【ミスキャンパス関西学院2023特集】入谷百南

1回生の理系女子がミスキャンファイナリストに！

ミスキャンパス関西学院に応募した理由を教えてください。

今年、関西学院大学に入学したんですが、理系キャンパスなので興味のある部活やサークルがなかなか見つからなかったんです。でも、大学生活で何かに挑戦したいなという気持ちはあったので、高校生の頃から憧れていたミスキャンに応募することに決めました。理系女子のイメージを変えたい、という思いもありましたね。

選考はどうでしたか？

特技披露では高校3年間やっていたチアダンスを、スマホでBGMを流しながら私服で踊りました。

1回生で出場している人はあまり見ないので、選ばれるか不安でした。メールで合格の連絡を頂いたときは驚いてすぐにお母さんに報告しました。

活動が始まって数か月経ちますが、どうですか？

SNSに結構な頻度で自撮りを投稿しなくてはいけないのですが、私はもともと自我が強いタイプではないので自分の顔写真を投稿することに最初は慣れませんでした。表情づくりも難しくて、「全部同じ顔」「決め顔が一緒」なんて言われたりもします。そもそも自分の盛れてる顔がわからないんですよね。だから、いつも友達にどの写真がいいか聞いてから載せています。

カメラマンさんに撮影してもらうときも他のファイナリストは表情豊かで色々と動き回ってポーズを決めているのに、自分は固まっていて……（笑）みんなすごいなぁって思いながら見ています。

1回生だと授業もたくさんあると思いますが大変ではないですか？

SNSの投稿頻度をマイペースにやっているので、なんとか両立できています！ただ、春学期は必修の授業が1限に入っていたりしたのでしんどかったです。家から大学まで片道2時間半かかるので、めちゃくちゃ早起きしなきゃいけないんですよ。時間を有効に使おうと電車の中で宿題やリスニングの課題をやったりしています。

これまでのミスキャンの活動で印象に残っている出来事はありますか？

9月に開催された関関同立のミス・ミスターファイナリストの合同のイベントが印象に残っています。大阪天王寺のてんしばを半分貸し切って、何チームかに分かれてクイズゲームやファッションショー、食レポなどをしました。普段、他大学のファイナリストと交流する機会がないので、仲良くなって一緒に写真を撮れたりして嬉しかったです。

あと屋台もあって、いつもSNSを通して応援してくださっている方たちと直接交流することもできました。このイベントがきっかけで私のことを知ってくれてファンになってくれた方もいて良かったです！

1回生でミスキャンに出場したのは大きな経験かも知れませんね。

普通の大学生が経験できないようなことをさせてもらっているんだなという実感があります。私は将来、芸能界とか人に見られるような職業に就くつもりはまったくありませんが、ミスキャンが終わってもここで得たものを無くさないように何かしらの形で将来に繋げていきたいです。

「車の渋滞を解消する公式」を導き出しました！

大学ではどのようなことを学んでいるんですか？

工学部で主にプログラミングについて学んでいます。まだ1回生なので基本的な内容が中心ですが、春学期はPython、秋学期からはjavaというプログラミング言語について勉強しています。実際にそれらのプログラミング言語を使って、マウスを動かしたら文字や絵が描けるペイントアプリみたいな物を授業内で作りました。同級生の中には飲食店で店員さんがオーダーを受けるときに使う機械を作っている人なんかもいましたね。

なんだかすごいですね！そもそもどうして工学部に進学しようと思ったんですか？

高3の時の「研究」という授業がきっかけでした。生徒2人でペアを組んで自分たちが決めたテーマについて研究をしていくんですけど、そこで「車の渋滞の解消」を研究することになったんです。

実は私、小学生の頃から車の自動運転に関心があって、テレビで「中国のある地域では自動運転の車に事故や渋滞が起きないシステムが組み込まれている」というニュースを見て、自分もいつかそういった仕組みを研究したいなと思っていたんですよね。

高校生には難しいような……。研究の成果は何か得られたんですか？

自分たちで経路を作り、車の密度も計算して、どうやったら渋滞を解消できるかプログラミング言語を用いて実験を進めていった結果、「車の渋滞を解消する公式」を導き出すことができたんです！関学の高等部主催の論文発表会の審査に通って、先生方の前で発表もしました。まだまだ実用的ではないんですけどすごく嬉しくて、大学でもプログラミングについて学びを深めたいと思うきっかけになりました。

素晴らしいですね！将来はどんな仕事がしたいですか？

社会の役に立てるようなアプリやシステムを作りたいです。世の中にある社会課題を時代の最先端のAIやITの技術を活用して解決できるような仕事に就くのが目標です。