美学生インタビューInterview
応援してもらえることがなんだか不思議です
ミスコンに出場したきっかけはなんですか?
今年の応募期間にミスコンを運営する広告研究会(以下、広研)の方に声をかけてもらったのが一番のきっかけですね。自分でも学生の間に一生の思い出に残ることがしたいと思って挑戦しました。
もし選ばれることになったら、色々と大変な事もあるのだろうととても悩みました。でも、こんな経験はなかなかできないですし、やらずに後悔をするぐらいならまずチャレンジしようと思い、応募を決めました。
選考はどうでしたか?
めちゃくちゃ緊張しました(笑)とても本格的な審査で、すごい世界だなって思いましたね。他の候補者も本当に素敵な子ばかりだったので、圧倒されてしまって全然質問にも答えられなくて、広研の方から質問に答えるように促されるほどでした(笑)
なので、審査が終わった後はお母さんに電話をして「ダメっぽいかも。」って言いました。「審査を受けられたし、最終まで進めたのが良い経験になったんじゃない?」って言われましたね。
ファイナリストに決まった時はどう思いましたか?
メールで合格通知が来た時は本当にびっくりしました。選考での受け答えに自信がなかったので自分がファイナリストになれるなんて思っていなかったし、私にとっては応募すること自体も挑戦だったので、ファイナリストになることができたことを心から嬉しく思いました。
青学のミスコンは伝統がありますし、素晴らしい先輩たちが数多く出場されています。ファイナリストに選んでいただいたからには、自分自身もその場所に相応しい女性になれるよう成長していきたいなと思いました。
また、コロナ禍でまだ一度も学校に来れない1年生や就職活動がままならない同級生、不安を抱えている全ての大学生に私たちの活動を通して元気や勇気が与えられたらと思っています。
今年は例年と違った形のミスコン活動ですが不安はありますか?
受かった直後は、コロナの影響でこれからの活動がどうなるのかと心配でした。その時は、学園祭が出来るかどうかが広研にも分からないという状態だったので、例年と違いすぎてどうなるんだろうという気持ちでいっぱいでしたね。
結局、ミスコンはオンラインで開催することが決まりました。オンラインで出来るだけまだいいのかなと思います。でも、ファンの方と直接関わる機会が一切ないので、顔を見てお礼が言えないのが残念だなと思います。全部画面上というか、オンラインで完結せざるを得ないし、できたとしても動画の投稿しかできないから、どうしても一方的なものになってしまうんです。例年だったらイベントで直接お会いできたりするのに、それができないのが一番悲しいですね。
それにも関わらず応援してくださってるファンの方には本当に感謝しています!
応援が支えになっているんですね。
今までこんなたくさんの人に応援された経験なんてないので、本当に嬉しいですね。嬉しいけど、不思議です(笑)直接お会いしたわけじゃないのに「応援してます!」って言っていただけると、「なんで?優しい!」って思うんですよ。私のこと知らないのに応援してもらっていいのかな?って思ってしまいます(笑)
実は嬉しすぎて、そういう文章の一つひとつをスクリーンショットして保管しているんです。しんどくなったなとか、投稿疲れちゃったなとか、レポート大変だなってときに見返すととても温かい気持ちになって、頑張ろうって思えますね。
ファンの方からもらって一番嬉しかった言葉はなんですか?
今まで自分に自信がなかったという高校生の女の子が、私の投稿を見て髪型を真似したら周りの子に「似合う!」って褒めてもらったらしくて。その子がそれを「ありさちゃんがきっかけでこんなに変われました!」とDMで報告してきてくれて、本当に感動しました。「私で?」って。
自分からアクションを起こして変われるのって本当にすごいことだし、私を見て行動してくれるって、「こんなに嬉しいことある?」って思いましたね。
それはすごいですね!他の候補者との関係性はどうですか?
ライバルっていう意識が6人ともないんですよ(笑)みんな良い子で明るいし、一人ひとりキャラが違うからこそまとまりがいいんです。フィットするというか。
出る前は、「やっぱりコンテストって勝敗が決まるものだし、バチバチしちゃうのかな?」って心配していたんです。でも、本当に全くそういうのが無くて嬉しいです。みんなの好きなところをいくつでも言えます!(笑)
青学のミスコンは注目度が高いゆえに、ありもしないことをSNSに書かれたりもするんです。私は見ないようにしているんですけど、自分で検索して悲しい気持ちになっちゃう子も中にはいるので、気にかけるようにしていますね。事実無根なことだし、それに落ち込んでいたら勿体ないなって思うんです。
だからこそ、相談出来るような仲になれて本当に良かったなって思いますし、この6人を出会わせてくれた広研に本当に感謝しています!
良い関係性ですね。本選に向けて意気込みをお願いします。
写真だとクールに見られがちなんですけど、真逆で本当に明るい性格なので配信とかを通じて皆さんに元気をお届けできたらなと思います!
本当にファンの方、応援してくださる方に感謝をしているので、応援に応えられるように最後まで頑張ります。これからも応援よろしくお願いします!
“みんなで頑張る”のが大好きなんです!
ミスコン以外にはどんな活動をしていますか?
チアダンスサークルに入っています。
文化祭でのステージがメインなんですけど、他にも色々なイベントに出て踊ったり、部活動の応援をしに行ったりもします。ディズニーの近くにあるイクスピアリという商業施設で踊ったこともあります!
どうしてチアダンスサークルに入ったんですか?
中学高校時代はハープアンサンブル部っていうみんなでハープを奏でる文化部だったので、何か運動がしたいなって思ったんです。もともとバレエをやっていたのでそれを活かせるスポーツがしたいなって思って、チアダンスサークルに入りました。
サークルでの一番の思い出はなんですか?
やっぱり青山祭ですね。夕方から夜にかけてライトアップされる屋外のステージで、3学年全員で踊るのは本当に思い出に残ります。3年生はそのステージが最後になるので、それを考えると「3年生に最高の舞台を届けたい。」という気持ちになって、終わったあとはもう号泣です(笑)
文化祭に向けて深夜練が何回もあるんですけど、そういうのも含めて今までの学生生活一番の思い出ですね。自分たちで曲から振り付けまで全部決めるからこそ、終わったあとの達成感が本当にすごいんです。
有里紗さんは今年引退ですよね?
そうです!3月、4月から文化祭に向けてオンラインで会議をしながら振り付けを決めていたんです。
でも、文化祭が中止になってしまったので今はどうしようってみんなで考えている段階ですね。せっかく振りを作ったし、私たち3年生は引退なのでどこかでお披露目する機会があればいいなと考えています。
例年、文化祭の次の日は3年生はドレス、1、2年生はシックな服装で引退式もするんですけど、それも出来ないのかなと思うととても悲しいですね。
チアダンスサークルでの活動とミスコン活動の共通点はありますか?
私は仲間意識がすごいあるので、みんなと頑張るのが楽しいところですね。
チアでは深夜練がすごく大変だけど、やっぱりメンバーが大好きなので楽しい気持ちが勝って頑張れるし、ミスコンも5人のことが大好きで、みんなが頑張っているから私も頑張ろうって思えるんです。それが楽しいなって思います。
私も含めみんな、ミスコンに出ている限りはグランプリを獲りたいのが当たり前だと思うし、応援してくださる方がいる限りそういう心持ちでいるのがもちろん正しいと思うんですけど、本当に6人みんなで頑張ろうっていうのは私にとって譲れないことなんです!