美学生インタビューInterview
ミュージカルが大好き!髪をバッサリ切って男役に
趣味は何ですか?
ミュージカル鑑賞です!中学と高校(一貫校)ではミュージカル部に所属していました。
ミュージカルを好きになったきっかけは?
初めはそこまで興味がありませんでした。とにかくゆるい部活に入りたくて色々と見学していたら、当時のミュージカル部がすごくゆるかったので「ここにしよう!」って思って入ったんです(笑)ですが、私の同期がダンスやミュージカルの経験者ばかりでとても優秀で。ストイックに練習に励む姿を見ているうちに私もモチベーションが上がって、家に帰ってミュージカルの動画を見たり自主練をしたり、尊敬する同期たちに負けないように頑張ろうと思うようになりました。その頃からミュージカル部の部員も増えていき、入った当初は30人だった部員も私が卒業する頃には100人にまで増え、学校を代表する部活のうちの一つになったと思います。
ミュージカル部ではどんな役を演じていましたか?
中学時代は女役でしたが、高1の時に男役をすると決まって男役の友達と3人でロングだった髪をばっさり切ってショートにしました。そこからは男役の世界にどっぷりハマりましたね!男役をしていると普段の生活が少し変わりました。
どんな風に変わったんですか?
男の人に間違われるようになりました。私服でも一切スカートを履かなくなったりメンズの服を買うことが多くなったからか、トイレに入ると二度見されるようになりましたね。通りがかりのおじさんに「あんた、お兄ちゃんか?お姉ちゃんか?」と尋ねられたこともあります(笑)
今もミュージカル活動は続けていますか?
ミュージカル部の先輩たちと「Toy chest company」という劇団を作って大学1回生の夏まで活動していました。稽古が忙しくなったのと「ミュージカル以外に何か新しくやりたいことを探してみたい」という気持ちが高まったので今は活動していませんが、また機会があればやりたいですね!
詩吟で全国2位!?
松葉さんは小さい頃から「詩吟」をやっているそうですね?
はい。おじいちゃん(父方の祖父)が詩吟の流派を作った宗師で、私の家族は詩吟一家なんです。私も物心ついたときから詩吟に取り組んできました。詩吟の全国大会である「全国詩吟コンクール 決勝大会」で、昨年は2位をいただいました。お父さんの家系は代々、大会で全国優勝しているので私ももっと頑張らないとなと思っています。
詩吟の大会ではどのようなことを審査されるんですか?
2分間の制限時間が設けられ、タイムオーバーしないように伴奏に合わせて歌います。音程を細かくチェックされ、少しでも音を外すと減点されてしまいます。他にも言葉選びや節の入れ方、アクセントなどが審査基準になっていますね。
今後の詩吟活動の目標はありますか?
私は、詩吟は漢詩を“歌う”というよりは“読む”ものだと思っていて、感情を込めて詩を伝えるように心がけています。それが聞いている人に伝わったときはすごく気持ち良いんです。漢詩は昔のものなので、現代人には歌詞なんてよく分からないと思います。なので、詩の細かい部分ではなく雰囲気を伝えることができたら私はそれで良いと思っていて、「なんだか心を揺さぶられた!」と思ってもらえるような詩吟が出来るようになりたいですね。
ヘアデザインコンテストにモデルとして挑戦
他に学外で取り組んでいることはありますか?
サロンモデルをやっています。高校3年の冬くらいに道を歩いていたら声掛けられたのがきっかけでした。大学入学当初はヘアデザインコンテストにエントリーするための写真の撮影をしていたので2週間に1回くらいは髪色を変えていて、「会う度に髪色が変わってるね」と友達に言われていましたね(笑)
そのコンテストについて詳しく教えてください。
「ウエラトレンドビジョンアワード」という世界最大級のヘアデザインコンテストです。一次審査は写真エントリーなので、そのための写真を撮っていました。そして、応募した写真が予選を通過して関西のエリアファイナルまで進み、コンテストではその場で髪を切ってランウェイを歩きました。こんな経験は初めてだったのでとても貴重でしたし、すごく気持ち良かったです!エリアファイナルの結果は残念でしたが、私がいつもお世話になっている美容師さんが「役に立った」と言ってくれたので少し恩返しが出来たようで嬉しかったですね。
今年も応募してエリアファイナルまで進みました!今年は何かしら結果を残せるように頑張ります!