美学生インタビューInterview
リボン
関西学院大学の一坪花音ちゃんが大学生活最後に美学生図鑑に再登場!
神戸ウエディングクイーンやセント・フォース関西での経験を経て、春から念願のアナウンサーに!3年前の写真の再現と合わせてインタビューをご覧ください!
アナウンサーはアンカーのような存在!“憧れ”から“目指したい職業”へ
今回の特集では初回登場時(2022年)の写真を再現してもらいました。当時と今を比べて何か変化は感じますか?


外見はあまり変わっていないと思うんですけど、精神面では大きく成長したと感じます。アナウンサー就活や社会福祉士の資格取得など、色々な壁にぶつかりながら過ごした3年間でした。
2022年のインタビューの際は、目指したい職業についてはまだ決まっていないと話していましたよね。
当時は神戸ウエディングクイーンとして活動していましたが、将来についてはまだ明確ではありませんでした。アナウンサーという職業に憧れはあったものの、自分になんか無理だと思っていたんです。
でも、美学生図鑑への掲載をきっかけにセント・フォース関西(事務所)に所属し、ラジオやテレビに出演する中でアナウンサーという職業がどんどん身近な存在になり、現実的な夢へと変化していきました。

テレビ東京系列『知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜』の学生リポーターを務めた時
アナウンサーはリレーでいうアンカーのような存在なんですよね。一つの番組を作るためにたくさんのスタッフさんが関わっていて、その思いの詰まったバトンを受け取り、視聴者に届けるのがアナウンサーの役目です。実際に番組に携わったことで改めて「アナウンサーって素敵な仕事だな」と感じ、目指したい気持ちが強くなりました。
連日の面接も家族の支えで乗り越えられました
卒業後の進路を教えてください。


地元・岡山県のテレビ局から内定を頂き、春からアナウンサーとして働きます!親戚一同、「テレビを買い替える!」と言って喜んでくれています(笑)
地元でアナウンサーになるんですね。おめでとうございます!就活で苦労したことはありますか?
複数のテレビ局の面接日程が重なった時期は、本当に大変でした。
キー局、準キー局、地方局と何十社も受ける中で、だんだんと自分のアピールポイントがわかるようになってきて、最後の方になるとESを出せばほとんど最終面接まで進むようになったんです。ただ、嬉しい反面、面接が連日続くこともあって……。愛媛から広島に行ったり、広島から島根に行ったり、その時は父が夜中に車を走らせて次の場所へ連れて行ってくれました。
就活に関しては本当に家族一丸になって取り組んだなと感じています。エントリー用の動画もわざわざ岡山から来て撮ってくれたんですよ。ジェットコースターのように感情がアップダウンする日々でしたが、両親も同じように落ち込んだり喜んだりしてくれて、それが心の支えになりました。一人じゃ乗り越えられなかったなと思うので心から感謝しています。
目指したいアナウンサー像はありますか?
「この人がいると元気をもらえる」と視聴者の方に感じてもらえるようなアナウンサーになりたいです。
私は人を笑顔にすることが好きなんですよね。神戸ウエディングクイーンの活動や、オリンピックの聖火ランナー、西日本豪雨の被災地でのボランティア活動など、私が大学時代に取り組んできたことはすべて「誰かを笑顔にしたい」という思いが共通していました。これからも周りを明るくできる存在でありたいです。
また、視聴者の方と距離の近いアナウンサーになりたいので、「一坪アナウンサー」ではなく、「つぼちゃん」と親しみを持って呼んでもらえるようになったら嬉しいです(笑)
社会福祉士の資格を持ったアナウンサーとして
社会福祉士の資格を取得したと伺いました。
はい。先月、試験があって無事合格しました!ここ数か月は毎日学校に通い、図書館で一日12時間くらい勉強していましたね。アナウンサー内定と社会福祉士の資格取得の両方を達成することが目標だったので、人生で一番勉強を頑張りました。

海辺の美女特集2023のインタビューでも資格の勉強について話してくれました
「社会福祉士」とはどのような仕事なんでしょう?
日常生活に困難を抱えている人たちを、社会保障などの仕組みと繋ぎ合わせることで支援する職業です。児童福祉や高齢者福祉、医療福祉、障害者支援、生活保護など分野は多岐にわたります。活躍する場所でいうと、市役所や病院、障害者施設、児童養護施設などですね。
社会福祉士の資格をアナウンサーという仕事にどのように活かしていきたいですか?
自分の目に見えないところで困っている人って、世の中にたくさんいると思うんです。例えば、ヤングケアラーの問題もまだまだ認知度が低く、支援に繋がっていないケースも多いです。
テレビメディアの発信力や影響力を上手く活用して、まずは「こういう人たちがいるんですよ」ということを視聴者の皆さんに知ってもらうことから始めたいと考えています。
頑張ってください!では最後に、アナウンサーを目指す学生たちへメッセージをお願いします。


自分自身としっかり向き合い、「なぜ、アナウンサーになりたいのか」、その理由や軸となるものを追求してほしいです。そこが明確になっていると、意外と精神的に辛さを感じることなく就活を乗り越えられると思います。
また、大学生活では自分が好きなことや興味のあることにどんどん取り組んでほしいです。経験したことをすべて活かせるのがアナウンサー就活だと思います。私の場合、神戸ウエディングクイーンに挑戦したことで道が開け、人生も大きく変わりました。勇気を持って一歩踏み出すことを大切にしてほしいです。