美学生インタビューInterview
リボン
早稲田大学の土井菜摘ちゃんが大学生活の最後に美学生図鑑へ再登場!
2年生からアナウンサーを目指して就活を始め、3年の秋からはAbemaTVで学生キャスターとして活動。
しかし、最終的に選んだのは“別の業界”でした。2年前の写真の再現と合わせてインタビューをご覧ください!
「挑戦」の連続で充実した大学生活
美学生図鑑には3回目の登場ですね!
1回目がすごく懐かしい!
私の大学生活では美学生図鑑の存在がとても大きいんです。去年は『海辺の美女特集』にも呼んでいただいたし、アナウンサー試験のES用に写真が必要だった時には美学生図鑑のカメラマンさんに撮っていただいたり、そういった面でもお世話になりました。
私が掲載されたことを母も喜んでくれていて、同じ記事を何回も読んでいるみたいです(笑)しかも、会社の内定者の同期に、美学生図鑑を読んで私のことを知っている人がいたんですよ!ビックリしたけど、嬉しいなと思いました。
そんな土井さんもいよいよ卒業ですね。4年間を振り返ってみてどんな学生生活でしたか?
「挑戦」の連続でした。大学で新しいことを始めたくて、ずっとやってみたかったテニスサークルに入って頑張りました。
2年生の途中からは刺激が足りない、もっと他のこともやってみようと思ってアナウンサーを目指して就活を始めたんです。アナウンススクールに通って、オーディションを受けて、3年生の秋からAbemaTVで学生キャスターとしてニュースを読んでいました。
AbemaTVでの活動は振り返ってみてどうですか?
親孝行が一つできたなと思います。広島の実家の両親とはなかなか会えないんですけど、私が週に1回くらい番組でニュースを読むことをすごく喜んでくれたし、そういう意味で両親に一つでも成長した姿を見せることができて良かったなと感じています。
あと昨年、千葉に住んでいる知り合いが台風19号の被害で停電してテレビも使えなかった時に、私が出演していたAbemaTVを情報源にしてくれていたんです。自分のやっていることが誰かの役に立てたことを実感できて嬉しかったですね。
大学生活のどんなところが楽しかったですか?
出会う人の幅が広がったところです。高校までは広島の田舎に居たので、限られたコミュニティの中で生活していました。でも、東京に出てきて様々なバックグラウンドを持っている人や考え方の違う人、国籍の異なる人と交流できたのが楽しかったです。
出会った中で特に印象に残っている人はいますか?
朝日新聞の就活アドバイザーの方ですね。アナウンサー就活も含め、就活全般でその方にお世話になりました。
初対面の時に「あなた痩せなさい。痩せたらアナウンサーになれるかもよ!」と言われたので、そこから頑張って1か月で4キロ痩せたんです!その後、「痩せました!」と言ってまた会いに行ったら、すごくビックリしてくれて。それを機にその方には就活だけでなく学生生活のことであったり、人生の先輩として色々なことに相談に乗ってもらいました。
最終的に、アナウンサーと一般企業、両方の内定を貰ってどちらに進むか悩んでいた時も、たくさん話を聞いてくださってアドバイスをいただいたんです。
私が本当になりたいものって?
そもそも、アナウンサーを目指したのはどうしてだったんですか?
高校時代に野球部のマネージャーをしていたんですけど、部員が頑張っているのを見て私も頑張りたいと思うことが多かったんです。だから、テレビとか新聞とか雑誌とか、人の頑張りを伝えられる媒体で仕事ができたらいいなっていうのは前から漠然と思っていました。
それで2年生の終わり頃、就活のことをそろそろちゃんと考えなきゃと思った時に、アナウンサーになれたらなんかカッコいいなと思ってアナウンサーを目指し始めました。
アナウンサー就活で大変だったことはなんですか?
選考に参加する中で、自分が結局、何になりたいのか分からなくなってしまったことです。
面接を受ける学生たちの中には子どもの頃からずっとアナウンサーに憧れて目指しているような人が多くて。でも、私はただカッコいいなという理由で目指していたので、「○○だからアナウンサーになりたいんです!」と自信を持って面接で言うことがなかなか出来なかったんです。
色々と考えた結果、「アナウンサーになって社会の問題やニーズを世の中に伝えていくことも大切だけど、私はもっとそれを解決するところまで関わりたい」という気持ちが大きくなっていきました。そして、最終的にある商社に惹かれ、そこを目指すことにしたんです。
どうしてその会社に惹かれたんですか?
そこの会社で働く人たちの人柄です。 OBOG訪問をした際、「面接は普段考えてることを素直な言葉で伝えてくれればそれでいいんだよ。」と皆さんが言ってくださって、必要以上に良く見せようとしなくてもいいんだと思えるようになりました。
私はそれまで、就活って人より優れていることとか、輝かしい功績とかを綺麗な言葉でアピールする場だと思っていたんです。だから、その言葉で私の中の就活に対する価値観が変わって、その会社の面接以外でもありのままの自分を表現できるようになりました。本当に感謝しています。
あと、私がOBOGの方に5年後10年後どうなりたいかという質問をさせていただいた時に、「今やってるビジネスをこういう風にしたい。」とか、「こういう役職について頑張りたい。」とかすごく具体的に目標を答えてくださったのも印象に残っています。
どんな社会人を目指したいですか?
仕事の面では、こういうことをやりたい!と考えたときに一般職、総合職に関係なく素直に周りにそれを伝えて仲間を増やして実行できるようにしたいです!
それと、OBOG訪問の時に私のことを思いやって親身に話をしてくださる方がたくさんいました。私もいずれ後輩ができたときに、面倒見よく、相談に乗ってあげられるような先輩になりたいです!