美学生インタビューInterview
発売されたDVDはランキング1位に!でも、これが最初で最後?!
グラビアモデルをやっているそうですね?
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フリーのグラビアモデルとしてSNSを中心に活動してます。去年の春にはDVDにも出演して、Amazonでランキング1位になりました。
そもそもグラビアを始めたきっかけは?
一昨年くらいに先輩と海に行った写真をSNSに載せてたら、DMで声がかかったんですよ。もともと写真を撮られること自体は嫌いではなかったのでやってみようかなと思いました。
抵抗感はありませんか?
特にないですね。嫌なことは嫌ってちゃんと言えるようなカメラマンさんを選んでるので、例えば「手ブラして?」って言われたら「それはできません。」ってはっきり言います。撮る角度やポーズもカメラマンさんと話し合うので問題ありません。
それに、SNSで発信を続けていると女性の方からメッセージをもらうこともあるんです。「柚月ちゃんみたいに堂々とできるの尊敬する!」「私も胸が大きくて悩んでたけど、そのコンプレックスが馬鹿らしくなってきた!」って。そういう人たちのためにも撮られること・表現すること続けていきたいなって思いますね。
柚月さん自身、胸が大きいことにコンプレックスを感じたことはありますか?
んーそんなに感じたことはないかな。小学校の時はアメリカに住んでたし、高校も国際高校だったから夏になるとタンクトップを着るのが当たり前のような環境で。
日本だったらそんな露出が多い格好をしてたら「胸、強調しすぎ。」なんて言われるけど海外ではそんなことないし、ジロジロ見られるようなこともなかったです。
あと、高校の友達にIカップの子がいたので「私なんてちっちゃ!上には上がいるなぁ」って思ってました(笑)
去年の春にDVDが発売されたとのことですが、これはどういう経緯で?
これもインスタグラムのDMでお誘いいただきました。出演料ももらえるし無料でバリへロケに行けるって聞いてラッキー!って思って(笑)
でも、出版社に「やります。」ってお返事をしたあとに両親にそのことを話したら、めちゃくちゃ反対されましたね……。
どんな風に言われたんですか?
お母さんは「グラビアとか言って、薬飲まされてAV撮られるんじゃないの〜」って泣いてました(笑)お父さんは「予め相談してほしかった。」って。
勝手に決めてしまったのは確かに良くなかったなって思います。でも、もう成人してたし、「自分の人生だし自分で責任持つから挑戦させてほしい。」「この身体を生んでくれて、今日まで育ててくれてありがとう。」って伝えて最終的には納得してもらいました。
バリでのロケの感想を聞かせてください。
実は私、今まで一度もグラビアのDVDを見たことがなくて予習もせずにロケに臨んだんです。だから、ただ動きまわるだけの動画なのかな〜ってイメージしてたんですけど、結構色々とセリフを言わなきゃいけないんですよね。
関西弁で「こっちきーひん?♡」とか「見たい?♡」とか(笑)普段そんな男の人が喜ぶようなセリフとか言うタイプじゃないから、頑張って言おうとするんですけどたどたどしくて……。
名前や生年月日、血液型やスリーサイズも実際と違うものを言うので、「あれ?何やったっけ?」ってど忘れしたり(笑)演技は向いてないなって思いました。
でも、Amazonでランキング1位になったんですよね?
偶然、日本テレビの『笑ってコラえて!』の街角インタビューで取材されて、そこでDVDの宣伝をしたんです。そのおかげでめっちゃ売れました!
でも正直、DVDはこれ1回きりかなって思います(笑)やっぱり動画より写真を撮られる方がいいですね。
バイリンガルを生かして動物愛護情報の発信も
将来は芸能関係の道に?
いいえ、普通に就職します。今狙ってるのは外資系で、今年の冬に「ボストンキャリアフォーラム」っていう日英バイリンガル向けの世界最大級の就職イベントに参加したいなと考えているところです。
グラビアは副業としてやっていきたいですね。あと、インフルエンサーとして動物愛護について発信したりしてるんですけど、そういう活動も続けていきたいなと思ってます。
動物愛護に興味があるんですね。
昔から動物が好きで、今家で猫を飼ってるんですけどそれも殺処分の当日に引き取ったものなんです。
2年くらい前から動物愛護活動に興味を持ち始めて、今は「Karmagawa」っていう海外のチャリティー団体の公認インフルエンサーとしてインスタグラムで宣伝やシェアをしています。
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ここのブランドの服を買うと売上の80%が虐待を受けてる動物の保護や治療の費用として寄付されるんですよ。菜々緒さんなど芸能人の方もこのブランドの服を着てるみたいです。
例えば最近だと、オーストラリアの山火事で被害に遭ったコアラの保護のためのチャリティーで「SAVE AUSTRALIA!!(オーストラリアを救え!)」っていうTシャツなどが販売されました。
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バイリンガルを生かして、これからも情報発信を続けていきたいですね。
自分を強く持って生きて
ボディだけでなく内面もエクセレントで尊敬します!この記事の読者に対して何か伝えたいことはありますか?
女性の方に対して2つ言いたいことがあって、まず「女性は強くあるべき」ということ。
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昨年、ハワイへ留学に行ってたんですけど、その時にセクハラ被害を受けたんです。
海でサーフィンをしてたら現地のサーファーの人が「教えてあげるよ!」って声をかけてきて仲良くなって。その人が持ってたGoProで、水着を着てボードに乗ってる自分の姿を撮影したんです。
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そしたら勝手に胸の部分をクローズアップされた写真をSNSにアップされて……。「データを渡してください!」ってお願いしたんですけどくれなくて、「明日来てくれたらあげる。」って言われたんです。
それはひどいですね!そのあとどうしたんですか?
会いに行って、携帯を出させて、「消して!消さないと訴えるぞ!」って強く言いました。男友達にも付いてきてもらったんですけど、自分の口で言わなかったら女は弱いなって舐められてしまうから、全部自分で言いました。
日本人の女の子って本当に舐められやすいので、年齢・立場関係なく嫌なことは嫌ってはっきり言うべきだと思います。誰かに守ってもらえると思わずに自分が強くあること。これはグラビアをやってても感じることです。
大事なことですね。あともう一つは何ですか?
自分に自信を持ってほしい、ってことを伝えたいです。
日本だとお尻が小さくて脚腰が細い女性が良いって思われがちだけど、色々な見た目・体型があっていいと思うんです。
日本の男性ってすぐに「太った?」とか言うじゃないですか。アメリカだと太ってる女性がモデルをすることもあるし、そんな発言をしたらグーで殴られます(笑)
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私自身、自分の体型にコンプレックスを感じていたけれど、留学先でお尻が大きくても自信を持って生きている素敵な女性の方にたくさん出逢って考え方が変わりました。
人それぞれの良さがあるし、誰かと比較しなくていい。自分を強く持って自分らしく生きてほしいです。