美学生インタビューInterview
内定を辞退!捨てきれなかったウエディングドレスへの憧れ
七原さん、美学生図鑑への登場は何回目でしたっけ?
1回生の時に初めて撮影してもらって、2回生の時には『ふりそで美女特集』、3回生の夏に『海辺の美女特集』、秋には『ミスキャンパス同志社特集』で載せてもらって……今回で5回目ですね(笑)
すごい!美学生図鑑史上最多記録かも知れません(笑)そんな七原さんももうすぐ大学卒業ですね。春からはどんな業界で働く予定ですか?
実は、内定を辞退したのでまだしばらくは就職しないんです。
なんと……!詳しくお話を聞かせてください!
以前のインタビューでも話したことがあるんですけど、私の父がウエディングドレスのデザイナーをやってるんですね。その影響もあって私自身もブライダル業界への就職を目指していて、去年の5月頃にとあるブライダル会社からプランナー職で内定をいただいたんです。
本当にやりたかったのはプランナーじゃなくてウエディングドレスの製作の方だったんですけど、業界を知るという意味で一旦はプランナー職に就くのもアリかなと思って。
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でも、内定者研修を重ねるうちに「やっぱりドレスに深く携わりたい」「製作の方に携わりたい」という気持ちがだんだんと強くなっていったんですよね。
それで、10月頃に勇気を出して内定先の会社の人事の方に自分の正直な気持ちを伝えてみたんです。そしたら、「違う道の方が良いのでは?」って私のことを想って提案してくださったので、正式に内定を辞退することになりました。
そんなことがあったんですね。
プランナーも素敵な仕事だなとは思うし、辞退するかめっちゃ迷いました。でも、やっぱり私はウエディングドレスが好きで、どうしてもその製作過程に携わる仕事がしたかったんです。
ウエディングドレスを作りたいという夢はいつ頃から抱いていたんですか?
小さい頃からです。小学4年生の時に親戚の結婚式があって、私はバージンロードを歩く新婦さんのドレスの裾を持つ役目だったんですけど、その時に父が新婦さんが着てるのと同じようなドレスを作って私に着せてくれたことがあって。
まだ小さかったけど、その時のウキウキわくわくした感覚を今でも忘れられないんです。「ウエディングドレスにはパワーがある」っていうことをその時に感じて、それからずっと父の職業に憧れていました。
結局、大学卒業後はどうするんですか?
ウエディングドレスのデザイナーを目指して、服飾を一から学びます!
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母が服飾関係の学校で働いてるので、そのツテで教えてくれる方が見つかったんです。1、2年間は専門的な知識の習得に励みつつ、以前から働いてるブライダルサロンでのアルバイトを続ける予定です。いずれは父の会社で働くのが目標です!
そのことはお父さんに伝えましたか?
はい。でも、父は厳しくて「数年学んでいようが、俺は雇いたいと思った人しか雇わない。お前次第だ。」って。
だけど、夢を持つきっかけを与えてくれたのは父だし、やっぱり父の下で働きたい気持ちが強いですね。
今の時代、夢の叶え方って色々あると思うんです
将来、どんなウエディングドレスを作りたいですか?
父は衣装屋さんに売るドレスを作るデザイナーなんですけど、私はお客さんと直接関われる形が理想だなと思っていて。なので、ゆくゆくは自分のブランドを持ってインターネットショップなどで販売したいなと考えています。
最近はインスタグラマーとかがファッションブランドを立ち上げたりすることも増えてきてるじゃないですか?そういう時代だからこそ、素材とか色彩とかパターン(服を作るための型紙)の引き方とかちゃんと理解して、本当に良い物を作ってお客さんに喜んでもらいたいです。
七原さんは今、インスタグラムのフォロワーが約1.5万人いますよね。これはブランドを立ち上げるときに強みになるんじゃないですか?
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有り難いことに、ミスキャンパス同志社2018に出場してた時に1.2万人くらいの方からフォローいただきました。でも、最近は以前と比べて更新頻度が減ったので、あれから3000人くらいしか増えてないんですよ(笑)
このアカウントを今後どうしようかっていうのは結構考えていて。ミスキャンの先輩方の中には大学卒業のタイミングでアカウントを消したり、更新を止める人も多いんです。でも、いずれ自分のブランドを持ってインターネット上で販売していきたいなら、ゼロから始めるよりも今のアカウントを生かした方がいいかなって思ってます。
とはいえ、1.5万人じゃまだまだだし、もっと影響力をつけていきたいですね。
せっかく美人さんなんだから、もっと自分自身を露出していけばフォロワーも増えると思いますよ!
写真を撮られること自体は好きだし、中学生くらいからモデルのお仕事とかにも多少の憧れはあったんです。
ただ、私、自信がないんですよね。「自分なんて……」って気持ちが昔から根底にあって。胸を張って「私はモデルをやっていく!」って言える容姿かといったらそうじゃないし、年齢やコンプレックスもあって「モデルをやりたい」という気持ちには蓋をしてしまいました。
でも、今の時代、良い意味で一般人と芸能人の境界線が曖昧になってきてると思うんですよ。“この道だ”って決めつけなくても夢の叶え方って色々あるんじゃないかって思っていて。私の場合、いつか自分のブランドができたとき、自分自身がそのドレスのモデルをやってみる。そういう形もアリだと思うんです。
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デザイナーとモデル、どちらでも輝けるような人になることが大きな目標です。これからも七原月乃を温かく見守っていてもらえたら嬉しいです!