を1つぐらい入れていますね。今ってインターネットで調べたらいっぱいレシピが出てくるけど、ホストマザーのレシピに絶対的な信頼を置いています(笑)
なるほど……!
今って若い人でお料理する人が少ないじゃないですか。もうちょっと若い人にも料理ってこんなにも楽しいんだってことを伝えたいですね。
あとはコロナがもっと落ち着いて、自分も就活が終わったらもう一回アメリカへホストファミリーに会いに行きたいです!